りブロ

-りずのブログ、略してりブロ。-
旧記事:映画「呪術廻戦0」感想

毎度のことながら、公開からもう二か月経とうとしてる頃ですが無事に見てきました。
いや、公開初日とかだと劇場混んでるし…このご時世だから空いたころの方が安全かと。
ほんとはただ単に行く機会がなかっただけなんだけどね。用事があって外出ってここ二か月で三回くらいでしたもん。
そんなたまーのお出かけなので、今回はちょっとリッチに鑑賞してきました。ジンジャーエールとポップコーンとホットドッグ頼んじゃったし、パンフも久々に買ったし。
詳しい萌えはパンフ読んだ後でじっくり語るとして、とりあえず見た感想を。
とりあえず原作は既読済みです。0巻を。
ただし初めて乙骨君を見たのはジャンプ本誌の渋谷事変の後日談あたりで、センターカラーで初めて見る子がいると思ったら本編たしか初登場時の乙骨くんだったんです。
その後0巻も無事読んだという。
そういうわけで乙骨君というと自分の中では違和感があるので「乙骨先輩」と自分の脳内では呼んでます。
0の時と本編の彼やっぱり違いますね。本編ではすごく先輩の貫禄ある。成長したんだね…
このへんで私の乙骨語りはここでちょっと打ち切って、映画感想です。

・本編開始までしばらく時間あったので本読んでたら、いきなり暗くなって予告が始まったんですが、いきなり悲鳴が聞こえてきてびっくり。ホラーの予告だったけど、いきなりはさすがにびっくりよ。
・やっぱりテレビの小さい画面で見るのと映画館の大画面じゃ迫力が違いますね。音もすごくいい。耳に来る。
・乙骨君に言い寄るいかにもな同級生。腐ったフィルター越しだとさらっとカップリングしちゃいそうで怖い。ロッカーに詰めたくだりちらっと写っててこういう感じなのかとちょっとぞくっ。
・乙骨君のシャツ姿もいいものです。こうしてみると少年漫画だとあまり主人公って感じしないですね。その辺にいそうな子って感じ。
・五条先生が掛け合って転校決定。東京にあんな高校があればかなり目立ちそうですよね。オープニングで乙骨君の身支度が写ってました。寝巻はパジャマ派かと思ってたらちょっと違う、なんか甚平っぽい?あの制服って下にアンダー着こむんですね。乙骨君はアンダーシャツっぽいの着てました。うん、乙骨くんはなんかそんな感じ。
・そして同級生と対面。あれなんか転校生に因縁つける子たちみたいに見える。コミカルな表現増えてました。里香ちゃんのボディーガード感。どんな学校か説明しない五条先生も先生だけど、聞かない乙骨君も乙骨君だよ。生きることに興味がなくなってたから?
・そうこうして真希さんと学校に行って祓うんだけど、映画だと里香ちゃんのアクションがすごく派手ですね。すさまじいという言葉にも納得。乙骨くんのヘタレ感がむしろ愛おしく感じる。周りが腹の据わった人ばっかりだから。こういう反応の方がむしろ常識的なんじゃ?
・それからガンガン鍛えて、鍛えて。周回遅れで走ってるのもすごくらしい。ただ、最初に比べたらかなり良くなってきたんじゃないかな。
・狗巻くんと一緒に任務に行った時もちょっとづつ成長してました。勇気が出たというか、友達との絆ができてきたというか。パンダくんは活躍の場が少なめで残念だった。
・夏油さんはああいう人だったのね。ナチュラルに「猿」って言葉使ってて、過去にあんだけのことがあればなとちょっと同情。初対面から乙骨君の扱いがよかったから私の印象もそこまで悪くないという。家族と写真撮ってたところもなんかお茶目で好き。
・百鬼夜行の始まってからが待ってましたタイム。
アクションも一気に派手になって見てて楽しい。やっぱり私はアクション好きみたいです。動きが細かくて迫力あって…なにより乙里シーン多めでそれが何よりうれしい。里香ちゃん好き。
・ここが一番楽しみだった、乙骨くんの告白。熱烈な純愛ですねぇ…ヘタレ気味の子がこういうすごい告白するギャップの素晴らしさよ。女たらしと言われようが、だって本音だもんね。戦闘中にいちゃついてるように見えるけどそれがいい。
・ラスト、里香ちゃんが乙骨君を呪ったんじゃない、乙骨君が里香ちゃんを呪ったっていう衝撃の事実。そこで僕のせいじゃないかって自分を責める乙骨君に里香ちゃんがありがとうって笑いかけるシーン、最高でした。純愛万歳!
・そのまま曲に乗せてエンディング。映像はなくてスタッフロールだけだけど、じっくり曲を聞いて浸ってられたからこれでいい。この二時間で濃厚な純愛ストーリー見てた気分です。乙里最高。

いやー、ほんとよかった!
正直里香ちゃんの存在感は同級生三人に比べるとちょっと印象薄い感じだったんですが、ラストではちゃんとすごくヒロインって感じでした。
あの別れのシーンなんて切なくて泣けたもの。声優さんの演技があるとやっぱり心に響くというかくるものありますね。
メインは少年漫画らしいストーリーなのに私の中では純愛ラブストーリーにしか見えませんでした。
カップリングの話的には、真→乙っぽい要素も多いし、それに萌える人を否定する気はないんですが、私の中ではやっぱり乙里だなと。
里香ちゃんの方は紛れもなく乙骨くんが初恋で本気で結婚したいと思ってるんだけど、乙骨君の方はあの時点では結婚とかそれ以前に恋愛感情あるのかな?って感じですよ。小学生くらいの男子なんてそんなもんでしょ。
でも恋愛っていう自覚はなくても「好き」っていう気持ちはちゃんとあったんだと思います。ただあの時点では、プレゼントに指輪渡されてもなあって感じで。
亡くなってからの方が里香ちゃんのことを良くも悪くも意識するようになったんじゃないかな。本人にとっては有難迷惑なことされても意識することには変わらないし。
真希さんの「お前守られてるのに何で被害者面なんだよ」っていうセリフは納得しましたよ。
映画版は私が腐ったフィルターを無意識にかけてたらしく、乙骨くん総愛されにしか見えませんでした。みんなの中心で敵のボスでさえ好意的ってそれなんてヒロインだ(笑)
性別関係なく受けかよ!ギャルゲーかよ!と(笑)
そりゃ、里香ちゃんじゃなくても愛しの相手にわらわらよってこられちゃ面白くないわ。真希さんの扱いに関して乙骨君が怒るところはなんか里香ちゃんに同情しちゃいましたもん。ギャルゲー主人公みたいな子だな。
畳む


また今度、パンフ呼んでから総合的な感想とか萌えを描こうと思います。
スクリーンで乙里見られて幸せですv

#お引っ越し記事 #映画感想 #呪術廻戦0
旧記事:映画「愚行録」感想

新春ということで放送されてたのをようやく見ました。
静に集中して見られる環境がなかなか整わず。楽しみにしていたのは本当なんですが。
原作を○○年くらい前に読んで、なんとも言えない読後感だったのをよく覚えてます。
貫井徳郎作品好きなんです。他に「天使の屍」とか「プリズム」とか「空白の叫び」とかも好きで。
あと環さんたちの症候群も好き。殺人症候群はかなりショッキングでしたね…お母さんの最期があんまりにもあんまりで慟哭しましたとも。
この愚行録、登場人物が軒並みろくな奴らじゃないなって思ってたんですが、映像で見ると若干マイルドに感じました。
映像であまり直接的なのはいけなかったのか。あと、私あまり映画見るの上手じゃなくて(この言い方もどうなんだって話なんですが、映像から読み取るより、文章ではっきり書いてくれる方がわかりやすいというか)、細かな違いが感じ取れないのかもしれないけども。
以下ネタバレにつき畳みます。


最初から兄と妹が出てきたのはちょっとだけ驚きました。最初は近所の方の概要からかと思ってたので。あれがないと殺人事件が起こったってことはわかりにくいですしね。
そして話のカギになる兄と妹の関係はどこまではっきりするのかとドキドキしながら見てました。
前半に被害者に近い人のインタビューがあったから最初は「どこが愚行?」という印象になったけども、やっぱり後半でゲスっぷりが出てきました。序盤のイケメン感ある雰囲気が嘘のようだ…(笑)実際こういう人いそうですよね。ここでようやく「愚か」って言葉が出てきました。あの赤ちゃんの父親はやっぱり…。
宮村さんがこの人が殺したんじゃないかって推理、別の人になってました。なにげに原作で唯一犯人に感づいてた人っていうのは結構すごいけどな。
妹のその話はかなり生々しい。ああいう親は何を考えてるのか。お兄ちゃんも妹のことを気にかけてたんだろうけど、子供としては親に食って掛かっても立場が弱いもんなあ。世の中ろくでもない親に罰則ってないしね。
その手のことがあったときも被害者の方が逃げなきゃならなかったり、なぜか被害者の方が責められたりするし。親=正しいっていう前提がもう成り立たないんだから、正当防衛くらい認められてもいいと思う。未成年じゃ賃貸も借りられないんだから。
頑張って大学行っても家柄っていう本人じゃどうしようもできないものが立ちふさがる悲劇ですよ。このへん認めたくないけどリアルだと思います。現実でも有名大学合格者の大半は親の年収が高額っていうのはよく聞く話ですしね。貧しい家に生まれただけでもう不利となると、頑張るのがアホらしくなってきますよ。お金かければ合格できるって説もあるし。…学問ってなんだっけ?
手が這い寄ってくるところのBGMが不気味で生理的に嫌な感じしました。なんともいえない不快感が逆にいい。
映像では犯行シーンないかと思ったんですが普通にあった。正直かなりあっさりだとは思ったけども。
告白のシーンも静かに壊れてる感じがしてぞくっと来たし。ホラーみたいにわかいりやすい怖さじゃなくて、普通の人がプッツンしちゃうとこうなるって感じがして逆にくるものあります。そして知らされる娘の訃報。結局こうなっちゃうのか…やりきれないな。
裕福で良識のある親のところに生まれるのと、貧しくて非常識な親のところに生まれるのじゃ、その時点で大きく差があるもの。犯行は悪いことだけども、それを責めるならまずその不公平を埋めてからにしてほしいわ。子供だって好きで生まれてきたわけじゃないのに。ほんとやりきれない。
その元凶の母親が出てくるのはここだけの展開ですね。
自分の子供二人のことを失敗とか言っちゃうし、今更まともそうなことを言われてもな。前を向いてとか詭弁が過ぎて吐き気がする。要するに、都合の悪いことは忘れたいってことじゃないの。子供のこととか後のことを考えられないなら最初から妊娠するようなことするなよ。
妹の娘は母親にとっては孫にあたるっていうのに無関心だしね。ここでようやく本当の父親のことに触れられ…ここはっきり言ってなかったと思うんですが、原作だとはっきり言っちゃってますよね。さすがに映画じゃまずかったのか。
きっぱり話が終わりって形にならないのがこの話の魅力だと思ってます。後引くほろ苦い結末とか好きなもので。
タイトルの愚行って言葉だけども、個人的には兄妹の母親が一番だと思いますよ。彼女があんな人でなければよかったのに。子供は親を選べないんだし。
畳む


普通にすっきりしないし、幸せにもならない、なんともモヤモヤした後味を残す作品なんですが、その後味が好きなのでやっぱり見ていて楽しい…とは違うけども満足でした。
あれです、のどに魚の小骨が引っかかる的な。そういう何とも言えない心地になるのについつい引き込まれてしまう作品でした。

#お引っ越し記事 #映画感想 #愚行録
旧記事:宝塚歌劇「はいからさんが通る」感想

ずーーーっと前に録画しておいたやつをようやく見ました。
見よう見ようとは思ってたんだけどね。まとまった時間が取れず。やっぱり舞台って一気に見たいもの。連続三時間はなかなか取れないもので。
元々はいからさん好きなんです。○○年前にヨコハマ物語とはいからさんがセットになった月刊誌みたいなものがありまして、それでハマった口です。リアルタイム読者の方には及ばないものの、はいからさんがきっかけで大正浪漫にときめくようにもなりました。ああ懐かしい。
主人公の紅緒さんはもちろんのこと、特にお気に入りなのが蘭丸と環。
蘭丸好きっていう人はたぶん少数派なんだろうけど、主要男性キャラ四人の中で一番好みです。
別にショタコンだからってわけじゃなく。いや、たしかにそれも一因ではあるんだけど。けど違うんだ!
ヒロインの弟ポジションで、実は好きっていうのはいろんなところで見かけるけども、蘭丸ちゃんはそれだけでもなく。
どこが一番好きかって言ったら、やっぱり健気で一途なところが好きですね。
メインの男性陣って軍人さんやら銀行の跡取り息子やら、馬賊の頭目やってたりとか伯爵家出身とか、ぶっちゃけ誰もかれも昔ながらの王子様キャラの要素持ってるんですよね。要は金と権力。程度の差はあれど、みんなそういう力があるわけで、腕っぷしも強いわけで。
片や、我らが蘭丸ちゃんは、しょっちゅう女の子に間違えられる本職の女形さんであるってことと、ヒロインの幼馴染っていうアドバンテージがあるだけ。
ケンカも最弱クラスだわ、紅緒さんにしょっちゅうしごかれてるわ、紅緒さんの親友の環に褒められる時も「いい子ね」といわれるし。いい「子」ですからね。はなっから候補にも入ってないわけですよ。なんか泣けてきますね…
しかしそんなハンデというか、持ってないものが多いながらもずっと好きだった紅緒さんのためならと、突発的な駆け落ちにも付き合っちゃうし(蘭丸の方は本気)、女装してかわいいメイドに化けて伯爵家に侵入もしちゃうし、仕事のつてを使って紅緒さんの恋の手助けしたりと、ほんといい子。
自分の好きな相手と他の相手の恋路の手伝いをしてくれちゃうんですよ。まだ好きなのに。これを健気といわずなんというんでしょ。ほんと蘭丸ちゃんいい子。
ただ手助けするだけでもなく、暴力沙汰に巻き込まれた時にはさすがに自分のよわよわな腕っぷしにコンプレックス持ったり、ライバルにはっきりモノ申したりと、弟キャラのよさが詰まってるんですよ。ほんと蘭丸ちゃんカワイイ。
他の三人だけじゃなくて、蘭丸ちゃんもモテモテですしね。主に下着のきれっぱし狙ってるような過激派も多いけど(笑)

……って、私は何蘭丸ちゃん語ってるんだ。
宝塚の歌劇の方の感想のはずだったのに。まあ、要約すると「蘭丸ちゃんはかわいくていい子」ってことなんですけどね。
その蘭丸ちゃん。
こちらだと扱いひどくありませんかね…
時間に限りがあるし、数時間でまとめるにはいろいろと端折らなきゃいけないっていうのはわかるし、実際それでも大変良かったです。
役者さんの演技もはいからさんの世界観らしくコミカルだったし、真剣な時はじっと見てしまったし、引き込まれました。衣装もすごく本物感ありましたし、演出も合ってました。
私、個人的に2,5次元と相性の悪い人だと思ってるんですよ。どうしてもこれじゃないって感じてしまいやすくて。
でもこのはいからさんは再現度高いなぁって、そればっかり思ってました。原作から紅緒さんや少尉が飛び出してきたって感じで。特に蘭丸ちゃんは宝塚とかなり相性のいいキャラだと思うんですよね。それだけに女性が演じている美少年が女装するっていうややこしい状況になるんだけど(笑)。
メインが紅緒さんと少尉の物語だから、他の男三人の見せ場が削られちゃうのはしょうがない。…しょうがないんだとわかっちゃいるんだけど、どうしても蘭丸ちゃん好きとしては、弱虫な弟分って感じしかないのが残念かな。
弱虫でトラブルメーカーにしか見えないけど、すごく健気でいい子なんだ!
紅緒さんが少尉一筋だから可能性なんてないんだけど、それでも紅緒さんが好きだっていう一途なところがすごくかっこいいんだ!
かわいいけどすごくかっこいいんだ!
欲を言えばそんな頼もしい弟分の魅力も見たかったと思いました。
弟系好みにはたぶんわかっていただけると思うんですよ。
歌劇としては出来としてはすごくよかったです。ミュージカルとかに全然馴染みがなかったけど、なんでもっと早く知らなかったんだと後悔するくらい。要所で挟まれる歌も雰囲気が出てましたしね。

#お引っ越し記事 #劇 #はいからさんが通る
旧記事:映画「カイジファイナルゲーム」感想

数か月も前に録画しておいたんですが、お楽しみは後にって方針なので今ようやく視聴。
全編通してみたけどやっぱり面白かった。個人的に今までの三作の中で一番面白かった!
ギャンブルの内容がパチンコとかは好みじゃないもので。
今回は国の一大事にこっそりかかわるっていう展開でした。スケール大きくなってる感じ。
賄賂の資金を稼ぐっていうのがきっかけです。賄賂のために稼ぐっていうのがまたカイジ感あります。
スーツの眼鏡青年は最初から好印象でした。特に眼鏡もスーツもフェチではないけど、なんか惹かれるものがありました。
…まあ、後で裏切るんですけど。
最後の審判ってかなりえげつない勝負でした。資産を金塊に変えて測るって。エジプトのあれまんまです。
これで致命傷だ!
と思ってた絵画がまったくの無価値だったのには脱力しましたが。なんか悲しくなったな、あのシーン。
そもそもこれはギャンブルなのかと。
案の定ピンチになったカイジですが、本作のギャンブルは秤だけではなく。
ドリームジャンプというバンジージャンプをする羽目になりました。
危険な目に遭うのはもういつものことだから驚きません。感覚がマヒしてますね。
十あるロープのうち、ひとつが当たり。他は全部…おしまいっていうギャンブルです。
しかし完全な運任せではなく、操作盤の方で正解のロープを選べるという仕組みになってます。
そんなゲームに一人で挑むので当然カイジ絶体絶命!
どうなるカイジ!
ギャンブル独特の緊張感がありました。
しかしこれはカイジが勝つことに爽快感があるので、しっかり理論的に勝利しました。
仲間になった眼鏡スーツ君が配線をいじり、今回のお助けポジションの女の子が前回の勝負の外れ券からあたり番号を特定するというチームプレイを発揮。
捨てられてない番号札=あたりってことですしね。
大逆転したお金を全部賭けて大逆転。仲間との絆の勝利。
その後、今回のラストギャンブルじゃんけんでもカイジ一回勝利。
じゃんけんってシンプルだけどよくできた勝負だと痛感します。
最後の会話はギャンブラーらしいことをカイジが言って決着。
こっちの眼鏡スーツは特に好みじゃなかったけど。やっぱりちょっと初々しさのある感じのスーツなら好みらしいとちょっと自覚しました。
勝利のおかげでゲットした報酬をトランクに詰めて、最後に選びます。
大きなトランクの方を選んだカイジ。ようやく笑って見せたスーツ眼鏡くん。たしかにかわいいです。
これでめでたしめでたし。
…なんてね。
カイジ最後の最後でトンビに油揚げかっさらわれちゃいました。
ごちそう食べに行ったところで今回の報酬が空っぽだったと知る羽目に…
やっぱりどう転んでもこうなるのね。ご愁傷さまだ。

#お引っ越し記事 #映画感想 #カイジ
旧記事:映画「翔んで埼玉」感想

ずいぶんと久しぶりに映画を観てきましたv
劇中での埼玉のディスられっぷりが半端なかったです(笑)。
ネタバレです、ご注意ください。

・冒頭で「実在の○○とは関係が~」という予防線。いやいや、これどう見ても実在しますって!
・あらかじめあらすじを調べていったわけではなかったので、こういう作品名のかとびっくり。てっきり作中でなにかツッコミがある感じなのかと思ってました。
・衣装もなんだか耽美です。雰囲気のある学院に男子が転校してきました。がくとさん美声、二階堂さんは普通に女子役かと思ったら男子役でした。ショートヘアなだけで女子にしても通じるんじゃないかな。
・都会の者であることをアピールするために何国語も喋ったり、どこの空気か当てたりと、さすががくとさん。どう見ても王子様です。どう見てもBLでした。ご馳走様です。
・あんだけかっこいいがくとさんが埼玉県人。別にどこ出身でもいいと思うんだけどなぁ。草加せんべい踏めないところでしらこばとの眼がアップになる演出は笑った。つぶらな眼だからね、踏めないよね。
・ロミオとジュリエットな演出です。たまに現代に戻って、「いやBLじゃん」ってツッコミが入るのもいいスパイス。途中でガチにBLありました。実写で見ると刺激が強いです。
・てっきり埼玉の蔑称って「ダサイタマ」だけだと思っていたら、いくつもあってびっくり。みんなそんなに埼玉が嫌いなの(笑)?私は好きですよ、埼玉。住みやすいし、スーパ多いし、図書館もいい感じだし。
というか、あれって「~さい」って入ってる言葉なら何でも当てはまるね。「イカくさいたま」ってもはやなんなの?埼玉ホイホイは…田舎に海があるからかからないだろうな。
・千葉と揉めてるところで、としきさんは強い人扱いなのに小島よしおさんとかの扱いは…千葉と埼玉ってそこまで仲悪くないでしょ。ただのライバルだと思ってた。どうにか和解というか、いい感じになって良かったよかった。私的には神奈川が一番ずるいんじゃないかと思いました。
・最後の歌ははにわさん。埼玉あるあるの歌に頷いたり、ツッコんだり。団地はたしかに多いかもしれない。埼玉限定のキティの被り物はなんなのか謎だったんですが、あれサイだったんですね。

・公開から結構時間が経っていたのに、かなり混んでました。春休みだからなのかどうなのか。純粋に面白いんですが、欲を言えばもっと奥の方で観たかったです。

#お引っ越し記事 #映画感想 #翔んで埼玉
旧記事:映画「デスノート」感想

封切りから一ヶ月が過ぎていたので、やけに空いていましたが、内容は文句なしに面白かったです。
映画だと観客は知ってるから、この人物だ!って指摘できちゃうにはしょうがない。
ネタバレにつき、見たい方のみスクロールでどうぞ。
どうでもいいですが、入れ替わってたフレーバーポップコーンのかつおぶし味とっても美味しくて、二袋食べちゃいました。てへ☆


・冒頭から死神の眼を持った可愛い女の子登場。でもすぐに退場しちゃいました。もったいない。
・メロとニアじゃなくて「竜崎」の名を継ぐんですね。二代目Lと二代目キラの対決です。
・ミサは映画では自殺してなくて、ちゃんと女優になってました。でもね――。
・竜崎もデスノートを持っているという。しかもアーマ(だっけ?)明らかに味方してますよね?これってミサとジェラス、もしくはレムのパターンじゃないの?
・キラ崇拝者がミサに接近。ポテチはちゃんとコンソメ味になってるあたりは原作に忠実だ。暗殺教室でカルマ君役やってた子だから気になってました。かわいいvv
・キラこと月は自分の子供を遺してたとか、とんだ後付けやなぁ。しかし藤原さんイケメンです。
・松田は笑顔で拳銃自殺してました。もちろんキラ崇拝者の彼の仕業です。ご愁傷さま。折り紙が好きなようで、アジトには大量の折り紙がありました。この作品って頭のいい人って大概変人ですよね。
・人間界に存在していいノートは六冊まで。五冊集めたキラ崇拝者はミサと約束の場所で会いますが、ミサは月の写真を見て、彼が生きているはずがないと確信し、今度こそデスノートで死を選びました。その最期のシーンがね、とってもいい演出で!デスノートに「あまねみさ(漢字が出てこない)、時間、夜神月の腕の中で眠る(だっけ?)っていう自殺です。こっちまで切なくなってきましたよ。
・そしていよいよ今回のメインキャラ野郎三人衆そろい踏みです。Lとキラ崇拝者と、デスノートマニア。キラ崇拝者はキラの子供を殺して、自分がキラの後継者になるつもりでした。ですが、事実は、キラの子供はすでに精神が…ちょっとね、狂うというか、そんな感じで、結局キラの後継者はデスノートマニアでした。つーか、三人しかその場にいなくて、そのうち二人はどういう立場かハッキリしている以上、消去法ですぐわかるでしょ。映画なんだし。
・竜崎はLの立派な跡継ぎでした(過去形)。兄の仇を討つために捜査本部に潜り込んでいた女性警官に発砲された時に助けてくれたのはアーマでした。…やっぱりジェラス&レムのパターンかよ。砂になっちゃいました。
・最終的にはキラはデスノートマニアの捜査官で、彼は死神の眼を持っていて竜崎の本名をデスノートに記していたため、竜崎は死ぬこと確定。ですが、死神大王の座を巡る争いのために、デスノートはこれからも人間界にもたらされるそうです。よって、デスノートマニアを超法規的措置で竜崎と入れ替えて、生かしておくということになりました。今回は引き分けってとこですかね、キラVSLの戦いは。
・エンディングも安室奈美恵ということで、引きこまれる曲でした。で、曲の最後は月の意味深な言葉でシメ。続きが作れそうなラストでした。

#お引っ越し記事 #映画感想 #デスノート
旧記事:映画「グラスホッパー」感想

山田くん目当てで小雨振る中行ってきました!
最初はちょっとミスキャストかと思っていたら、かなりハマってて嬉しい驚きv
山田くんの演じる蝉カッコカワイイ!
以下内容ネタバレです。



最初は鈴木の奥さんの死亡からか。
最初は何のシーンか解らんかったよ。
てっきり鯨が出てくるのかと思ったら。
…なんて思っていたら、鯨・蝉・槿・スズメバチの揃い踏み。
皆殺し屋ですよ。
ただスズメバチはコミックス版のように女の子ひとりでしたね。
そして鯨の罪と罰の読書シーンを見たかった。
鯨役も見事にはまり役でした。
大柄な体格とか、眼がね、もう見事にハマってる!
岩西の「ジャック・クリスピン曰く~」の台詞が少ないのは、まぁ枯れっだけに出番は割けないしね。しょうがないよね。
山田くんは暗殺教室では渚君役やってて、同じ『殺し屋』役としても蝉とは対極だし、無茶じゃないかと思っていたらそうでもなかった。素晴らしいナイフさばきと体術です!うっかり見とれちまったぜ!
そしてやっぱりシジミのくだりはあるのね。あれがないと蝉のキャラが立たないしね。
槿役は、漫画の『魔王』の涼しげイケメンのイメージが出来上がっていたものだから、あの無害なサラリーマン風というのが違和感。でも実写ならあれくらいの方がリアリティあるよね。
鈴木と比与子さんのやり取り、女優さんがいい感じに迫力あって怖かった!下手すると蝉と鯨よりも怖いよ(個人談)。
岩西の飛ぶシーンが彼らしかったな。「飛ぶついでに死ぬだけだ」的台詞もジャック・クリスピンですか?
鈴木と百合子さんのバイキングの話はケーキに代わってました。でもこっちの方がロマンティックですねv
スズメバチvs比与子さん…なんてもんじゃない、スズメバチの圧勝ですね。この後、蝉と鯨の激闘が続き、勝ったのは劇団サイド。やっぱり頭数のある方が勝つんだ!
蝉vs鯨のアクションシーンはもう何度でも観たいくらい!自分で斬りおとした耳は明らかに作りモノだったけど、ナイフを捨てたガチの体術勝負で引き分ける蝉がカッコイイ!岩西が評価するだけある。
関係なけど、桃さんの店のアングラな雰囲気は見事にマッチしてました。いい感じにいかがわしいです。
結局後日談に回されたけど、槿の名前は本編では出てこないんですね。『押し屋』の発音が私が普段言ってるのと全然違って、ちょいとカルチャーショック(大げさ)。
原作通りのラストかなと、図書館から借りた『アヒルと鴨のコインロッカー』の事を思っていたら、ハロウィンの時に助けた子が劇団の一員だったという素敵なオチに代わっていて、これもこれでアリですね。鈴木は多分強く生きていくんだるね、そんなラスト。

アクションは久しぶりに観た気がするけど、とてもいい出来でした。DVD出たら是非欲しい!
問題はその時の懐具合なんだよなぁ。

#お引っ越し記事 #映画感想 #グラスホッパー