りブロ

-りずのブログ、略してりブロ。-
旧記事:映画「グラスホッパー」感想

山田くん目当てで小雨振る中行ってきました!
最初はちょっとミスキャストかと思っていたら、かなりハマってて嬉しい驚きv
山田くんの演じる蝉カッコカワイイ!
以下内容ネタバレです。



最初は鈴木の奥さんの死亡からか。
最初は何のシーンか解らんかったよ。
てっきり鯨が出てくるのかと思ったら。
…なんて思っていたら、鯨・蝉・槿・スズメバチの揃い踏み。
皆殺し屋ですよ。
ただスズメバチはコミックス版のように女の子ひとりでしたね。
そして鯨の罪と罰の読書シーンを見たかった。
鯨役も見事にはまり役でした。
大柄な体格とか、眼がね、もう見事にハマってる!
岩西の「ジャック・クリスピン曰く~」の台詞が少ないのは、まぁ枯れっだけに出番は割けないしね。しょうがないよね。
山田くんは暗殺教室では渚君役やってて、同じ『殺し屋』役としても蝉とは対極だし、無茶じゃないかと思っていたらそうでもなかった。素晴らしいナイフさばきと体術です!うっかり見とれちまったぜ!
そしてやっぱりシジミのくだりはあるのね。あれがないと蝉のキャラが立たないしね。
槿役は、漫画の『魔王』の涼しげイケメンのイメージが出来上がっていたものだから、あの無害なサラリーマン風というのが違和感。でも実写ならあれくらいの方がリアリティあるよね。
鈴木と比与子さんのやり取り、女優さんがいい感じに迫力あって怖かった!下手すると蝉と鯨よりも怖いよ(個人談)。
岩西の飛ぶシーンが彼らしかったな。「飛ぶついでに死ぬだけだ」的台詞もジャック・クリスピンですか?
鈴木と百合子さんのバイキングの話はケーキに代わってました。でもこっちの方がロマンティックですねv
スズメバチvs比与子さん…なんてもんじゃない、スズメバチの圧勝ですね。この後、蝉と鯨の激闘が続き、勝ったのは劇団サイド。やっぱり頭数のある方が勝つんだ!
蝉vs鯨のアクションシーンはもう何度でも観たいくらい!自分で斬りおとした耳は明らかに作りモノだったけど、ナイフを捨てたガチの体術勝負で引き分ける蝉がカッコイイ!岩西が評価するだけある。
関係なけど、桃さんの店のアングラな雰囲気は見事にマッチしてました。いい感じにいかがわしいです。
結局後日談に回されたけど、槿の名前は本編では出てこないんですね。『押し屋』の発音が私が普段言ってるのと全然違って、ちょいとカルチャーショック(大げさ)。
原作通りのラストかなと、図書館から借りた『アヒルと鴨のコインロッカー』の事を思っていたら、ハロウィンの時に助けた子が劇団の一員だったという素敵なオチに代わっていて、これもこれでアリですね。鈴木は多分強く生きていくんだるね、そんなラスト。

アクションは久しぶりに観た気がするけど、とてもいい出来でした。DVD出たら是非欲しい!
問題はその時の懐具合なんだよなぁ。

#お引っ越し記事 #映画感想 #グラスホッパー