LSOE:史郎のバックボーン作中外の背景語り
長らくかかりながらも、駆け足で進めた感のある史郎編の補足。
関係がややこしいと描いてる自分でも思いました(笑)。いや、(笑)じゃないんだけど。
史郎の血縁という意味での両親が吾郎(父)と姫理(母)。
この二人が十代の時に産んだ子供が史郎です。出産前は吾郎が高校生、姫理は高校生で女優をやってました。といっても仕事が忙しくて学校に行ってる時間がなかなか取れず、幽霊部員ならぬ幽霊生徒。
出会いは吾郎がグラビアで一方的に姫理に一目ぼれ、その後強引にバイトとして潜り込んで接触。姫理は元々子供っぽい男性が好みだったので、吾郎の目論見通りカップル成立。そのままなあなあに…
もちろん周囲は大反対したんですけどね。人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られてなんとやらってやつで、菊見も持ちませんでした。
それで史郎が生まれて、最初こそよかったんですが、吾郎は重症の女好きだったのであちこちフラフラ。釣った魚に餌はやらないタイプで家事も手伝わず、姫理の方はストレスが限界。体調も崩したので泣く泣く史郎は施設に預けることにします。その後体調は崩したままでという流れ。
普通に吾郎クズですね。
まあ、恋とか愛も常に上手くいくわけでもないですし。
その後史郎はしばらく施設で暮らし、竹中の家に引き取られることとなります。
主に世話をしたのは義姉である貴子。この人は重度のショタコンだったので、史郎のお世話はむしろご褒美ということでデレデレに。むちゃくちゃかわいがり、史郎は懐きまくります。
そのままならよかったのに、忘れたころにやってきたのが吾郎。
史郎を口実に竹中家を訪ねますが、美人がいるという話を聞いてた吾郎の目的は貴子の方でした。
この義姉さんもショタコンで、どのくらい重度化といえば理想のタイプが身長130台の合法ショタ。吾郎はまさしくドンピシャで一目ぼれ。案の定そのまま結婚という流れに。
ショックを受けたのは史郎で、またお前かと怒りも限界。実父のことは一応知っていたので、大好きなおねえちゃんに忠告するんですが、やっぱり人の恋路は~ということで結局結婚してしまいました。
こうしてわだかまりができてしまって今に至る。書いてみるとかなりハードモードだ、史郎。考えたの私だけど。
その結果、現在吾郎(実父)と貴子(義姉&義母)の夫婦が成立しています。作中に登場していませんが、娘が一人います。史郎とはまだ一度も会っていませんが。
というか、こういう場合どう呼称するのかわからないので、作中で史郎は貴子のことを「義姉さん」と呼んでいるわけです。
あと吾郎は見境ないので、顔も知らないきょうだいが何人いるのか実数はわかっていません。うーん…最低親父。
まきは史郎のことを「お兄ちゃん」とたまに呼ぶのですが、同じなのは父親で母親は違います。だから普段はフルネームで呼んでいます。彼女の方も史郎には思うところがいろいろあるけど、なんだかんだで憎み合ってはいません。
恋愛は自由だし、素晴らしいものではあるけども、後のことを考えないでいると子供にしわ寄せがいくんですよね。…あれ?こういう話だっけか?
以上、史郎関連の人間関係あれこれでした。
#LSOE #設定語り
長らくかかりながらも、駆け足で進めた感のある史郎編の補足。
関係がややこしいと描いてる自分でも思いました(笑)。いや、(笑)じゃないんだけど。
史郎の血縁という意味での両親が吾郎(父)と姫理(母)。
この二人が十代の時に産んだ子供が史郎です。出産前は吾郎が高校生、姫理は高校生で女優をやってました。といっても仕事が忙しくて学校に行ってる時間がなかなか取れず、幽霊部員ならぬ幽霊生徒。
出会いは吾郎がグラビアで一方的に姫理に一目ぼれ、その後強引にバイトとして潜り込んで接触。姫理は元々子供っぽい男性が好みだったので、吾郎の目論見通りカップル成立。そのままなあなあに…
もちろん周囲は大反対したんですけどね。人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られてなんとやらってやつで、菊見も持ちませんでした。
それで史郎が生まれて、最初こそよかったんですが、吾郎は重症の女好きだったのであちこちフラフラ。釣った魚に餌はやらないタイプで家事も手伝わず、姫理の方はストレスが限界。体調も崩したので泣く泣く史郎は施設に預けることにします。その後体調は崩したままでという流れ。
普通に吾郎クズですね。
まあ、恋とか愛も常に上手くいくわけでもないですし。
その後史郎はしばらく施設で暮らし、竹中の家に引き取られることとなります。
主に世話をしたのは義姉である貴子。この人は重度のショタコンだったので、史郎のお世話はむしろご褒美ということでデレデレに。むちゃくちゃかわいがり、史郎は懐きまくります。
そのままならよかったのに、忘れたころにやってきたのが吾郎。
史郎を口実に竹中家を訪ねますが、美人がいるという話を聞いてた吾郎の目的は貴子の方でした。
この義姉さんもショタコンで、どのくらい重度化といえば理想のタイプが身長130台の合法ショタ。吾郎はまさしくドンピシャで一目ぼれ。案の定そのまま結婚という流れに。
ショックを受けたのは史郎で、またお前かと怒りも限界。実父のことは一応知っていたので、大好きなおねえちゃんに忠告するんですが、やっぱり人の恋路は~ということで結局結婚してしまいました。
こうしてわだかまりができてしまって今に至る。書いてみるとかなりハードモードだ、史郎。考えたの私だけど。
その結果、現在吾郎(実父)と貴子(義姉&義母)の夫婦が成立しています。作中に登場していませんが、娘が一人います。史郎とはまだ一度も会っていませんが。
というか、こういう場合どう呼称するのかわからないので、作中で史郎は貴子のことを「義姉さん」と呼んでいるわけです。
あと吾郎は見境ないので、顔も知らないきょうだいが何人いるのか実数はわかっていません。うーん…最低親父。
まきは史郎のことを「お兄ちゃん」とたまに呼ぶのですが、同じなのは父親で母親は違います。だから普段はフルネームで呼んでいます。彼女の方も史郎には思うところがいろいろあるけど、なんだかんだで憎み合ってはいません。
恋愛は自由だし、素晴らしいものではあるけども、後のことを考えないでいると子供にしわ寄せがいくんですよね。…あれ?こういう話だっけか?
以上、史郎関連の人間関係あれこれでした。
#LSOE #設定語り
このカテゴリで描くのかなりお久しですね。
最初は創作の裏話をあれこれ書いて行こうと思っていたはずなのに、特に書くことなく話が進んでいくという…
今回のLSOE番外編描いてる途中のあれやこれやをちょっと書いてみようかという気になったので、ちょっと語ります。
女神とみそっかす編は、本編のかすみ視点ではどうしようもないダメ父の面しか出ていなかった克己(かすみ父)視点での話です。
誰かの眼を通して語るとなるとどうしても見えるものに偏りが出てしまうんですよね。
特にかすみ視点だとどう見てもろくでなしにしか見えず。たしかにかすみにとってはそれが事実なのですが、大樹(かすみ兄)の視点だと同じ親についてのことなのに見えるものが違う。父視点だともっと違う。
その辺の違いを描きたくてこの番外編を描きました。
父視点だと昔から頑張ってもいまいち結果が出なかったけど一度全力で頑張ってみたらできたので、もっと頑張ろう、努力すればいい、という感覚がありました。なので多少の困難は努力でなんとかなる、と思って最善の行動をしたというのが父視点です。
けれどもそれが必ずしも報われるものじゃなかったので結果的に本編の流れになってしまいます。そこがこの一家の最大の悲劇なんですよね。描いたの私なんですが。
兄の方は父がどれだけ頑張っていたか、どんなにいい父親かを知っているし、大好きなので今も昔のようになることを信じています。本人にはどうにもならないことなので責める気もないです。でも、かすみが父の美点を知らないのもあまりに幼いころの話だったので覚えていないのも仕方のないことなので、あまり強くは言いません。
特定の誰かが悪いわけでもないし、明快な解決策もないのでどうしようもないだけです。
そのあたりの立場の違いによって見え方が変わる、というのを描きたかったんです。
まあ、現実的にはさやかの言ったことが最善じゃないかと思っています。
と、このように鬱展開ではありますが、描いてる本人すらたまに忘れますが、この漫画はラブコメです。
なんだかんだ暗中模索紆余曲折あっても最終的には明るく終わりたいとは思っています。
近頃コメディ要素がめっきり減って来たという自覚だけはある作者でした。
#LSOE #設定語り