Galleryにイラスト&らくがき上げました。
水面下でモノクロ描き直しコツコツ進めております。
来週末には10話を更新できる見込み。ぴくしぶふぁんぼっくすの方でささやかなおまけを上げておりますのでよかったら是非!(※無料記事です)そのうちサイトでも見られるようにしたいですが、どんな感じにするか考え中です。どうしようかなア…
それと漫画作業の合間に息抜きに描いていたイラストをGalleryに上げておきました。今回はプチミサキ祭!
このブログにも目立たないけどあれこれやっていたり、新しいメニューページもそのうち開通できるように地道な作業中なので完成したら見ていただけると嬉しいですね。
水面下でモノクロ描き直しコツコツ進めております。
来週末には10話を更新できる見込み。ぴくしぶふぁんぼっくすの方でささやかなおまけを上げておりますのでよかったら是非!(※無料記事です)そのうちサイトでも見られるようにしたいですが、どんな感じにするか考え中です。どうしようかなア…
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旧記事:デジモンアドベンチャー02
デジモンその二、今日は02です。前作から三年が過ぎました。前作キャラも成長してて見どころ一杯!個人的に新キャラでは賢ちゃん以外ぶっちゃけどうでもいい(=好みじゃない)。特に京のデジタルワールドの衣装は何とかならんかったのか……なぜかアラレちゃん思い出すんよ。
☆ストーリー(タケル偏愛、タケル受け的発言注意)
三年後のデジタルワールドにはデジモンカイザー(そのまんまだな)が暴君として君臨、暗黒のパワーがどうの、闇がどうのと小学生なのに既に中二病発病済みが新キャラとして登場。ヒカリのパートナーデジモンであるテイルモンが操られたデジモンから逃げる最中に、ホーリーリングを落とすところから物語は始まる。タケルは新しいマンションに引っ越してきた初日に、京、伊織と知り合う。その姿はどう見てもモテ男子です。なんかやけに爽やかに成長しました、昔はことあるごとに「お兄ちゃーん」と泣いてばかりだったとは思えません。学校に着くとサッカーボールがタケルの足元に。ここで出てくるのは新たな主人公で勇気と友情の紋章を継ぐもの・本宮大輔だった。彼の着けていたゴーグルが太一の物だと悟ったタケルは彼に好印象を持つ(の割にはヒカリと共に結構からかってる場面も多い)。タケルは大輔とヒカリと同じクラスになり、女子にキャーキャー言われる(確か。私の『こうだったらいいな』妄想ではない……はず)。そしてなんかのきっかけで(ここ重要なのにD3ゲットしたところしか覚えてない)、デジタルワールドへ行く子供たち五人(新キャラ三人+タケル&ヒカリ)。確か第一話では太一がゲストででてた気がする。……それはさておき。なんか勇気の紋章が描かれた謎の物体X(後にデジメンタルと呼ばれる)を発見。勇気と言えば太一です。謎の物体を全く躊躇せず持ち上げてみます。でも持ち上がりません。一緒に来ていた大輔が持ってみると中からブイモンが出てきました(桃太郎風)。その物体により新たな進化『アーマー進化』が出来るようになりました。京と伊織のところは割愛。ぶっちゃけ新キャラは賢ちゃんのインパクトが大きすぎて(天才少年・サッカー強い・デジモンカイザー・虫けらがっ!等)、他のキャラは霞んでます。それにイマイチ紋章の性格じゃないだろという疑問がムクムク湧いてくるんですよねー。大輔が勇気はまあそうかな?って思えるけど、タケルに対抗意識バリバリ、ヒカリの前でタケルよりカッコいいところを見せようとするところとか、「友情ってなんだっけ?」って思うわけですよ。ヤマトの場合は喧嘩して仲直りする結構さっぱりした関係だったから、尚更違和感。京は愛情も純真も全くピンとこない。どの辺が愛情と純真?強いて言えば本物のデジモンを殺すことに抵抗がある、って所くらいだけどそれは他の二人も大概そうだし。ヒカリとのジョグレス回では最年長のくせに我儘で足手まといという印象しかなかった。一番マシなのは伊織だけど、ジョグレス進化……あれはねーわ。スタッフさん変わったの?とまで思った。
さて愚痴はこの辺で。序盤~中盤にかけてはvsデジモンカイザー(笑)(=賢ちゃん)編です。デジモンカイザーというネーミングだけでも微妙だというのに(だって直訳でデジモン皇帝ですよ?笑うしかない)、ファッションセンスもぶっ飛んでいらっしゃる。……ぶっちゃけ序盤で大物ぶって登場するのはたいてい噛ませです。彼の場合も僕は天才だ的な事を自信満々に言いつつ、毎回邪魔されます。そして02における我らが(?)タケルの見せ場、デジモンカイザー&ワームモンvsタケル(&パタモン)がいよいよ来ました!デジモンカイザーの要塞を発見した時のテントモンの「タケルハンは感じまヘンの?」という問いに「感じた!」と答えたシーンでは性的な何かを妄想してしまったあたり、私は末期だ。まあそんな事はどうでもいい。デジモンカイザーの要塞に潜入したタケルwithパタモン(+テントモン)は囚われているデジモンを救出中に、様々なデジモンのパーツ+闇の力(デビモン)を合成させた、外見最悪の悲しきモンスター・キメラモンをモニターで確認。前回の冒険で闇の力には散々手こずった(苦しめられた)経験のあるタケルはまさかのマジ切れ!「もう付き合ってらんねぇ!ケリつけてやる!」とパタモン&テントモン放置でデジモンカイザーの元へ。キメラモンが女子二人のデジモンを押しててご満悦。そこへ侵入者を告げるブザーが鳴り、彼は侵入者を迎え討つ為にその場へ急行。当然、そこにいたのはタケルでした。「お前勇気があるんだな。闇の力さえ自由に操るこの僕に一人で挑んで来るとはな」的な事をこれまた自信満々に言い放ちます。対してタケルは、この中二病全開の台詞を聞いて高笑い。そりゃ笑うわな。私でも笑うもん。こんなんが天才少年とかデジモン世界の日本はどうなってるの?「デジモンカイザーなんて名乗って恥ずかしくないの?いい加減、大人になんなくちゃね」とただでさえ笑われて沸点が低くなってるデジモンカイザーの怒りのツボを見事に刺激。カイザーもキレて、タケルの頬に鞭を一撃。次の瞬間、冷静になった時には遅かった。タケルは「口で敵わなかったら暴力……か」なんてまたしても挑発。必死で弁解の言葉を探すカイザーに問答無用で「うらぁ!」と殴り掛かります。……お兄ちゃんに似て来たね。昔のヤマトも結構手が出てたぞ。しばらく殴り合う二人の横で、パートナーデジモンによるほのぼのバトル。「エアーショット!」「ねばねばネット!」と「やるかぁ?」「賢ちゃんに手を出すならね!」と低レベルながらも和む。結局、二人のボコり愛(違う)は決着がつく前に要塞がおかしくなったので引き分けで。タケルはちゃんと「一乗寺、続きはまた今度だ!」とヤル気満々。女子二人のパートナーデジモンを助け、離脱。その頃、主人公であるところの大輔は空を飛べないため、動く島で待機。この回のMVPは間違いなくタケルでした。
~中略~(この辺でデジモンカイザー倒した&賢ちゃん眠りつづけ)
さて後半ではやけに賢ちゃんが目立ちます。新キャラ他二人の立場がないくらい大輔と賢ちゃん無双です。まずデジモンカイザーであることから逃れた賢ちゃんは、自分の部屋のベッドでひたすら眠り続け、いつの間にか夢を見ていました。デジモンカイザー時のあの微妙な髪型は事故で亡くなった賢ちゃんのお兄ちゃん・治のもの。お兄ちゃんの治は本物の天才少年で、賢ちゃんはそんなお兄ちゃんを尊敬&目標にしていた模様。お兄ちゃんはとにかく何でもできたけど、じゃぼん玉を膨らますのだけは賢ちゃんの方が上手でした(「賢は優しいから」by治)。しかしある日、デジヴァイスを手にした治お兄ちゃんはこれは僕のだ!と言って、賢ちゃんには指一本も触れさせてくれません。何かが起こるのかと期待していた治お兄ちゃんですが、彼には素質がなかったようです。お兄ちゃんの目を盗んで、賢ちゃんがデジヴァイスに触れると、辺り一面に光が溢れました。デジヴァイスを勝手に弄ったことがお兄ちゃんにバレて、大目玉を食らいます。それからお兄ちゃんが亡くなってからふと思い出してデジヴァイスを弄るとどっかの暗い海(序盤でヒカリが連れて行かれた場所と同じだと後に判明)に出ました。ここで何を思ったのか賢ちゃんはデジヴァイスを海水に沈めます。ホント、なんでんな事すんねん。でも結果的にタケルたちと同じタイプのD3に変化(色は黒)、ワームモンと旅をしたみたいだけど、その辺はゲーム収録らしい。……どうぜワンダースワンなんてもう発売中止だろうし手に入らないんだろうな。……ってまた話が逸れた。お兄ちゃんが亡くなって、落ち込んでいた賢ちゃんの元に匿名の手紙が届きます。「可愛そうな君、私は君に同情する」(要約)という内容で、どう考えても不審です。でもその辺は小学生、あっさり闇側に染まっちゃいます。それで生まれたのがデジモンカイザー。しかし奇跡のデジメンタルでアーマー進化したブイモン(進化後の名前忘れた。ぶっちゃけ02はあまり覚えていない。タケル関連以外は)に倒され、正気に戻る代わりにワームモンという実はとても大切なパートナーを失ってしまいます。賢ちゃんははじまりの町で再びワームモンと再会(幼年期に退化していて、リーフモンという名が正式名称)、すっかり改心した彼は自分が立てたダークタワーを一人で倒しまくります。この辺でタケルたちと和解、仲間になり、大輔と共に出張るようになります。京と伊織の存在意義は?と聞きたくなるくらいの空気っぷり(※個人の感想です)。メイン回はあるものの、この二人にいいところのほとんどを持って行かれます。タケルも要所ではホーリーエンジェモンという切り札……だったんですが、闇属性が少ない今作ではダークウォーグレイモンとホーリーストーンを巡ってのバトルでもう少しでヘブンズゲートの向こう側に追い詰められそうだったところを切り替えられます。でもワープ進化が必要な敵相手に超進化デジモンであれだけ健闘できれば十分。クリスマス回では太一と共に祖父の待つフランスへ。この時初めてタケルがクォーターだと知った。おじいちゃんはイケイケでした、バイクに乗ってベルサイユ宮殿でパイまみれになるなど楽しいクリスマスのようでなによりです。賢ちゃんはヤマトとメキシコへ。モテ男二人のクリスマスもこれまた楽しそうでした。
ラストの方では賢ちゃんはマジでヒロインとしか思えないポジション(誘拐・監禁・みんなを思っての涙等)、様々な方面からロックオンされています。受けっぽいけど(対大輔だと確実に受け、タケル相手だとリバ)男の子らしさ……はいまいちか。私がショタに求めるのは無印の時のタケルのような「ふええ」系はあまり萌えない(タケルは例外)んだ。ですが、「男らしさに憧れる」系ショタは激ツボです。レツゴの烈君とか理想。なので賢ちゃんが縛られようが、怪しい種を植え付けられようが、ぶっちゃけその方が色気が増すと思うから好きにしてください(笑)、としか言う事はありません。最終回間近ではみんな成長した……かな?微妙。世界中の選ばれし子供たちと力を合わせるところは良かったんだけど、最後の最後で物凄い地雷展開が来ました。ナレーターは実はタケルで、デジモンアドベンチャーというアニメは全てタケルの書いた自伝だったというオチ。大人になった選ばれし子供たちの姿は……もう泣くしかない。しかも京と賢ちゃんは結婚してるし、どの子もみんな子持ちという地雷に次ぐ地雷、「The King Of 地雷」。これとハリポタは、放送中だったり連載中だったりすると、「誰々とコレがくっつけばいいのに」なんて思って見てるんですが、くっついたらくっついたで、「あー生々しい!●年後とかマジらねー」と愚痴るというメンドクサイ性格なので、出来る限り避けるようにしてるけど、当時はネット環境なんてなかったので、じっくり見てしまい、大後悔。とにかく公式でくっつかれると脳内補完が出来なくなるから勘弁だぜ!
☆キャラ紹介(選ばれし子供たち五人)
・本宮大輔(小五)
勇気と友情のデジメンタルに選ばれる。サッカー部所属の太一の後輩。
・(名字忘れた)京(小六)
愛情と純真のデジメンタルに選ばれる。PC関係に強い光太朗の後輩。
・(名字忘れた)伊織(小三?だったかな?)
知識と誠実のデジメンタルに選ばれる。祖父に剣道を習っている。
・八神ヒカリ(小五)
前作に比べて身体が丈夫になった模様。前回と同様、光のデジメンタルに選ばれる。タゴモンの海に呼ばれたり、普通の人には見えないモノが見えたりと不思議な能力は健在。よくタケルと共に大輔をからかって遊んでいる。今回はホイッスルではなく、デジカメを首から下げている。
・一乗寺賢(小五)
初期→天才少年として各メディアで取り上げられる有名人。後期→凡人化したけど優しいヒロインポジション。と前半と後半で本当に同一人物なのか疑わしくなる少年。デジモンカイザー時のvsタケル(前述のストーリー参照)は個人的名勝負。殴り合う少年もロマンがあると思うんだが、みなさまはその辺どうお考えですか?個人的には(ネタにもなるし)前半の後の黒歴史確定なデジモンカイザー(笑)が好き。賢×タケルにおいて色々と妖しいプレイが出来そうだうふふ……。ハッ!でも後半の賢ちゃんとはリバもありだ!……脳内腐っててすみません。ワームモン→賢ちゃんもおいしい。
・高石タケル(小五)
さーて、トリはもちろん無印からの贔屓キャラです(笑)。vsデジモンカイザー(前述の(ry)は非常に萌えて燃えた。あの小さくて無力だった子がここまで(殴り合いする、毒舌攻撃もする)成長するとは……お姉さん感無量だよ!贅沢を言えば、もっとヤマトお兄ちゃんとの絡みが欲しかった(まさかヤマトと空がくっつくとは予想もしていなかった。てっきり空は太一が好きなんだと思ってたら……。でも最終回では二人が結婚したって話はなかった。個人的にはずっとブラコン拗らせてれば良かったのに……)、更に言えば太一ともフランスに行ったとき絡んでほしかった。02タケルはNLはタケヒカ、BLはヤマタケ、太タケ、大タケ、賢タケ賢(リバ)と、萌えるカップリングの幅が増えたが、どうやらタケル受けはマイナーらしく、あまり同人誌は持っていない。サークルさん、今からでも遅くないから本出しませんか?
ちなみにキャラソンに収録されている「フォーカス」は小六タケル×小二タケルの曲かと思ったくらいだった。今思うと思いっきりニッチな嗜好であると気づいて少々ショック。パタモンの歌も可愛いし、デュエット曲のステッピングアウトは爽やかで前向きでタケルらしい曲。タケルのキャラソンCDだけ持ってるあたり、相当入れ込んでいた模様。今では買っておいた昔の自分にグッジョブと言いたい。
キャラ紹介の新キャラの項目がまさかの一行。やっぱり私は無印の方が好きらしい。賢ちゃん以外の新キャラには結構厳しい事書いてるけど、違和感くらいは皆あるんじゃないかとは想ってます。
#お引っ越し記事 #デジモン02
デジモンその二、今日は02です。前作から三年が過ぎました。前作キャラも成長してて見どころ一杯!個人的に新キャラでは賢ちゃん以外ぶっちゃけどうでもいい(=好みじゃない)。特に京のデジタルワールドの衣装は何とかならんかったのか……なぜかアラレちゃん思い出すんよ。
☆ストーリー(タケル偏愛、タケル受け的発言注意)
三年後のデジタルワールドにはデジモンカイザー(そのまんまだな)が暴君として君臨、暗黒のパワーがどうの、闇がどうのと小学生なのに既に中二病発病済みが新キャラとして登場。ヒカリのパートナーデジモンであるテイルモンが操られたデジモンから逃げる最中に、ホーリーリングを落とすところから物語は始まる。タケルは新しいマンションに引っ越してきた初日に、京、伊織と知り合う。その姿はどう見てもモテ男子です。なんかやけに爽やかに成長しました、昔はことあるごとに「お兄ちゃーん」と泣いてばかりだったとは思えません。学校に着くとサッカーボールがタケルの足元に。ここで出てくるのは新たな主人公で勇気と友情の紋章を継ぐもの・本宮大輔だった。彼の着けていたゴーグルが太一の物だと悟ったタケルは彼に好印象を持つ(の割にはヒカリと共に結構からかってる場面も多い)。タケルは大輔とヒカリと同じクラスになり、女子にキャーキャー言われる(確か。私の『こうだったらいいな』妄想ではない……はず)。そしてなんかのきっかけで(ここ重要なのにD3ゲットしたところしか覚えてない)、デジタルワールドへ行く子供たち五人(新キャラ三人+タケル&ヒカリ)。確か第一話では太一がゲストででてた気がする。……それはさておき。なんか勇気の紋章が描かれた謎の物体X(後にデジメンタルと呼ばれる)を発見。勇気と言えば太一です。謎の物体を全く躊躇せず持ち上げてみます。でも持ち上がりません。一緒に来ていた大輔が持ってみると中からブイモンが出てきました(桃太郎風)。その物体により新たな進化『アーマー進化』が出来るようになりました。京と伊織のところは割愛。ぶっちゃけ新キャラは賢ちゃんのインパクトが大きすぎて(天才少年・サッカー強い・デジモンカイザー・虫けらがっ!等)、他のキャラは霞んでます。それにイマイチ紋章の性格じゃないだろという疑問がムクムク湧いてくるんですよねー。大輔が勇気はまあそうかな?って思えるけど、タケルに対抗意識バリバリ、ヒカリの前でタケルよりカッコいいところを見せようとするところとか、「友情ってなんだっけ?」って思うわけですよ。ヤマトの場合は喧嘩して仲直りする結構さっぱりした関係だったから、尚更違和感。京は愛情も純真も全くピンとこない。どの辺が愛情と純真?強いて言えば本物のデジモンを殺すことに抵抗がある、って所くらいだけどそれは他の二人も大概そうだし。ヒカリとのジョグレス回では最年長のくせに我儘で足手まといという印象しかなかった。一番マシなのは伊織だけど、ジョグレス進化……あれはねーわ。スタッフさん変わったの?とまで思った。
さて愚痴はこの辺で。序盤~中盤にかけてはvsデジモンカイザー(笑)(=賢ちゃん)編です。デジモンカイザーというネーミングだけでも微妙だというのに(だって直訳でデジモン皇帝ですよ?笑うしかない)、ファッションセンスもぶっ飛んでいらっしゃる。……ぶっちゃけ序盤で大物ぶって登場するのはたいてい噛ませです。彼の場合も僕は天才だ的な事を自信満々に言いつつ、毎回邪魔されます。そして02における我らが(?)タケルの見せ場、デジモンカイザー&ワームモンvsタケル(&パタモン)がいよいよ来ました!デジモンカイザーの要塞を発見した時のテントモンの「タケルハンは感じまヘンの?」という問いに「感じた!」と答えたシーンでは性的な何かを妄想してしまったあたり、私は末期だ。まあそんな事はどうでもいい。デジモンカイザーの要塞に潜入したタケルwithパタモン(+テントモン)は囚われているデジモンを救出中に、様々なデジモンのパーツ+闇の力(デビモン)を合成させた、外見最悪の悲しきモンスター・キメラモンをモニターで確認。前回の冒険で闇の力には散々手こずった(苦しめられた)経験のあるタケルはまさかのマジ切れ!「もう付き合ってらんねぇ!ケリつけてやる!」とパタモン&テントモン放置でデジモンカイザーの元へ。キメラモンが女子二人のデジモンを押しててご満悦。そこへ侵入者を告げるブザーが鳴り、彼は侵入者を迎え討つ為にその場へ急行。当然、そこにいたのはタケルでした。「お前勇気があるんだな。闇の力さえ自由に操るこの僕に一人で挑んで来るとはな」的な事をこれまた自信満々に言い放ちます。対してタケルは、この中二病全開の台詞を聞いて高笑い。そりゃ笑うわな。私でも笑うもん。こんなんが天才少年とかデジモン世界の日本はどうなってるの?「デジモンカイザーなんて名乗って恥ずかしくないの?いい加減、大人になんなくちゃね」とただでさえ笑われて沸点が低くなってるデジモンカイザーの怒りのツボを見事に刺激。カイザーもキレて、タケルの頬に鞭を一撃。次の瞬間、冷静になった時には遅かった。タケルは「口で敵わなかったら暴力……か」なんてまたしても挑発。必死で弁解の言葉を探すカイザーに問答無用で「うらぁ!」と殴り掛かります。……お兄ちゃんに似て来たね。昔のヤマトも結構手が出てたぞ。しばらく殴り合う二人の横で、パートナーデジモンによるほのぼのバトル。「エアーショット!」「ねばねばネット!」と「やるかぁ?」「賢ちゃんに手を出すならね!」と低レベルながらも和む。結局、二人のボコり愛(違う)は決着がつく前に要塞がおかしくなったので引き分けで。タケルはちゃんと「一乗寺、続きはまた今度だ!」とヤル気満々。女子二人のパートナーデジモンを助け、離脱。その頃、主人公であるところの大輔は空を飛べないため、動く島で待機。この回のMVPは間違いなくタケルでした。
~中略~(この辺でデジモンカイザー倒した&賢ちゃん眠りつづけ)
さて後半ではやけに賢ちゃんが目立ちます。新キャラ他二人の立場がないくらい大輔と賢ちゃん無双です。まずデジモンカイザーであることから逃れた賢ちゃんは、自分の部屋のベッドでひたすら眠り続け、いつの間にか夢を見ていました。デジモンカイザー時のあの微妙な髪型は事故で亡くなった賢ちゃんのお兄ちゃん・治のもの。お兄ちゃんの治は本物の天才少年で、賢ちゃんはそんなお兄ちゃんを尊敬&目標にしていた模様。お兄ちゃんはとにかく何でもできたけど、じゃぼん玉を膨らますのだけは賢ちゃんの方が上手でした(「賢は優しいから」by治)。しかしある日、デジヴァイスを手にした治お兄ちゃんはこれは僕のだ!と言って、賢ちゃんには指一本も触れさせてくれません。何かが起こるのかと期待していた治お兄ちゃんですが、彼には素質がなかったようです。お兄ちゃんの目を盗んで、賢ちゃんがデジヴァイスに触れると、辺り一面に光が溢れました。デジヴァイスを勝手に弄ったことがお兄ちゃんにバレて、大目玉を食らいます。それからお兄ちゃんが亡くなってからふと思い出してデジヴァイスを弄るとどっかの暗い海(序盤でヒカリが連れて行かれた場所と同じだと後に判明)に出ました。ここで何を思ったのか賢ちゃんはデジヴァイスを海水に沈めます。ホント、なんでんな事すんねん。でも結果的にタケルたちと同じタイプのD3に変化(色は黒)、ワームモンと旅をしたみたいだけど、その辺はゲーム収録らしい。……どうぜワンダースワンなんてもう発売中止だろうし手に入らないんだろうな。……ってまた話が逸れた。お兄ちゃんが亡くなって、落ち込んでいた賢ちゃんの元に匿名の手紙が届きます。「可愛そうな君、私は君に同情する」(要約)という内容で、どう考えても不審です。でもその辺は小学生、あっさり闇側に染まっちゃいます。それで生まれたのがデジモンカイザー。しかし奇跡のデジメンタルでアーマー進化したブイモン(進化後の名前忘れた。ぶっちゃけ02はあまり覚えていない。タケル関連以外は)に倒され、正気に戻る代わりにワームモンという実はとても大切なパートナーを失ってしまいます。賢ちゃんははじまりの町で再びワームモンと再会(幼年期に退化していて、リーフモンという名が正式名称)、すっかり改心した彼は自分が立てたダークタワーを一人で倒しまくります。この辺でタケルたちと和解、仲間になり、大輔と共に出張るようになります。京と伊織の存在意義は?と聞きたくなるくらいの空気っぷり(※個人の感想です)。メイン回はあるものの、この二人にいいところのほとんどを持って行かれます。タケルも要所ではホーリーエンジェモンという切り札……だったんですが、闇属性が少ない今作ではダークウォーグレイモンとホーリーストーンを巡ってのバトルでもう少しでヘブンズゲートの向こう側に追い詰められそうだったところを切り替えられます。でもワープ進化が必要な敵相手に超進化デジモンであれだけ健闘できれば十分。クリスマス回では太一と共に祖父の待つフランスへ。この時初めてタケルがクォーターだと知った。おじいちゃんはイケイケでした、バイクに乗ってベルサイユ宮殿でパイまみれになるなど楽しいクリスマスのようでなによりです。賢ちゃんはヤマトとメキシコへ。モテ男二人のクリスマスもこれまた楽しそうでした。
ラストの方では賢ちゃんはマジでヒロインとしか思えないポジション(誘拐・監禁・みんなを思っての涙等)、様々な方面からロックオンされています。受けっぽいけど(対大輔だと確実に受け、タケル相手だとリバ)男の子らしさ……はいまいちか。私がショタに求めるのは無印の時のタケルのような「ふええ」系はあまり萌えない(タケルは例外)んだ。ですが、「男らしさに憧れる」系ショタは激ツボです。レツゴの烈君とか理想。なので賢ちゃんが縛られようが、怪しい種を植え付けられようが、ぶっちゃけその方が色気が増すと思うから好きにしてください(笑)、としか言う事はありません。最終回間近ではみんな成長した……かな?微妙。世界中の選ばれし子供たちと力を合わせるところは良かったんだけど、最後の最後で物凄い地雷展開が来ました。ナレーターは実はタケルで、デジモンアドベンチャーというアニメは全てタケルの書いた自伝だったというオチ。大人になった選ばれし子供たちの姿は……もう泣くしかない。しかも京と賢ちゃんは結婚してるし、どの子もみんな子持ちという地雷に次ぐ地雷、「The King Of 地雷」。これとハリポタは、放送中だったり連載中だったりすると、「誰々とコレがくっつけばいいのに」なんて思って見てるんですが、くっついたらくっついたで、「あー生々しい!●年後とかマジらねー」と愚痴るというメンドクサイ性格なので、出来る限り避けるようにしてるけど、当時はネット環境なんてなかったので、じっくり見てしまい、大後悔。とにかく公式でくっつかれると脳内補完が出来なくなるから勘弁だぜ!
☆キャラ紹介(選ばれし子供たち五人)
・本宮大輔(小五)
勇気と友情のデジメンタルに選ばれる。サッカー部所属の太一の後輩。
・(名字忘れた)京(小六)
愛情と純真のデジメンタルに選ばれる。PC関係に強い光太朗の後輩。
・(名字忘れた)伊織(小三?だったかな?)
知識と誠実のデジメンタルに選ばれる。祖父に剣道を習っている。
・八神ヒカリ(小五)
前作に比べて身体が丈夫になった模様。前回と同様、光のデジメンタルに選ばれる。タゴモンの海に呼ばれたり、普通の人には見えないモノが見えたりと不思議な能力は健在。よくタケルと共に大輔をからかって遊んでいる。今回はホイッスルではなく、デジカメを首から下げている。
・一乗寺賢(小五)
初期→天才少年として各メディアで取り上げられる有名人。後期→凡人化したけど優しいヒロインポジション。と前半と後半で本当に同一人物なのか疑わしくなる少年。デジモンカイザー時のvsタケル(前述のストーリー参照)は個人的名勝負。殴り合う少年もロマンがあると思うんだが、みなさまはその辺どうお考えですか?個人的には(ネタにもなるし)前半の後の黒歴史確定なデジモンカイザー(笑)が好き。賢×タケルにおいて色々と妖しいプレイが出来そうだうふふ……。ハッ!でも後半の賢ちゃんとはリバもありだ!……脳内腐っててすみません。ワームモン→賢ちゃんもおいしい。
・高石タケル(小五)
さーて、トリはもちろん無印からの贔屓キャラです(笑)。vsデジモンカイザー(前述の(ry)は非常に萌えて燃えた。あの小さくて無力だった子がここまで(殴り合いする、毒舌攻撃もする)成長するとは……お姉さん感無量だよ!贅沢を言えば、もっとヤマトお兄ちゃんとの絡みが欲しかった(まさかヤマトと空がくっつくとは予想もしていなかった。てっきり空は太一が好きなんだと思ってたら……。でも最終回では二人が結婚したって話はなかった。個人的にはずっとブラコン拗らせてれば良かったのに……)、更に言えば太一ともフランスに行ったとき絡んでほしかった。02タケルはNLはタケヒカ、BLはヤマタケ、太タケ、大タケ、賢タケ賢(リバ)と、萌えるカップリングの幅が増えたが、どうやらタケル受けはマイナーらしく、あまり同人誌は持っていない。サークルさん、今からでも遅くないから本出しませんか?
ちなみにキャラソンに収録されている「フォーカス」は小六タケル×小二タケルの曲かと思ったくらいだった。今思うと思いっきりニッチな嗜好であると気づいて少々ショック。パタモンの歌も可愛いし、デュエット曲のステッピングアウトは爽やかで前向きでタケルらしい曲。タケルのキャラソンCDだけ持ってるあたり、相当入れ込んでいた模様。今では買っておいた昔の自分にグッジョブと言いたい。
キャラ紹介の新キャラの項目がまさかの一行。やっぱり私は無印の方が好きらしい。賢ちゃん以外の新キャラには結構厳しい事書いてるけど、違和感くらいは皆あるんじゃないかとは想ってます。
#お引っ越し記事 #デジモン02
旧記事:デジモンアドベンチャー
なんか古いジャンルばっか語ってて、なんかすみません。でも私の萌えの原点って学生時代にハマってたものなんですよ。そんなワケで今回はデジモン無印。ストーリーの後でキャラ紹介ありです。テレ玉で再放送してくれた時はホントありがたかった。
☆ストーリー
キャンプにやって来た小学生七人はいきなり謎の空間・デジタルワールドへと飛ばされ、そこでそれぞれのパートナーデジモンに出会う。なにがなにやら解らない太一たち小学生(それも無理はない)に、突然デカいデジモンが襲い掛かってくる。ただ可愛いだけのマスコット的な外見をしていたパートナーデジモンたちは、太一たちと出会ったためか七匹とも進化!七匹で力を合わせてデカいデジモン撃退!その後なんやかんやで距離を詰めた選ばれし子供たちとパートナーデジモン。これで第一話完。ここから確か十二三話あたりまでがデビモン編で、次からはパートナーが危険な目に遭いそうになるたびに初進化、その後もちょくちょく進化できるようになる(パタモンを除いて)。現実世界が恋しくなってきたところで、デビモンのわかりやすい罠・ふかふかベッドに豪華なごちそう豪華風呂のある洋館という見るからに怪しい館に入り込んでしまう(まぁ小学生だし本能には逆らえんわな)。子供たちは満足してベッドでぐっすり。どうみても危険です。偶然トイレに起きた太一とアグモンはデビモンの手下が寝ている子供たちに手を出そうとしている所に遭遇、何とか撃退するも、ファイル島ごと洋館が四つに分かれてしまう(基本子供二人デジモン二匹の組み合わせだが、例外としてタケル&パタモンは一人と一匹)。それぞれ様々な災難が降りかかりながらも、何とかそれを振りのけてファイル島の中心の山に向かう。……そんなシリアスな中~高学年組とは違い、お互いしか頼る相手のいないタケルとパタモンは最初はお互い頼りないので、「どうしよう、おにいちゃん!」「泣かないでよ~タケルぅ~」と二人そろって泣き出してしまう。そしてパタモンはなぜ自分だけ進化できないのか、どんなデジモンに進化するのか、興味と不安でいっぱい。その事をタケルに話すと、「きっとこんなもん」「たぶんこんなもん」と適当なブタの外見をしたデジモンを思い浮かべる(ちなみに必殺技はヒポブタバキューム等、小学校低学年らしい軽いいじりが入っていた)。それに対してパタモンは「そんなのに進化するくらいなら進化なんてしなくていい!」と苛められっ子のように反論する(思えばこの時からSの資質はあったのかもしれない。詳しくは02参照)。そんな事をグダグダ話ながら歩いていると、はじまりの町にたどり着く。そこはデジモンがデジタマという卵のようなものから赤ちゃんが孵るという場所だった。たまたま卵が孵化するところを見た二人は「可愛い~!」とメロメロ、誰も頼んでないのに赤ちゃんデジモンの世話を始める。ちょうどその時、はじまりの町の保護者的デジモン・エレキモンが大量に魚を撮って帰るところだった。しかし孵化したばかりのデジモンの泣き声を聞き、何かあったのかとはじまりの町へ戻ると、見知らぬ二人組が世話をしていた。「よくもベビーたちを可愛がってくれたな」というエレキモンに対し「可愛がって何が悪いの?」と純粋に疑問な二人(二人そろってお子様だから、可愛がる=苛めるとは微塵も知らない)。小競り合いの後、相撲で決着、パタモンが勝ったことにより、エレキモンに歓迎される。ほのぼので終わるかと思いきや、デビモンの「もっとも小さき子供……」という台詞がこの先の展開を何となく予想させる。……色々と端折りますが、一同一斉にファイル島の中心へ集合、vsデビモン戦では今までの敵と同じ成熟期なのに、六対(パタモンは未だ進化していない)一という圧倒的有利な状況にもかかわらず、手も足も出ず大ピンチ。進化できるデジモンたちもスタミナ切れでもう進化もできない。そんな絶望的な状況で、デビモンの(伸びる)手がタケルに迫る!ヤマトも逃げろと叫ぶが、タケルは恐怖で動けず、パタモンは「何でボクだけ進化できないんだ!」と悔し泣き。最も小さき子供コンビがデビモンに捕まったかと思われた瞬間、彼の手の中からまばゆい光が!とうとうパタモン進化、エンジェモン!このエンジェモン、聖属性なために闇属性デジモンが多い無印においては切り札的な活躍をする。この時も同じく、誰もが赤子扱いをされていた他のデジモンとは違い、自分の命と引き換えにしてだがデビモンを倒している。その後エンジェモンはデジタマにまで戻り、タケルはデジタマを抱きしめて「必ずまた会おうね」と誓う。
その次はエテモンにストーカーされつつ、紋章とタグを集める事になる。が、ぶっちゃけこの辺はあまり萌えがなかったので省略。
無事に紋章とタグを手に入れた七人の子供はもう一人選ばれし子供がいると告げられ、その子は現実世界の東京にいるという。エテモンはすでに倒したので、今度の敵はヴァンデモン。もちろん闇属性。彼は手下のバットモン(だっけ?)とテイルモンを選ばれし子供たちの元へ妨害するために送り込む。色々あったが東京へつながるゲートを開き、お台場へと戻る。なかなか見つからない最後の選ばれし子供をさがして奔走するも、探し求めていたものはすぐ傍にあった。太一の妹・ヒカリが最後の子供だった(紋章は光というまんまな感じ)。この辺で各キャラの親が出たりでなかったり。テイルモンもヒカリのパートナーデジモンだった。謎の予言を何とか読み解き、要はエンジェモンとエンジェウーモンの矢を太一とヤマトに刺して、彼らのパートナーデジモンがさらに上の進化をする。そしてヴァンデモンは倒せた。
ラストにはダークマスターズ編に入る。デジタルワールドを大きく四つに分けた各エリアを支配するダークマスターズを倒すのが目的。お気に入りのピノッキオン戦をご紹介。ヤマトに過保護なくらい子供扱いされたタケルは僕一人でも大丈夫だよ、とヤマトに告げるが、ヤマトはそれをガン無視。そんな仲間の中に亀裂が入っている最中にピノッキオンが立ちふさがる。彼はタケルと同じくらいのお子様で、やはり同年代だと思ったのか、タケルを(危険な)遊びのターゲットに決める(勝手に)。森の中ではコンベアや一が入れ替わる人形等、遊び道具で選ばれし子供達を翻弄する。タケルはピノッキオンの遊び相手としてモノホンの銃で撃たれそうになったりするが、子供っぽさでは負けておらず「君って友達いないの?」とピノッキモンにぐさりと刺さる言葉を無邪気に言い放つ。それどころか「今はいないんだ」と言うピノッキモンに対し、「やっぱりいないんだ―」「いるよー」「じゃあ今すぐ連れて来てよ」とピノッキモンのメンタルえぐりまくり。結果的に色々と破壊して館を脱出。成長したなと言う周囲の賞賛に対し、ヤマトだけはそれが面白くなく、その場から去る。
~中略~
そしていよいよダークマスターズ最強のデジモン・ピエロモンが現れ、物語はいよいよ後半戦に。レディデビモンvsエンジェウーモンの空とヒカリに引いてる男子陣(「女の人って怖いんですね……」by光太朗)は年相応に可愛い。究極体二体でも簡単にパートナーの選ばれし子供と共に人形化された時はタケルとホーリーエンジェモンが切り札らしい活躍をして私を燃えさせてくれた。その分、最終回での扱いが少し不満。闇系デジモンにはホーリー系のエンジェモンとエンジェウーモンだろ!その二人をフォローに回すなんて……。なんて、ここまで読んでくださった方はもうお解りでしょうが、私はタケルスキーです。やはりショタに惹かれるのは運命なのか……。
☆主要キャラ(選ばれし子供たち)
・八神太一(小五)
元気いっぱいなみんなのリーダー格。サッカー部所属。パートナーデジモンはアグモン。妹にヒカリがいる。彼女の事は兄として当然レベルに心配している。単純で前向きな性格で、シリアスモード時とのギャップは素晴らしい。年下(主に光子郎)とも仲は良好。女子にも優しいが、空とは結構口げんかしたりする。大体の小五ってこんなもんだよな的なキャラ。後半のレディデビモンvsエンジェウーモンの時は女子二人(空とヒカリ)の豹変ぶりにビビるなど、可愛い面もあり。女怒らすと怖いんだぞ?
・石田ヤマト(小五)
クールでどこか冷めた、なんか生意気な副リーダーポジション。太一とは対照的な面が目立つが、紋章は友情。丈とレストランで働かされる羽目になった時は料理上手な面を見せた。両親が離婚したいるため(ヤマトはテレビ局の偉い人である父に引き取られた)名字は違うが弟(タケル)がいる。かなりのブラコン(※私的に)で、事あるごとに「タケル、タケル」とうるさい。そのためヤマタケという当時でも多分マイナーなBLカプにハマってしまい、ネットでサイトを探しても数えるほどしかなくて悲しかった。
・竹之内空(小五)
愛情の紋章を持つおてんば少女。女子サッカー部所属(だったはず)。パートナーデジモンは甘ったれな面が目立つピヨモン。愛情の紋章通り、世話焼きで周りへの気遣いも上手い。年下相手でも甘やかしすぎず、厳しすぎずと将来はいいお母さんになりそうなキャラ。中盤では自分のピヨモンだけ超進化できない理由が母親の気持ちが解らなかったことだった(熱を出してもサッカーの試合に行こうとする空を行っちゃだめだと止めるのは嫌がらせ(?)だと勘違いしていたが、ピヨモンが危険な時にも戦おうとした時にやっと母親の気持ちが理解できた)。終盤でも周りへのフォローは抜群に上手く、かなり癒された。
・泉光子郎(小四)
いつもノートパソコンを携帯している、選ばれし子供たちの情報戦担当。紋章は知識なのも頷ける博識っぷり(特にコンピューター関連)。実は彼は子供のできない夫婦の元に引き取られた養子だった。しかし両親(特に母)は「あなたが私の息子でよかった」と彼の全てを受け入れていて、光子郎も彼女には救われている。
・太刀川ミミ(小四)
選ばれし子供たちの中で一番のワガママ(笑)。紋章は純真で、虐げられているデジモンを見ると思わず泣かずにはいられないほど。歌が非常に上手で、ゲコモンの城でお姫様扱いされてご満悦、な話もあった。ホエーモン他の助けてくれたデジモンのお墓を作るなど、心優しいところがいかにも純真。
・丈(小六)
最年長だがイマイチパッとしない、誠実の紋章を持つ少年。兄たちが優秀なため塾に通うなど忙しい生活を送っていた。レストランでは人の好さを発揮し、まんまとハメられる(笑)。それが丈クォリティ。ヤマトに助けてもらうが、自分が引き起こした事態だというのに、彼の足を引っ張りっぱなし。……これと言って目立った活躍は思い出せない。ぶっちゃけ役立たず?(酷い)
・八神ヒカリ(小二?)
太一の妹で、光の紋章を持つ。登場したのが中盤からだが、彼女のパートナーデジモン・テイルモンがエンジェウーモンというエンジェモンと同列レベルの活躍をするので、そこまで印象は薄くない。デジモンの気持ちというか苦しみというか、とにかくデジモンの発する何かを察知する能力があるため、たまに電波な事を口走る。それは彼女本人のせいではない。
・高石タケル(小二)
……お待たせしました!私の大・本・命、ラブリーショタっ子ですよ!個人的萌えショタの全てが詰まっている……このキャラを考えたスタッフさんマジでグッジョブ!「冒険!パタモンと僕」と「パンプとロックは渋谷系デジモン」は両方とも神回です!タケル可愛いよタケルぅ!(パタモンっぽく)
……すみません、取り乱しました。一人称「僕」+ヤマトの事は「お兄ちゃん」+半ズボン(今はハーフパンツっていうんですかね?)の三種類揃ったまさに「ドン!」。紋章は希望で、それらしくパタモンはエンジェモンに進化。超進化するとホーリーエンジェモンになります。タケルはとにかくヤマトとの絡みがおいしすぎる。ヤマトがブラコン拗らせてるのはタケルのせいってのも一割はあるよ、確実に。色々と危なっかしいですもん(パタモンも同じく危なっかしい)。最初は泣いてばかりいたんですが、後半ではダークマスターズの二人(ピノッキモンとピエモン)を結果的に撃退、ヤマトを焦らせるという凄い成長を見せます。ラスボスも倒して、現実世界に戻る前のパタモンとの会話は子供らしくて目と涙が止まらない。タケルはBLもNLもリバもいけるという、私にしては貴重なキャラです。(BL→ヤマタケ、太タケ他。NL→タケヒカ)
……とここまで書いたところで文字数オーバーの予感がするので02は今度語ります。
#お引越し記事 #デジモン
なんか古いジャンルばっか語ってて、なんかすみません。でも私の萌えの原点って学生時代にハマってたものなんですよ。そんなワケで今回はデジモン無印。ストーリーの後でキャラ紹介ありです。テレ玉で再放送してくれた時はホントありがたかった。
☆ストーリー
キャンプにやって来た小学生七人はいきなり謎の空間・デジタルワールドへと飛ばされ、そこでそれぞれのパートナーデジモンに出会う。なにがなにやら解らない太一たち小学生(それも無理はない)に、突然デカいデジモンが襲い掛かってくる。ただ可愛いだけのマスコット的な外見をしていたパートナーデジモンたちは、太一たちと出会ったためか七匹とも進化!七匹で力を合わせてデカいデジモン撃退!その後なんやかんやで距離を詰めた選ばれし子供たちとパートナーデジモン。これで第一話完。ここから確か十二三話あたりまでがデビモン編で、次からはパートナーが危険な目に遭いそうになるたびに初進化、その後もちょくちょく進化できるようになる(パタモンを除いて)。現実世界が恋しくなってきたところで、デビモンのわかりやすい罠・ふかふかベッドに豪華なごちそう豪華風呂のある洋館という見るからに怪しい館に入り込んでしまう(まぁ小学生だし本能には逆らえんわな)。子供たちは満足してベッドでぐっすり。どうみても危険です。偶然トイレに起きた太一とアグモンはデビモンの手下が寝ている子供たちに手を出そうとしている所に遭遇、何とか撃退するも、ファイル島ごと洋館が四つに分かれてしまう(基本子供二人デジモン二匹の組み合わせだが、例外としてタケル&パタモンは一人と一匹)。それぞれ様々な災難が降りかかりながらも、何とかそれを振りのけてファイル島の中心の山に向かう。……そんなシリアスな中~高学年組とは違い、お互いしか頼る相手のいないタケルとパタモンは最初はお互い頼りないので、「どうしよう、おにいちゃん!」「泣かないでよ~タケルぅ~」と二人そろって泣き出してしまう。そしてパタモンはなぜ自分だけ進化できないのか、どんなデジモンに進化するのか、興味と不安でいっぱい。その事をタケルに話すと、「きっとこんなもん」「たぶんこんなもん」と適当なブタの外見をしたデジモンを思い浮かべる(ちなみに必殺技はヒポブタバキューム等、小学校低学年らしい軽いいじりが入っていた)。それに対してパタモンは「そんなのに進化するくらいなら進化なんてしなくていい!」と苛められっ子のように反論する(思えばこの時からSの資質はあったのかもしれない。詳しくは02参照)。そんな事をグダグダ話ながら歩いていると、はじまりの町にたどり着く。そこはデジモンがデジタマという卵のようなものから赤ちゃんが孵るという場所だった。たまたま卵が孵化するところを見た二人は「可愛い~!」とメロメロ、誰も頼んでないのに赤ちゃんデジモンの世話を始める。ちょうどその時、はじまりの町の保護者的デジモン・エレキモンが大量に魚を撮って帰るところだった。しかし孵化したばかりのデジモンの泣き声を聞き、何かあったのかとはじまりの町へ戻ると、見知らぬ二人組が世話をしていた。「よくもベビーたちを可愛がってくれたな」というエレキモンに対し「可愛がって何が悪いの?」と純粋に疑問な二人(二人そろってお子様だから、可愛がる=苛めるとは微塵も知らない)。小競り合いの後、相撲で決着、パタモンが勝ったことにより、エレキモンに歓迎される。ほのぼので終わるかと思いきや、デビモンの「もっとも小さき子供……」という台詞がこの先の展開を何となく予想させる。……色々と端折りますが、一同一斉にファイル島の中心へ集合、vsデビモン戦では今までの敵と同じ成熟期なのに、六対(パタモンは未だ進化していない)一という圧倒的有利な状況にもかかわらず、手も足も出ず大ピンチ。進化できるデジモンたちもスタミナ切れでもう進化もできない。そんな絶望的な状況で、デビモンの(伸びる)手がタケルに迫る!ヤマトも逃げろと叫ぶが、タケルは恐怖で動けず、パタモンは「何でボクだけ進化できないんだ!」と悔し泣き。最も小さき子供コンビがデビモンに捕まったかと思われた瞬間、彼の手の中からまばゆい光が!とうとうパタモン進化、エンジェモン!このエンジェモン、聖属性なために闇属性デジモンが多い無印においては切り札的な活躍をする。この時も同じく、誰もが赤子扱いをされていた他のデジモンとは違い、自分の命と引き換えにしてだがデビモンを倒している。その後エンジェモンはデジタマにまで戻り、タケルはデジタマを抱きしめて「必ずまた会おうね」と誓う。
その次はエテモンにストーカーされつつ、紋章とタグを集める事になる。が、ぶっちゃけこの辺はあまり萌えがなかったので省略。
無事に紋章とタグを手に入れた七人の子供はもう一人選ばれし子供がいると告げられ、その子は現実世界の東京にいるという。エテモンはすでに倒したので、今度の敵はヴァンデモン。もちろん闇属性。彼は手下のバットモン(だっけ?)とテイルモンを選ばれし子供たちの元へ妨害するために送り込む。色々あったが東京へつながるゲートを開き、お台場へと戻る。なかなか見つからない最後の選ばれし子供をさがして奔走するも、探し求めていたものはすぐ傍にあった。太一の妹・ヒカリが最後の子供だった(紋章は光というまんまな感じ)。この辺で各キャラの親が出たりでなかったり。テイルモンもヒカリのパートナーデジモンだった。謎の予言を何とか読み解き、要はエンジェモンとエンジェウーモンの矢を太一とヤマトに刺して、彼らのパートナーデジモンがさらに上の進化をする。そしてヴァンデモンは倒せた。
ラストにはダークマスターズ編に入る。デジタルワールドを大きく四つに分けた各エリアを支配するダークマスターズを倒すのが目的。お気に入りのピノッキオン戦をご紹介。ヤマトに過保護なくらい子供扱いされたタケルは僕一人でも大丈夫だよ、とヤマトに告げるが、ヤマトはそれをガン無視。そんな仲間の中に亀裂が入っている最中にピノッキオンが立ちふさがる。彼はタケルと同じくらいのお子様で、やはり同年代だと思ったのか、タケルを(危険な)遊びのターゲットに決める(勝手に)。森の中ではコンベアや一が入れ替わる人形等、遊び道具で選ばれし子供達を翻弄する。タケルはピノッキオンの遊び相手としてモノホンの銃で撃たれそうになったりするが、子供っぽさでは負けておらず「君って友達いないの?」とピノッキモンにぐさりと刺さる言葉を無邪気に言い放つ。それどころか「今はいないんだ」と言うピノッキモンに対し、「やっぱりいないんだ―」「いるよー」「じゃあ今すぐ連れて来てよ」とピノッキモンのメンタルえぐりまくり。結果的に色々と破壊して館を脱出。成長したなと言う周囲の賞賛に対し、ヤマトだけはそれが面白くなく、その場から去る。
~中略~
そしていよいよダークマスターズ最強のデジモン・ピエロモンが現れ、物語はいよいよ後半戦に。レディデビモンvsエンジェウーモンの空とヒカリに引いてる男子陣(「女の人って怖いんですね……」by光太朗)は年相応に可愛い。究極体二体でも簡単にパートナーの選ばれし子供と共に人形化された時はタケルとホーリーエンジェモンが切り札らしい活躍をして私を燃えさせてくれた。その分、最終回での扱いが少し不満。闇系デジモンにはホーリー系のエンジェモンとエンジェウーモンだろ!その二人をフォローに回すなんて……。なんて、ここまで読んでくださった方はもうお解りでしょうが、私はタケルスキーです。やはりショタに惹かれるのは運命なのか……。
☆主要キャラ(選ばれし子供たち)
・八神太一(小五)
元気いっぱいなみんなのリーダー格。サッカー部所属。パートナーデジモンはアグモン。妹にヒカリがいる。彼女の事は兄として当然レベルに心配している。単純で前向きな性格で、シリアスモード時とのギャップは素晴らしい。年下(主に光子郎)とも仲は良好。女子にも優しいが、空とは結構口げんかしたりする。大体の小五ってこんなもんだよな的なキャラ。後半のレディデビモンvsエンジェウーモンの時は女子二人(空とヒカリ)の豹変ぶりにビビるなど、可愛い面もあり。女怒らすと怖いんだぞ?
・石田ヤマト(小五)
クールでどこか冷めた、なんか生意気な副リーダーポジション。太一とは対照的な面が目立つが、紋章は友情。丈とレストランで働かされる羽目になった時は料理上手な面を見せた。両親が離婚したいるため(ヤマトはテレビ局の偉い人である父に引き取られた)名字は違うが弟(タケル)がいる。かなりのブラコン(※私的に)で、事あるごとに「タケル、タケル」とうるさい。そのためヤマタケという当時でも多分マイナーなBLカプにハマってしまい、ネットでサイトを探しても数えるほどしかなくて悲しかった。
・竹之内空(小五)
愛情の紋章を持つおてんば少女。女子サッカー部所属(だったはず)。パートナーデジモンは甘ったれな面が目立つピヨモン。愛情の紋章通り、世話焼きで周りへの気遣いも上手い。年下相手でも甘やかしすぎず、厳しすぎずと将来はいいお母さんになりそうなキャラ。中盤では自分のピヨモンだけ超進化できない理由が母親の気持ちが解らなかったことだった(熱を出してもサッカーの試合に行こうとする空を行っちゃだめだと止めるのは嫌がらせ(?)だと勘違いしていたが、ピヨモンが危険な時にも戦おうとした時にやっと母親の気持ちが理解できた)。終盤でも周りへのフォローは抜群に上手く、かなり癒された。
・泉光子郎(小四)
いつもノートパソコンを携帯している、選ばれし子供たちの情報戦担当。紋章は知識なのも頷ける博識っぷり(特にコンピューター関連)。実は彼は子供のできない夫婦の元に引き取られた養子だった。しかし両親(特に母)は「あなたが私の息子でよかった」と彼の全てを受け入れていて、光子郎も彼女には救われている。
・太刀川ミミ(小四)
選ばれし子供たちの中で一番のワガママ(笑)。紋章は純真で、虐げられているデジモンを見ると思わず泣かずにはいられないほど。歌が非常に上手で、ゲコモンの城でお姫様扱いされてご満悦、な話もあった。ホエーモン他の助けてくれたデジモンのお墓を作るなど、心優しいところがいかにも純真。
・丈(小六)
最年長だがイマイチパッとしない、誠実の紋章を持つ少年。兄たちが優秀なため塾に通うなど忙しい生活を送っていた。レストランでは人の好さを発揮し、まんまとハメられる(笑)。それが丈クォリティ。ヤマトに助けてもらうが、自分が引き起こした事態だというのに、彼の足を引っ張りっぱなし。……これと言って目立った活躍は思い出せない。ぶっちゃけ役立たず?(酷い)
・八神ヒカリ(小二?)
太一の妹で、光の紋章を持つ。登場したのが中盤からだが、彼女のパートナーデジモン・テイルモンがエンジェウーモンというエンジェモンと同列レベルの活躍をするので、そこまで印象は薄くない。デジモンの気持ちというか苦しみというか、とにかくデジモンの発する何かを察知する能力があるため、たまに電波な事を口走る。それは彼女本人のせいではない。
・高石タケル(小二)
……お待たせしました!私の大・本・命、ラブリーショタっ子ですよ!個人的萌えショタの全てが詰まっている……このキャラを考えたスタッフさんマジでグッジョブ!「冒険!パタモンと僕」と「パンプとロックは渋谷系デジモン」は両方とも神回です!タケル可愛いよタケルぅ!(パタモンっぽく)
……すみません、取り乱しました。一人称「僕」+ヤマトの事は「お兄ちゃん」+半ズボン(今はハーフパンツっていうんですかね?)の三種類揃ったまさに「ドン!」。紋章は希望で、それらしくパタモンはエンジェモンに進化。超進化するとホーリーエンジェモンになります。タケルはとにかくヤマトとの絡みがおいしすぎる。ヤマトがブラコン拗らせてるのはタケルのせいってのも一割はあるよ、確実に。色々と危なっかしいですもん(パタモンも同じく危なっかしい)。最初は泣いてばかりいたんですが、後半ではダークマスターズの二人(ピノッキモンとピエモン)を結果的に撃退、ヤマトを焦らせるという凄い成長を見せます。ラスボスも倒して、現実世界に戻る前のパタモンとの会話は子供らしくて目と涙が止まらない。タケルはBLもNLもリバもいけるという、私にしては貴重なキャラです。(BL→ヤマタケ、太タケ他。NL→タケヒカ)
……とここまで書いたところで文字数オーバーの予感がするので02は今度語ります。
#お引越し記事 #デジモン
旧記事:乙女ゲー
NLもBLも(このサイトにはないけど)、百合も好きです。あと乙女ゲーも割と好きです。今回は乙女ゲー(当時はそんなジャンルなかった頃の作品も含め)についてです。昔は「恋愛シュミレーション」と呼ばれていたと思うんですが、いつから「乙女ゲー」という名称が定着したのか?……その辺はよく知らない。
☆アンジェリークシリーズ
最初にプレイした恋愛シュミレーションもの。主人公は初代がアンジェリーク・リモージュ(以下リモージュ)、2はアンジェリーク・コレット(以下コレット)。RPG「天空の鎮魂歌」までしかプレイしていないため、その後のシリーズは知らない。
初代はデュエット発売までは主人公がリモージュ固定。ゲームのストーリーは宇宙を統べる女王(だっけ?)は代々交代制で、今の代の女王の力が衰えてきたため、二人の女王の資質を持つ少女を守護聖と呼ばれる女王の騎士(と言うか部下と言うか、とにかく女王のために働く者)の住む飛行都市へと呼びよせる。守護聖は九人いて彼らにも特殊な資質が必要で、「光」「闇」「炎」「水」「風」「鋼」「地」「緑」「夢」の九種類があり、彼らにも人間関係がある(「光」と「炎」、「闇」と「水」は仲の良い主従関係で、「風」「鋼」「緑」は同年代で仲がいい。「夢」はライバル関係気味な「炎」と「水」の中立で、「地」は「光」と「闇」の中立)。リモージュのライバルはロザリア・カタルヘナ中央にたどり着くかというお嬢様(以下ロザリア)。……ぶっちゃけ私は元気系の主人公が苦手なので、ロザリアを選びたかったが、デュエットが出る前は強制的にリモージュを使用しなければならなかったためロザリアが妨害してくるたびに「ああ、仲良くしたいのに!」という気持ちと「畜生!よくもやりやがったな!」という気持ちで色々とやるせなかった(だから、デュエット発売後は喜び勇んでロザリアを選んだ)。いきなり空中都市に連れてこられた二人はどちらがより新しい女王にふさわしいかを確かめるため、宇宙のある星の大地を発展させていき、どちらが先に競わせられる。飛行盤という道具で大地に降り立った主人公(デュエットでロザリア選択時にも)はその大地の少年と出会う。彼に名を名乗ると「そのお名前はこの土地では天使という意味なんです!」とそれ以降は主人公を天使様と呼ぶ主人公と大地に住む人々の橋渡し役となる(だが彼の要望を訊かなくても大して問題はない)。
システムは割とシンプル。守護聖にそれぞれの持つ力を自分の土地に送ってもらい、建物を建てていく。中央にある島に先に建物を建てた方が勝ち。その時点でゲームは終了となる。しかし、あくまでも「恋愛シュミレーション」がメインのゲームなので、守護聖とラブラブエンドの方を選んだ方が楽しいと思う。好感度のパロメーターは親しければ親しいほど相手が好意的になるので、それが目安になる。好感度を上げるには狙っている守護聖の元に毎日行って、力を送ってもらうか話をするかすれば自動的に上がる。プレイ開始時に自分の誕生日などを入力する仕様で、それによってキャラの好感度の上がり方が変わってくる(好感度の上がりやすさはキャラとの相性によって変わる)。相性が悪かった場合でも占いの館に行き、おまじない(ラブラブフラッシュ)をかけてもらえば、上昇するので諦めてはいけない。途中で何度か守護聖の投票による「どちらがより新女王にふさわしいか」というら合バルトの対決があるが、九人いる守護聖の過半数がプレイヤーの操作キャラに入れてくれた場合は行動力(最初は四つ)であるハートが一つ増える。そのため例えイマイチだと思う相手でも好感度は上げておいた方が良い(笑)。上手く立ち回れば四五人同時攻略も比較的楽に可能。
なお、初代はキャラデザの由羅先生によるコミカライズがされている。これがまたいい感じに主役二人の友情+守護聖のエピソードが描かれていて、今にして思うとリモージュ×ロザリアで百合萌えしていたのかもしれない。ゲーム版ではイマイチ印象が良くなかったが、闇に囚われたロザリアを救おうとするところには素直に「いい子」だと思ったし、彼女に好意を持ったマルセル(緑・最年少)がいらん事した時も何とか大陸を持ち直している。
2は世界観は同じだが、リモージュが女王ロザリアが女王補佐の座についている。システムは前と大して変わらない。ただ、育成する対象がうちうの一つの星から小宇宙に変わっただけ。建物も今度は惑星になった。守護聖も服装は変わったがビジュアルも性格も変わっていないし、人間関係も同じ。今度の主人公・コレットは性格が「温和」「元気」「勝気」の三種類から選べて、性格ごとに表情が違う。守護聖の好みの性格か否かによって好感度の上がり方が変わる。そのため初代よりは少し難易度が上がっている。ライバルは天才少女・レイチェル。今度は主人公の方がタイプなので選べなくてもよい(勝手だなー私)。攻略キャラが教育係の三人(ビクトール、セイラン(セイロンだっけ?)、ティムカ(だっけ?))も対象となる。
天空の鎮魂歌はアンジェリークシリーズ初のRPG。しかしぶっちゃけRPGとしては難易度が低く、ストーリー展開も解りやすい。ストーリーは女王であるリモージュが何者かに囚われてしまい、ロザリアがコレットとレイチェルの元に助けを求めに来るところから始まる。力の供給源である女王のリモージュが囚われたことにより弱体化した守護聖達九人もどこかの星に連れ去られてしまう。とりあえず教育係の三人は戦闘なしでも仲間になってくれる。それから守護聖を探しに行こうという所あたりで、謎の青年・アリエス(アリオスだっけ?どうも2以降は記憶が薄い)が仲間になる。戦闘システムはそれぞれの個性(守護聖は属性)を生かした攻撃をする。組み合わせによっては合体技などもあり、色々と試すのが楽しい。レベルごとにキャラ特有の必殺技もパワーアップしていく。もちろんアンジェリークシリーズらしく、恋愛イベントも条件を満たせば発生して、最終的に最も好感度の高いキャラのエンディングとなる。
☆薄桜鬼シリーズ
これは知らない方の方が少ないんじゃないか?ってくらい有名ですよね。咎狗目当てで買ってた「キュン!」でコミカライズを読み、沖田のビジュアルと性格、口調が好みだったので、購入。最初は攻略サイトを探す事なんて一ミリも思いつかなかったので、当然ノーマルエンド。前述したアンジェリークで好き放題してたのでその癖で「どちらかと言えばこっち」と思う選択肢を選んでたらそうなりました。後に攻略サイトで情報を仕入れて、各キャラ攻略&スチルフルコンプ達成。ぶっちゃけカズキヨネさんの絵柄は好みなんだけど、どうしても主人公の千鶴が苦手なので、黎明録と裏語が好き。沖田に散々いびられる龍之介と、兄の仇打ちに燃える梢は実にいいキャラ。
初代(何にもついてないやつ)はとにかく千鶴にイラつきまくり、ストレスMAX。オトメイトさんこのどうしようもない奴どうにかしてくれませんかね?本名入れたの凄く後悔した。男装って言っても一目で女だって丸わかりなんだけど。ビジュアルは好みの方だし、てっきりちゃんと戦えて(少なくとも自分の身くらいは自分で守れる)、医者の娘だから薬の事はある程度知っててイザって時には自分で傷薬くらいは調合したり、戦場で怪我人が出た時には応急処置くらいは出来る……キャラだと思っていたら……。見事に足手まとい以下で、しかも各ルートほとんどのキャラの羅刹化の原因作ってるし、男共も男共で、こんな奴のどこがいいの?と女の趣味の悪さを疑った(まぁ、そのキャラ好みの選択をしないとルートに入れないからしょうがないと言えばしょうがないけど)。風間も血筋のいい鬼だからってなんでこいつ狙い?お千ちゃんの方が百倍はいい子だよ?かといってルートごとに軸がぶれてんのは何とかならないのかと思うけど。一応斎藤に剣の筋を認められてるから、少なくとも剣術の強さ的には千鶴>龍之介なんだろうけど、素手での殴り合いなら龍之介>千鶴だろうな。自分を守ってくれた平助を殴るわ、戦闘ではいらんところで出しゃばるくせに何もしないわ、ただお茶淹れるだけで近藤さんに以下隊士に「いい子」扱いされるわ……気に入れないところを挙げればきりがない。せっかくの沖田エンドもコイツが相手だと魅力半減。「そんな事を言う君が好きだよ」って、すみませんが「私はそんな言動のあなたが気に入りません」。スキンヘッドのオッサン(探してた父親)もルートごとでブレブレ。お前は悪人なのか善人なのかはっきりしろ!……と文句ばかり言ってますが、薫は大好きです。女装美少年(一人称俺)ヤンデレで、千鶴に対して呪詛吐いてるところが特にスカッとしていい(笑)。沖田と共に生き残ってほしかった。私性格悪いや☆
黎明録はどのルートもおいしかった!特に好きなのは沖田ルート(殺されるのも見逃されるのも好き)と原田ルートと小鈴ルート!沖田ルートの一章丸々使った過去話は非常においしかった。ショタ沖田可愛すぎる!……兄弟子×ショタ沖田とかうっかり想像して萌えまくったりと色々大変。殺されるときに散々嬲られる龍之介の心情がこれはこれで萌える!見逃されるパターンはアニメでまさかの採用で、嬉しさMAX!アニメでは針まで使ってるよ。原田ルートも小鈴ルートも大して変わらないけど、どっちも好き。恋人にしたいキャラなら沖田だけど、結婚相手として見るなら原田派です。でも時々行き過ぎたフェミニストっぷりにイラッとする事もあるけど(笑)。どのルートでもキャラと再会してて笑ったv
裏語はしょっぱなから羅刹に殺される兄に混乱する梢、そこへ現れた桂さん……このくらいのフェミニスト加減が個人的にちょうどいい。彼を含めて攻略キャラは高杉、グラバー7そして私の大本命・以蔵。グラバーもレディファースト精神とかみんなにサービスとかしてくれるところが好きなんですが、やっぱり「可愛いは正義」主義の私的にはイマイチ「可愛さ」は感じられなかったため、一番は以蔵です。この以蔵、普段の周りの大人に振り回されたりからかわれたりしている時と、冷酷(ではないか)な武市の狗的な面のギャップが凄くいい。主人公(梢)を守れと命令されたから、躊躇いなく斬っちゃう。そこを梢に指摘されると、「やらないとやられてた」と正論を言ってきます。それにも一理あるけど出来ればやめてと言う梢は好感度高いです。自分の身もちゃんと守れるし。敵わないと思ったら割と素直に引くし。弁えてる子&冷静に判断を下せるところがある子は基本好き。以蔵はとにかく母性本能をくすぐってきます。寝顔はあどけなくて可愛いし、犬に襲われてる子供を助けようとして、結局自分も襲われてる梢を助けた時の「こういう道は……犬が好きだ」発言は一瞬何を言ってるのか解らなかったけど。彼のルートでは的には容赦なしのキャラ同士、沖田との絡みがありますが、二人の会話は面白いv沖田にからかわれる以蔵は年相応で可愛いvこの二人がくっつけばいいのにと思ったりするけど、敵対してるから無理か。残念。以蔵ルートのエンディングは幸せルートと二人して羅刹化があるけど、ブラマトの影響で(※詳しくはこの日記の飛行計画系ゲームの記事参照)バッドエンド萌えになってしまったため、羅刹化が好きです。
……他にも「ときメモGS」とか「マイネリーベ」とかもプレイしたこともあるんですが、当時は攻略サイトなんてなくて途中で投げました。……好みの服を着たり、相手の望む選択肢を選ばなきゃならないのが、当時は耐えられないくらいイラついたので(笑)。相手はデートの時も同じ服なのに。
#お引越し記事 #乙女ゲー
NLもBLも(このサイトにはないけど)、百合も好きです。あと乙女ゲーも割と好きです。今回は乙女ゲー(当時はそんなジャンルなかった頃の作品も含め)についてです。昔は「恋愛シュミレーション」と呼ばれていたと思うんですが、いつから「乙女ゲー」という名称が定着したのか?……その辺はよく知らない。
☆アンジェリークシリーズ
最初にプレイした恋愛シュミレーションもの。主人公は初代がアンジェリーク・リモージュ(以下リモージュ)、2はアンジェリーク・コレット(以下コレット)。RPG「天空の鎮魂歌」までしかプレイしていないため、その後のシリーズは知らない。
初代はデュエット発売までは主人公がリモージュ固定。ゲームのストーリーは宇宙を統べる女王(だっけ?)は代々交代制で、今の代の女王の力が衰えてきたため、二人の女王の資質を持つ少女を守護聖と呼ばれる女王の騎士(と言うか部下と言うか、とにかく女王のために働く者)の住む飛行都市へと呼びよせる。守護聖は九人いて彼らにも特殊な資質が必要で、「光」「闇」「炎」「水」「風」「鋼」「地」「緑」「夢」の九種類があり、彼らにも人間関係がある(「光」と「炎」、「闇」と「水」は仲の良い主従関係で、「風」「鋼」「緑」は同年代で仲がいい。「夢」はライバル関係気味な「炎」と「水」の中立で、「地」は「光」と「闇」の中立)。リモージュのライバルはロザリア・カタルヘナ中央にたどり着くかというお嬢様(以下ロザリア)。……ぶっちゃけ私は元気系の主人公が苦手なので、ロザリアを選びたかったが、デュエットが出る前は強制的にリモージュを使用しなければならなかったためロザリアが妨害してくるたびに「ああ、仲良くしたいのに!」という気持ちと「畜生!よくもやりやがったな!」という気持ちで色々とやるせなかった(だから、デュエット発売後は喜び勇んでロザリアを選んだ)。いきなり空中都市に連れてこられた二人はどちらがより新しい女王にふさわしいかを確かめるため、宇宙のある星の大地を発展させていき、どちらが先に競わせられる。飛行盤という道具で大地に降り立った主人公(デュエットでロザリア選択時にも)はその大地の少年と出会う。彼に名を名乗ると「そのお名前はこの土地では天使という意味なんです!」とそれ以降は主人公を天使様と呼ぶ主人公と大地に住む人々の橋渡し役となる(だが彼の要望を訊かなくても大して問題はない)。
システムは割とシンプル。守護聖にそれぞれの持つ力を自分の土地に送ってもらい、建物を建てていく。中央にある島に先に建物を建てた方が勝ち。その時点でゲームは終了となる。しかし、あくまでも「恋愛シュミレーション」がメインのゲームなので、守護聖とラブラブエンドの方を選んだ方が楽しいと思う。好感度のパロメーターは親しければ親しいほど相手が好意的になるので、それが目安になる。好感度を上げるには狙っている守護聖の元に毎日行って、力を送ってもらうか話をするかすれば自動的に上がる。プレイ開始時に自分の誕生日などを入力する仕様で、それによってキャラの好感度の上がり方が変わってくる(好感度の上がりやすさはキャラとの相性によって変わる)。相性が悪かった場合でも占いの館に行き、おまじない(ラブラブフラッシュ)をかけてもらえば、上昇するので諦めてはいけない。途中で何度か守護聖の投票による「どちらがより新女王にふさわしいか」というら合バルトの対決があるが、九人いる守護聖の過半数がプレイヤーの操作キャラに入れてくれた場合は行動力(最初は四つ)であるハートが一つ増える。そのため例えイマイチだと思う相手でも好感度は上げておいた方が良い(笑)。上手く立ち回れば四五人同時攻略も比較的楽に可能。
なお、初代はキャラデザの由羅先生によるコミカライズがされている。これがまたいい感じに主役二人の友情+守護聖のエピソードが描かれていて、今にして思うとリモージュ×ロザリアで百合萌えしていたのかもしれない。ゲーム版ではイマイチ印象が良くなかったが、闇に囚われたロザリアを救おうとするところには素直に「いい子」だと思ったし、彼女に好意を持ったマルセル(緑・最年少)がいらん事した時も何とか大陸を持ち直している。
2は世界観は同じだが、リモージュが女王ロザリアが女王補佐の座についている。システムは前と大して変わらない。ただ、育成する対象がうちうの一つの星から小宇宙に変わっただけ。建物も今度は惑星になった。守護聖も服装は変わったがビジュアルも性格も変わっていないし、人間関係も同じ。今度の主人公・コレットは性格が「温和」「元気」「勝気」の三種類から選べて、性格ごとに表情が違う。守護聖の好みの性格か否かによって好感度の上がり方が変わる。そのため初代よりは少し難易度が上がっている。ライバルは天才少女・レイチェル。今度は主人公の方がタイプなので選べなくてもよい(勝手だなー私)。攻略キャラが教育係の三人(ビクトール、セイラン(セイロンだっけ?)、ティムカ(だっけ?))も対象となる。
天空の鎮魂歌はアンジェリークシリーズ初のRPG。しかしぶっちゃけRPGとしては難易度が低く、ストーリー展開も解りやすい。ストーリーは女王であるリモージュが何者かに囚われてしまい、ロザリアがコレットとレイチェルの元に助けを求めに来るところから始まる。力の供給源である女王のリモージュが囚われたことにより弱体化した守護聖達九人もどこかの星に連れ去られてしまう。とりあえず教育係の三人は戦闘なしでも仲間になってくれる。それから守護聖を探しに行こうという所あたりで、謎の青年・アリエス(アリオスだっけ?どうも2以降は記憶が薄い)が仲間になる。戦闘システムはそれぞれの個性(守護聖は属性)を生かした攻撃をする。組み合わせによっては合体技などもあり、色々と試すのが楽しい。レベルごとにキャラ特有の必殺技もパワーアップしていく。もちろんアンジェリークシリーズらしく、恋愛イベントも条件を満たせば発生して、最終的に最も好感度の高いキャラのエンディングとなる。
☆薄桜鬼シリーズ
これは知らない方の方が少ないんじゃないか?ってくらい有名ですよね。咎狗目当てで買ってた「キュン!」でコミカライズを読み、沖田のビジュアルと性格、口調が好みだったので、購入。最初は攻略サイトを探す事なんて一ミリも思いつかなかったので、当然ノーマルエンド。前述したアンジェリークで好き放題してたのでその癖で「どちらかと言えばこっち」と思う選択肢を選んでたらそうなりました。後に攻略サイトで情報を仕入れて、各キャラ攻略&スチルフルコンプ達成。ぶっちゃけカズキヨネさんの絵柄は好みなんだけど、どうしても主人公の千鶴が苦手なので、黎明録と裏語が好き。沖田に散々いびられる龍之介と、兄の仇打ちに燃える梢は実にいいキャラ。
初代(何にもついてないやつ)はとにかく千鶴にイラつきまくり、ストレスMAX。オトメイトさんこのどうしようもない奴どうにかしてくれませんかね?本名入れたの凄く後悔した。男装って言っても一目で女だって丸わかりなんだけど。ビジュアルは好みの方だし、てっきりちゃんと戦えて(少なくとも自分の身くらいは自分で守れる)、医者の娘だから薬の事はある程度知っててイザって時には自分で傷薬くらいは調合したり、戦場で怪我人が出た時には応急処置くらいは出来る……キャラだと思っていたら……。見事に足手まとい以下で、しかも各ルートほとんどのキャラの羅刹化の原因作ってるし、男共も男共で、こんな奴のどこがいいの?と女の趣味の悪さを疑った(まぁ、そのキャラ好みの選択をしないとルートに入れないからしょうがないと言えばしょうがないけど)。風間も血筋のいい鬼だからってなんでこいつ狙い?お千ちゃんの方が百倍はいい子だよ?かといってルートごとに軸がぶれてんのは何とかならないのかと思うけど。一応斎藤に剣の筋を認められてるから、少なくとも剣術の強さ的には千鶴>龍之介なんだろうけど、素手での殴り合いなら龍之介>千鶴だろうな。自分を守ってくれた平助を殴るわ、戦闘ではいらんところで出しゃばるくせに何もしないわ、ただお茶淹れるだけで近藤さんに以下隊士に「いい子」扱いされるわ……気に入れないところを挙げればきりがない。せっかくの沖田エンドもコイツが相手だと魅力半減。「そんな事を言う君が好きだよ」って、すみませんが「私はそんな言動のあなたが気に入りません」。スキンヘッドのオッサン(探してた父親)もルートごとでブレブレ。お前は悪人なのか善人なのかはっきりしろ!……と文句ばかり言ってますが、薫は大好きです。女装美少年(一人称俺)ヤンデレで、千鶴に対して呪詛吐いてるところが特にスカッとしていい(笑)。沖田と共に生き残ってほしかった。私性格悪いや☆
黎明録はどのルートもおいしかった!特に好きなのは沖田ルート(殺されるのも見逃されるのも好き)と原田ルートと小鈴ルート!沖田ルートの一章丸々使った過去話は非常においしかった。ショタ沖田可愛すぎる!……兄弟子×ショタ沖田とかうっかり想像して萌えまくったりと色々大変。殺されるときに散々嬲られる龍之介の心情がこれはこれで萌える!見逃されるパターンはアニメでまさかの採用で、嬉しさMAX!アニメでは針まで使ってるよ。原田ルートも小鈴ルートも大して変わらないけど、どっちも好き。恋人にしたいキャラなら沖田だけど、結婚相手として見るなら原田派です。でも時々行き過ぎたフェミニストっぷりにイラッとする事もあるけど(笑)。どのルートでもキャラと再会してて笑ったv
裏語はしょっぱなから羅刹に殺される兄に混乱する梢、そこへ現れた桂さん……このくらいのフェミニスト加減が個人的にちょうどいい。彼を含めて攻略キャラは高杉、グラバー7そして私の大本命・以蔵。グラバーもレディファースト精神とかみんなにサービスとかしてくれるところが好きなんですが、やっぱり「可愛いは正義」主義の私的にはイマイチ「可愛さ」は感じられなかったため、一番は以蔵です。この以蔵、普段の周りの大人に振り回されたりからかわれたりしている時と、冷酷(ではないか)な武市の狗的な面のギャップが凄くいい。主人公(梢)を守れと命令されたから、躊躇いなく斬っちゃう。そこを梢に指摘されると、「やらないとやられてた」と正論を言ってきます。それにも一理あるけど出来ればやめてと言う梢は好感度高いです。自分の身もちゃんと守れるし。敵わないと思ったら割と素直に引くし。弁えてる子&冷静に判断を下せるところがある子は基本好き。以蔵はとにかく母性本能をくすぐってきます。寝顔はあどけなくて可愛いし、犬に襲われてる子供を助けようとして、結局自分も襲われてる梢を助けた時の「こういう道は……犬が好きだ」発言は一瞬何を言ってるのか解らなかったけど。彼のルートでは的には容赦なしのキャラ同士、沖田との絡みがありますが、二人の会話は面白いv沖田にからかわれる以蔵は年相応で可愛いvこの二人がくっつけばいいのにと思ったりするけど、敵対してるから無理か。残念。以蔵ルートのエンディングは幸せルートと二人して羅刹化があるけど、ブラマトの影響で(※詳しくはこの日記の飛行計画系ゲームの記事参照)バッドエンド萌えになってしまったため、羅刹化が好きです。
……他にも「ときメモGS」とか「マイネリーベ」とかもプレイしたこともあるんですが、当時は攻略サイトなんてなくて途中で投げました。……好みの服を着たり、相手の望む選択肢を選ばなきゃならないのが、当時は耐えられないくらいイラついたので(笑)。相手はデートの時も同じ服なのに。
#お引越し記事 #乙女ゲー
旧記事:爆走兄弟レッツ&ゴー
私が腐った原因にして、今でもショタに釣られるクセがついてしまった原因でもある作品「爆走兄弟レッツ&ゴー」について語ります。……この作品がなかったら私は腐ってなかったし、このサイトもなかった。良かったのか悪かったのか。
ネタバレを多く含む上に大変な長文なので畳みます。
・ストーリー(※世界観はごく普通の現代日本です。ただ、常識では追いつけないほど速いミニ四駆と普通に一緒に走ってるところだけは突っ込みたい)
ミニ四駆大好き兄弟、星馬烈(小五)と星馬豪(小四)は二人合わせて「レッツゴー兄弟」としてミニ四駆好きの男子の中では有名。いつも兄弟そろってレースにエントリーしては、兄弟そろってコースアウトがいつもの光景。兄の烈はコーナリング重視のセッティング(「コーナーを制する者が勝つんだ!」by烈)、それにとは真逆で弟の豪は高速重視のかっとび仕様セッティング(「かっとべー!マグナーム!」by豪)。対照的なこの兄弟に興味を持った土屋博士(ダウンフォースしか言えないのかというほど、一々「ダウンフォース~」云々、うるさい大人)に、烈にはソニックセイバー、豪にはマグナムセイバーをそれぞれ与える。カラーリングも一切されていない、正真正銘の試作品のそのマシンは二人を一瞬で魅了した(まだ試作品段階なので商品化はまだされていない)。でも公式レースで、セイバーを自分のマシンに仕上げられなかったら返してもらうと条件を付ける。……この二人にだけ特別なマシン与えるなんて、ずるくね?という突込みはさておき、公式レースまでに二人はソニックセイバー(以下ソニック)とマグナムセイバー(以下マグナム)を自分一人の手で完成させる。烈は赤く、豪は青くセイバーをカラーリング。今にして思えば、そんなに器用な小学生なんていねーよと思うが(この二人に限らず、出てくるレーサーはほとんど小学生なのに、自力で手の込んだカラーリングやカスタムをしている)、その辺は「ミニ四駆大好き兄弟」だから仕方がない。第一話は山登りがメインのコース。タ●ヤってこんな儲かるのか、なんて大人になった今ではいやらしことを考えてしまう。この回に限らず、このアニメ(原作の漫画もそうだけど)に出てくるほとんどのコースがどう見ても子供には危険です。大人でも危険です。毎回出てくる「ミニ四駆は安全な場所で遊びましょう」の文字には全く説得力がない(笑)。無印後半に入ってから出てくる大神のところの新撰組三人衆(沖田カイ・土方レイ・近藤ゲンの事。私が勝手に呼んでるだけ)が出てきてからはますます説得力がない、マシンを壊すこと前提のコースとか普通に出てくるあたり、ぶっ飛んだアニメだと思う。……第一話の続き。レース序盤は二人とも順調な滑り出しで、一位二位をキープ。流石、贔屓されているだけあって速さが違うぜ!その次に序盤は活躍してたけど、終盤につれて報われない子扱いされる(酷い)まこと君のマシンが三位。レッツゴー兄弟は一足お先に滝ゾーンに入るが、ダウンフォースがアダとなり、二台ともコースアウト。マシンを庇って崖から滑り落ちる二人。烈のソニックは多少壊れはしたが、まだ十分追いつける。しかし豪のマシン・マグナムは、軽量化のし過ぎでボディの強度が弱く、壊れてしまった。「ごめんよマグナム」と涙ぐみ、「レッツ兄貴はまだ走れるんだろ?早く行けよ!」と烈に暗にリタイアを告げるが、「豪がそんなに諦めがいいもんか!ニセモノ!豪のニセモノだな!」と焚きつける(ここのところがお兄ちゃんらしくて好き)。でも修復不可能なレベルで壊れたマグナム。前向きが取り柄の豪が諦めかけても、烈はあくまで諦めず、コースのレーンとレーンの間を仕切る板を中心にして合体させるようにしてレース復帰。問題だったダウンフォースの面も二台分の重さでクリア。見事に烈が一位、二位まこと、三位豪の結果となる。……しかしその後、一緒に走らせていたソニックとマグナムだが、烈は自分のマシンであるソニックを少し前に出していた。「ずっりーよ!」と詰め寄る豪にすっとぼける烈。大衆の前でギャグマンガによくあるノリで喧嘩を始めるレッツゴー兄弟を土屋博士とファイター(ミニ四駆レースの実況役・森久保さんのデビュー役だと後に知って、演技の上手さに驚いた)は温かく見守っていた。
第一話から色々と突っ込みどころが多いから長くなってしまった。私の永遠の最萌兄弟の地位は揺らがないレッツゴー兄弟初登場はこんな感じ。次はキャラ紹介とそのキャラにまつわる個人的お気に入りエピソードです。無印&WGP混同。カッコ内の学年は無印の時のもので、WGP編では各キャラ一学年づつ進級してます。WGPキャラは学校に行っている描写がないのでよく解らない。いや、私が覚えていないだけかもしれないけど。
・星馬烈(小五)
主人公の一人(のはず。でもメインは弟の豪)。血液型がすべてとは思わないが、雑誌によく載ってる典型的A型。基本的に真面目な優等生で、宿題や勉強をちゃんとこなした上で、大好きなミニ四駆に情熱を注いでいる。頭がよく(漫画ではアニメに出ない嫌味系優等生キャラと並んで百点を取った時に「なんでミニ四駆なんて玩具で遊んでばっかのアイツが……グギギ」的逆恨みされ、レースを挑まれる)、物事を理論的に説明する事にも長けている。ソニックセイバーをもらった時にはまず設計図から考えるといた。よくおつかいなどのお手伝いもする、典型的いい子。お小遣いも無駄遣いはせず貯めているため、弟の豪がパーツを一つか二つくらいしか毎回買っていないのに対し、よく大きな紙袋一杯のパーツを買い占める。一人称は仲間や目上の前では基本的に「僕」だが、弟の豪といる時は「オレ」に変わる。個人的にショタの一人称は「僕」が良い派だが、彼の場合は普段冷静でレース時には情熱的で男らしくなるため、「オレ」もアリ。ソニックは「コーナリングの貴公子」と呼ばれるほどコーナーで性能を発揮する。その堅実な走りは持ち主である烈の性格が強く反映されている。WGP序盤で、リーダーを決める際のレースでも、一人だけ時間ぎりぎりまでモーターの慣らし運転をしていた。豪には「(時間ぎりぎりまで粘っていた事を)日本の恥だぜ」と言われるが「ソニックの走りを引き出すためなら仕方ない」と冷静。結局そのレースで一位を取ったため、ビクトリーズのリーダーを任される。
ただし、弱点・欠点もなかなか多い。お化けが苦手で、風鈴小学校の七不思議レース時にはみんなお化けなど信じていないのに一人だけビビり「一人で帰るのは怖いから、はい」と渋々参加を決めている。同じような話はWGP編にもあり、ビクトリーズのメンバーが一人一人に分かれてろうそくを置いてくる(取ってくるだっけ?)という鉄心先生(土屋博士の師匠の食えない爺さん)発案のお化け合宿でかなり大げさにビビっていた(実は鷹羽兄もビビっていたのだが、弟に弱みは見せまいと必死で隠していた)。他にはレイスティンガー(マシンに自分の名前をつけるあたり微妙/つけたのレイじゃないだろうけど)に粉々にされたマグナムをJと二人きりでニューマシン(サイクロンマグナム・三代目)に完成させたことに焦った烈は彼なりに考えた結果テンパり、余計なパーツ大量づけ&他のマシンのいいとこパクリをやらかし、豪に「こんなのソニックの走りじゃねぇ」と言われてしまう(その後、相棒であるソニックが豪のマグナムの必殺技・トルネードを繰り出してきて、失神)。冷静になった烈だが、今度はマグナムを破壊した大神のマシンに興味を持つ。大神の師匠でもある鉄心に真っ昼間から男子最大のセクハラを受けた後、大神の研究所へ無理やり連れて行かれる。そこで大神のマシンの速さの秘密を知り、結果的に大神を利用しニューマシン・ハリケーンソニックを完成させる(ちなみに私は歴代ソニックの中でこれが一番好き)。周りに流されやすいところもあり、藤吉の別荘地の島でサルに烈以外のみんなの全てのマシンを盗まれてしまった時サルに対抗できるのはソニックしかなかったため(なぜか)サルの着ぐるみを着て野生のサルとレースをする羽目になったり、藤吉の妹のチイコの我儘に無理やりつき合わされたり(しかしプレゼント攻撃の一番の被害者は実は育てていた鉢植えを壊された星馬父だと思う)、チイコの知り合いのミニ四駆好きだけどド初心者に「僕とレースしよう!(棒読み)」と誘わなければならなくなったりと、属性的には「振り回されるお兄ちゃん」キャラ。
お気に入りエピソード:藤吉とのコーナー対決レースでは、あっさり負けた豪の仇を取るために、モーターなどのパーツをわきの下で温めるという地味だが微妙に差が出るテクニックを駆使したり、その途中でやって来た見知らぬ男の子(年下)のマシンのメンテナンスをしてやったり。レースの最中散々卑怯な手を使ってくる藤吉だったが、烈はあくまで正々堂々、途中で得意の高速コーナーを消された時にはどうなる事かと思った。藤吉が例の男の子のマシンを「レース中に入ってくるなんてマナーが悪いでゲス!踏み潰してやるでゲス!」などと悪役全開で壊そうとしたところをマシンを庇って負傷。喧嘩した豪とも仲直りして、ベビーカーで猛追撃、ラストのコンセントを利用して大逆転。……したは良かったが、いちゃもんをつけてくる藤吉を豪とジュン(兄弟そろっての幼馴染の女の子)は責めるが、烈は「もういいよ」とあっさり許す。器の大きい兄貴だ。公式レースの参加資格がかかった重要レースの回ではミニ四駆初心者の父と「お父さんもミニ四駆好きだったんだ」と嬉しそうな顔を見せ、肝心のレースでコースアウトしてリタイアしようとする他の選手に「マシンは走りたがってるぜ!」と声をかけるなど、ミニ四レーサーとしてもいい子。WGPでも、チイコが海外に行ってしまう(本人は嫌がっいる?)と知った烈は彼女主催のレースで優勝しようと奮闘。ちなみにこの回、子供の日ということで、それにちなんだ仮装をするのだが、彼の甲冑はよく似合っていた、ジョー(アメリカチームの紅一点。リョウといい感じ)の着物も似合っていた、ジュリアナのクマの着ぐるみも、リョウのサルも割と似合っていた。この回は一見の価値あり。WGP編後半では入院するため出番が減るが、バスターソニックを開発してからは無事復帰。病院脱出回では真面目な烈にしては珍しく、豪に身代わりをさせて逃げ出した(その後、豪はデカい注射を打たれる羽目になる)。映画版では「スタートから(ソニックが)ビリッケツだー」と実況されズッコケ、軽く突っ込みを入れた(そのシーンの動きが可愛い)。他にも頼れるお兄ちゃんらしさを発揮(一人だけ冷静に後の事を考えてトランスポーターから色々と持ち出したり(これが後で大活躍する)、高所恐怖症の豪と一緒に落ちたり(軍人に拾われるが)、ジュンからサンドイッチを受け取ったり(これは活躍か?)、帽子の中に隠したソニックとケースに入れていた、トライダガーを走らせたりと、見せ場が一杯)。映画版だけでも見十分見れる(※感じ方には個人差があります)作品なので、ぜひ見ることをおススメする。WGP編最後のvsミハエルあたりでは、おいしいところをほとんど豪に持って行かれる。
・星馬豪(小四)
主人公(メイン)、烈と同じく血液型がすべてではないが、私と同じO型。(個人的)O型あるあるに当てはまりすぎていて笑った。基本的に理性より本能で動くところがある(あとその場のノリ)。負けず嫌いで、自分が勝つまで相手を付き合わせようとするところもある。鷹羽兄弟との二人一組レースでは烈と組み、兄弟対決となるが、前半のテクニカルコース開始時に高羽兄弟の弟である次郎丸が「(確か)三分待つ」的な事を言っていたため、試合で勝って勝負で負けた。納得がいかないので場所を変えて、超ロングストレートコースで対決するが、やっと同着。当然悔しがる。更に単純でおだてに乗りやいため、初対面の藤吉のおだてにあっさり乗り、レースをする事になるが直線コースかと思いきや思い切り藤吉のスピンアックスに有利なテクニカルコースだったため、彼に敗北。「マグナムはダウンフォースがまるでない。それがマグナムの欠点でゲス」等とやや嘲るように指摘されてしまう(その仇は烈が取ってくれた)。その後、烈(と藤吉)と特訓するもああでもないこうでもない的な流れにうんざりした豪は途中で二人から離れる。本当に対照的な兄弟である。漫画では星馬一家が母&烈と父&豪に別れた時(烈は母の「味方してくれたらお小遣いアップ」という言葉に釣られた)、ミニ四駆で対決だ!と突然言い出し、家族全員を脱力させたり(ちなみに烈と豪はケンカ続行だったが、父と母はとっくに仲直り、ラブラブイチャイチャ)、運び屋をやっている高羽兄弟の父の代わりに凍った湖の上をミニ四駆に荷物を載せて一緒に走ったり(一緒に走る必要は全くないが、それを言ってはおしまいである)と熱血系おバカキャラとして愛されている。勉強は苦手で、宿題もやらない。しかもその上、授業中にマグナムを弄っていて担任のたまみ先生に取り上げられてしまったこともある。その時はちょうど土屋博士がマシンの性能をチェックするための土屋カップの一週間前(確か)で、土屋カップの事を伝えに来たファイターに「何とかしてマグナムを取り戻してくれよ~」と泣きついている(ちなみにその言葉を聞いたファイターは「子供の夢であるミニ四駆を取り上げるなんて許せない!」と憤慨するが、たまみ先生が好みのツボストライクだったためか、逆に「ダメじゃないか、豪君!」とあっさり先生側に寝返る)。結局マグナムはこのままでは返せないので、たまみ先生がマグナム、豪がジュンのホンームランを借りて勝負する事になった。ちょうどマグナムは調整中だったため、何とかなるかと思いきや、ファイターがたまみ先生にアドバイスする事になったため(「僕は子供と初心者の味方なんだよ」byファイター)、無茶な軽量化を施す(ちなみにコースはファイターが多分徹夜で作った。しかしなぜか毎回彼の作るコースは男子トイレを通る)。偶然とはいえレースでは豪が勝ったため、マグナムは取り戻せたが肝心の土屋カップの日に熱を出してしまう(前のレースでプールに落ちたためと思われる)。体温計を冷蔵庫で冷やし、何とか誤魔化して家を出た豪だが、烈に怒られる(「お前母さん騙したのか!?」)。しかし気持ちは解らなくもないと無理しない程度なら許してくれる。烈とは違って、宿題はやらない、手伝いもしない、高所恐怖症(最後のはなんか違う)、と決して優等生とは言えないが憎めない面が多く、結構得してるキャラ(笑)。いつもは烈と喧嘩が絶えないが、WGP編ラストでは、まさしく主役の大活躍!烈の「行けぇ―ゴー!」という叫びも素晴らしい。
お気に入りエピソード:チイコ初登場回での烈に対する(珍しい)弄り「うちの兄貴がモテモテでさぁ~」。まさか豪の口から「モテモテ」等と言う言葉が出るとは思わなかった。その後チイコに押し倒される烈もいい感じに引いていたのがグッド!無印最終話近くポイント制レースにて、「何でおれが一位なのにレッツ兄貴と同じなんだよ~!」と文句を言う豪と、窘める烈。最後には改心したカイたちもいい。最終話間近は色々とおいしい。
・鷹羽リョウ(小五)本当に小学校に行っているのか疑わしい、アウトロー少年。身長はレッツゴー兄弟よりはるかに高い。……というか、あの二人が低いだけか。ジュン(女子)よりも身長低いはショタあるあるだから気にせんが。喧嘩ばかりのレッツゴー兄弟とは対照的に、弟の次郎丸は兄の彼に絶対的な信頼を寄せ、尊敬している。公園(らしき場所)にテントを張って暮らしているが、土地の所有者に許可は取ってあるのだろうか?大人になった今ではまずそこに突っ込みたい。「あんちゃんの料理、美味しいだす~」と弟の次郎丸が言っており、偶然テント近くに現れた豪がやていていた魚を「うめー!」とよく食べていた事から、料理の腕前は確か。マシンはトライダガーだが、無印の中盤で豪のマグナムを庇い沖田カイのマシン・ビークスパイダーに真っ二つにされてしまう。その後は誰もフォローできなかったが、土屋博士の師匠(大神の師匠でもある。二人は元彼の元にいた)の鉄心に夢の素材ZMCでニューマシンを作ってもらいに行く。山の中で電気もガスも使わずに暮らす、高羽兄弟とドッコイドッコイのアウトロー生活をしている鉄心の世話を烈と豪も協力して手伝い、やっと作ってもらえた。新しいトライダガーは続編のWGPでも活躍する。
お気に入りシーン:次郎丸が思わず魔が差して、自分がミスして使ってしまったレース専用電池を豪のものと交換してしまう(その時豪は、彼の項で説明した通り熱を出していたため、バレなかった)。兄なだけあって、次郎丸の不審な様子水上バイクに気づいた彼は、未使用の自分の電池を豪のものと再び取り替え手元通りにするが、そのせいでレースでは実力を発揮できなかった上、藤吉に豪の電池と取り替えに行ったところを見られていたため、卑怯者呼ばわりされてしまう。そこで次郎丸が涙ながらに真相を告白。兄弟の信頼関係がよく解ったエピソード。(レースは烈が一着と言う妥当な結果だった)。WGPではアメリカチームとのレースでvsジョー戦が好き。会場に浮かぶコースでマシンを走らせ、レーサー的なものに乗って移動するというリレー形式のレースで、リョウは彼女と勝負する事になる。豪や次郎丸の「女ごときに負けるなよー」との声援に怒りったジョーは水上バイク的なもので事故を起こしそうになるが、リョウが助ける。その時彼が軽い捻挫をした事に気づいたジョーは、彼の代わりに走る事になった次郎丸相手に、つい手加減をしてしまう。そこでどこか日本男児気質な彼は「女ァ、俺の弟を舐めるなァ!」と、次郎丸には「お前はそれでも俺の弟か!」と二人を叱咤。目が覚めた二人は本気でぶつかり合い、最後には認め合う。その後、ジョーはリョウに好意的。……なんだこの「ラブストーリーは突然に」感。
リョウは烈と同じく兄貴ポジションだけど、アウトローゆえの逞しさの違いかなと個人的には思ってます。
・三国藤吉(小四?)
キャラの多い漫画では大抵一人はいる「何でも金にモノを言わせる」系お坊ちゃま。一人称「わて」、語尾に「ゲス」をつけて喋る上に、元々サルのような髪型をしているのに(だから?か)ほとんどサルの着ぐるみを着ている。正装はコナンみたいな服。策士気質(笑)で、初対面の別名豪をおだてまくり得意なテクニカルコースでコテンパンにする。しかし策士と言っても所詮は小学生なので、騙されたのは結局豪一人。どこまで単純なんだ豪は(笑)。豪に負けず劣らずの負けず嫌いで、レースでは必ず自分が勝たない時が済まないというお坊ちゃん独特の我儘な性格。勝つためならばレースの途中でも平気でコースを変えたり(烈の項参照)、人のマシン壊そうとしたり(烈のこ(ry)、烈がダウンしている間に更に差を広げようとしてヒコザ(漢字が出てこないが、彼の執事的な大人)に「坊ちゃまには正々堂々勝っていただきたいのです、ハイ」と窘められて、やっとストップした。その後も負けを認めず散々粘ったが(烈(ry))アメリカナイズされたパパ(「お前父ちゃんの事パパって呼んでんの?」by豪)に「卑怯な真似はやめろ!」と叱られ、渋々握手を交わす。マシンは烈と同じくコーナリング重視のスピンアックス(後にスピンコブラを三国コンツェルンの総力を挙げて開発する)で「コーナーの軽業師」というコメントに困る微妙なをつけられているが、本人は気に入っている(?)模様。
お気に入りシーン:藤吉関連はやはり彼の妹チイコ関連。彼女が初登場した回では初めて彼が妹持ちの兄だという事が判明するが、ぶっちゃけ彼女が登場した後も兄らしさは特に感じられなかった(沖田カイがゲームセンターに来た回は別人のようだったけれども)。彼の回想と本人曰く「昔からチイコはわての手に負えない」らしく、意外と苦労人だったことが判明する。だが個人的にチイコの方が力関係的に上というのはおいしい(烈が好きなため、彼の出番(見せ場)が増える)し、永遠に妹の尻に敷かれているといいと思う。
・J(年齢不詳
最初は大神の手下として登場。「っ」や「ハッ」など、初期はほんの少ししかしゃべらない。彼のマシンプロトセイバーJBには空気砲が組み込まれており(腕に着いた変な装置でスピードやコーナリングなどのセッティングをレース中に変えられる)、後ろのマシンをそれによって攻撃、壊すことが出来る。初登場時は全身タイツという出で立ちには驚いたものだが、慣れてしまえばそれほど違和感はない。烈と豪の最初のマシン「セイバー」が溶岩によってとかされてしまった間接的原因を作ってしまったキャラだが(だからミニ四駆は安全なところで遊びましょうとあれほど(ry))、大神に洗脳に近い事をされていたので仕方がない。実際に烈も豪も彼が改心した回では非常に好意的である。……同じく悪役(?)として出てきた藤吉とはえらい違いである。その後は土屋博士の元で彼の手伝いをしている。高羽兄弟と同じく、学校には行っているのか疑わしい。ただ一つ確かな事は、あの全身タイツ姿で学校に行ったらいじめの標的になること間違いなし。最終話間近で「R」という名の姉が出てくるが原作の漫画には一切出てこない。多分アニメだけのオリキャラ。マシンも黒い三角形のボディの「ドラゴンデルタ」というイロモノ。「バトルレースアメリカ王者』として出てきたが、続編のWGPで出てこないあたりアメリカは下剋上等(日吉若@テニスの王子様)なのだろう。
お気に入りエピソード:Jは初登場こそどちらかと言えば序盤だが、無印の仲間サイドキャラでは一番最後に仲間(友達)になったため、無印での見せ場はそれほどないが、リョウのトライダガーを(修理のためとはいえ)盗む回は良かった。「直すためだたんだからいいじゃん」派の弟達(なぜか兄貴なのに藤吉もこちら)と「盗んだのは許さん!レースだレース!」派の兄貴達で揉めるが、トライダガーの持ち主であるリョウの提案通りレースする事になる。やがて素直にレースを楽しみだすJに釣られ、豪、藤吉、次郎丸もレースに参加しようとするが、肝心の部品をJに貸していたため参加できず。烈だけは同じ兄貴同士リョウの狙いを知っていたのだろう、レースに参加。他はWGPで、プロトセイバーエボリューションが暴走した時のクレモンティーヌとの会話を通したカイとの友情(?)も好き。
・次郎丸(小三)
リョウの弟。一人称は「おら」リョウの事は「あんちゃん」と呼ぶ。大谷さん(ピカ●ュウ!)ボイスであんちゃん呼びは反則。豪の事は「うんこ野郎」烈の事は「優等生野郎(真面目野郎だっけ?)」と呼ぶ。基本的にリョウ以外には懐かない。よく豪、藤吉とともにバカやってるのが印象的。次郎丸本人はまだ小三だから仕方がないとしても、年下と同レベルな小四二人はどうなんだろう……。しばらくしてからセイバーをもらい「次郎丸スペシャル」と名付ける。デビュー戦(豪の項とリョウの項参照)は散々だったが、最年少だし可愛いからしょうがない。
お気に入りシーン:次郎丸は基本的にマスコットポジションだからなぁ。「リョウの弟」である限り、彼関連でしか見せ場がないのが残念。しかし映画版ではリョウの代理を一時務めた時は至らないところが可愛くて良かった
畳む
#お引越し記事 #レツゴ
私が腐った原因にして、今でもショタに釣られるクセがついてしまった原因でもある作品「爆走兄弟レッツ&ゴー」について語ります。……この作品がなかったら私は腐ってなかったし、このサイトもなかった。良かったのか悪かったのか。
ネタバレを多く含む上に大変な長文なので畳みます。
・ストーリー(※世界観はごく普通の現代日本です。ただ、常識では追いつけないほど速いミニ四駆と普通に一緒に走ってるところだけは突っ込みたい)
ミニ四駆大好き兄弟、星馬烈(小五)と星馬豪(小四)は二人合わせて「レッツゴー兄弟」としてミニ四駆好きの男子の中では有名。いつも兄弟そろってレースにエントリーしては、兄弟そろってコースアウトがいつもの光景。兄の烈はコーナリング重視のセッティング(「コーナーを制する者が勝つんだ!」by烈)、それにとは真逆で弟の豪は高速重視のかっとび仕様セッティング(「かっとべー!マグナーム!」by豪)。対照的なこの兄弟に興味を持った土屋博士(ダウンフォースしか言えないのかというほど、一々「ダウンフォース~」云々、うるさい大人)に、烈にはソニックセイバー、豪にはマグナムセイバーをそれぞれ与える。カラーリングも一切されていない、正真正銘の試作品のそのマシンは二人を一瞬で魅了した(まだ試作品段階なので商品化はまだされていない)。でも公式レースで、セイバーを自分のマシンに仕上げられなかったら返してもらうと条件を付ける。……この二人にだけ特別なマシン与えるなんて、ずるくね?という突込みはさておき、公式レースまでに二人はソニックセイバー(以下ソニック)とマグナムセイバー(以下マグナム)を自分一人の手で完成させる。烈は赤く、豪は青くセイバーをカラーリング。今にして思えば、そんなに器用な小学生なんていねーよと思うが(この二人に限らず、出てくるレーサーはほとんど小学生なのに、自力で手の込んだカラーリングやカスタムをしている)、その辺は「ミニ四駆大好き兄弟」だから仕方がない。第一話は山登りがメインのコース。タ●ヤってこんな儲かるのか、なんて大人になった今ではいやらしことを考えてしまう。この回に限らず、このアニメ(原作の漫画もそうだけど)に出てくるほとんどのコースがどう見ても子供には危険です。大人でも危険です。毎回出てくる「ミニ四駆は安全な場所で遊びましょう」の文字には全く説得力がない(笑)。無印後半に入ってから出てくる大神のところの新撰組三人衆(沖田カイ・土方レイ・近藤ゲンの事。私が勝手に呼んでるだけ)が出てきてからはますます説得力がない、マシンを壊すこと前提のコースとか普通に出てくるあたり、ぶっ飛んだアニメだと思う。……第一話の続き。レース序盤は二人とも順調な滑り出しで、一位二位をキープ。流石、贔屓されているだけあって速さが違うぜ!その次に序盤は活躍してたけど、終盤につれて報われない子扱いされる(酷い)まこと君のマシンが三位。レッツゴー兄弟は一足お先に滝ゾーンに入るが、ダウンフォースがアダとなり、二台ともコースアウト。マシンを庇って崖から滑り落ちる二人。烈のソニックは多少壊れはしたが、まだ十分追いつける。しかし豪のマシン・マグナムは、軽量化のし過ぎでボディの強度が弱く、壊れてしまった。「ごめんよマグナム」と涙ぐみ、「レッツ兄貴はまだ走れるんだろ?早く行けよ!」と烈に暗にリタイアを告げるが、「豪がそんなに諦めがいいもんか!ニセモノ!豪のニセモノだな!」と焚きつける(ここのところがお兄ちゃんらしくて好き)。でも修復不可能なレベルで壊れたマグナム。前向きが取り柄の豪が諦めかけても、烈はあくまで諦めず、コースのレーンとレーンの間を仕切る板を中心にして合体させるようにしてレース復帰。問題だったダウンフォースの面も二台分の重さでクリア。見事に烈が一位、二位まこと、三位豪の結果となる。……しかしその後、一緒に走らせていたソニックとマグナムだが、烈は自分のマシンであるソニックを少し前に出していた。「ずっりーよ!」と詰め寄る豪にすっとぼける烈。大衆の前でギャグマンガによくあるノリで喧嘩を始めるレッツゴー兄弟を土屋博士とファイター(ミニ四駆レースの実況役・森久保さんのデビュー役だと後に知って、演技の上手さに驚いた)は温かく見守っていた。
第一話から色々と突っ込みどころが多いから長くなってしまった。私の永遠の最萌兄弟の地位は揺らがないレッツゴー兄弟初登場はこんな感じ。次はキャラ紹介とそのキャラにまつわる個人的お気に入りエピソードです。無印&WGP混同。カッコ内の学年は無印の時のもので、WGP編では各キャラ一学年づつ進級してます。WGPキャラは学校に行っている描写がないのでよく解らない。いや、私が覚えていないだけかもしれないけど。
・星馬烈(小五)
主人公の一人(のはず。でもメインは弟の豪)。血液型がすべてとは思わないが、雑誌によく載ってる典型的A型。基本的に真面目な優等生で、宿題や勉強をちゃんとこなした上で、大好きなミニ四駆に情熱を注いでいる。頭がよく(漫画ではアニメに出ない嫌味系優等生キャラと並んで百点を取った時に「なんでミニ四駆なんて玩具で遊んでばっかのアイツが……グギギ」的逆恨みされ、レースを挑まれる)、物事を理論的に説明する事にも長けている。ソニックセイバーをもらった時にはまず設計図から考えるといた。よくおつかいなどのお手伝いもする、典型的いい子。お小遣いも無駄遣いはせず貯めているため、弟の豪がパーツを一つか二つくらいしか毎回買っていないのに対し、よく大きな紙袋一杯のパーツを買い占める。一人称は仲間や目上の前では基本的に「僕」だが、弟の豪といる時は「オレ」に変わる。個人的にショタの一人称は「僕」が良い派だが、彼の場合は普段冷静でレース時には情熱的で男らしくなるため、「オレ」もアリ。ソニックは「コーナリングの貴公子」と呼ばれるほどコーナーで性能を発揮する。その堅実な走りは持ち主である烈の性格が強く反映されている。WGP序盤で、リーダーを決める際のレースでも、一人だけ時間ぎりぎりまでモーターの慣らし運転をしていた。豪には「(時間ぎりぎりまで粘っていた事を)日本の恥だぜ」と言われるが「ソニックの走りを引き出すためなら仕方ない」と冷静。結局そのレースで一位を取ったため、ビクトリーズのリーダーを任される。
ただし、弱点・欠点もなかなか多い。お化けが苦手で、風鈴小学校の七不思議レース時にはみんなお化けなど信じていないのに一人だけビビり「一人で帰るのは怖いから、はい」と渋々参加を決めている。同じような話はWGP編にもあり、ビクトリーズのメンバーが一人一人に分かれてろうそくを置いてくる(取ってくるだっけ?)という鉄心先生(土屋博士の師匠の食えない爺さん)発案のお化け合宿でかなり大げさにビビっていた(実は鷹羽兄もビビっていたのだが、弟に弱みは見せまいと必死で隠していた)。他にはレイスティンガー(マシンに自分の名前をつけるあたり微妙/つけたのレイじゃないだろうけど)に粉々にされたマグナムをJと二人きりでニューマシン(サイクロンマグナム・三代目)に完成させたことに焦った烈は彼なりに考えた結果テンパり、余計なパーツ大量づけ&他のマシンのいいとこパクリをやらかし、豪に「こんなのソニックの走りじゃねぇ」と言われてしまう(その後、相棒であるソニックが豪のマグナムの必殺技・トルネードを繰り出してきて、失神)。冷静になった烈だが、今度はマグナムを破壊した大神のマシンに興味を持つ。大神の師匠でもある鉄心に真っ昼間から男子最大のセクハラを受けた後、大神の研究所へ無理やり連れて行かれる。そこで大神のマシンの速さの秘密を知り、結果的に大神を利用しニューマシン・ハリケーンソニックを完成させる(ちなみに私は歴代ソニックの中でこれが一番好き)。周りに流されやすいところもあり、藤吉の別荘地の島でサルに烈以外のみんなの全てのマシンを盗まれてしまった時サルに対抗できるのはソニックしかなかったため(なぜか)サルの着ぐるみを着て野生のサルとレースをする羽目になったり、藤吉の妹のチイコの我儘に無理やりつき合わされたり(しかしプレゼント攻撃の一番の被害者は実は育てていた鉢植えを壊された星馬父だと思う)、チイコの知り合いのミニ四駆好きだけどド初心者に「僕とレースしよう!(棒読み)」と誘わなければならなくなったりと、属性的には「振り回されるお兄ちゃん」キャラ。
お気に入りエピソード:藤吉とのコーナー対決レースでは、あっさり負けた豪の仇を取るために、モーターなどのパーツをわきの下で温めるという地味だが微妙に差が出るテクニックを駆使したり、その途中でやって来た見知らぬ男の子(年下)のマシンのメンテナンスをしてやったり。レースの最中散々卑怯な手を使ってくる藤吉だったが、烈はあくまで正々堂々、途中で得意の高速コーナーを消された時にはどうなる事かと思った。藤吉が例の男の子のマシンを「レース中に入ってくるなんてマナーが悪いでゲス!踏み潰してやるでゲス!」などと悪役全開で壊そうとしたところをマシンを庇って負傷。喧嘩した豪とも仲直りして、ベビーカーで猛追撃、ラストのコンセントを利用して大逆転。……したは良かったが、いちゃもんをつけてくる藤吉を豪とジュン(兄弟そろっての幼馴染の女の子)は責めるが、烈は「もういいよ」とあっさり許す。器の大きい兄貴だ。公式レースの参加資格がかかった重要レースの回ではミニ四駆初心者の父と「お父さんもミニ四駆好きだったんだ」と嬉しそうな顔を見せ、肝心のレースでコースアウトしてリタイアしようとする他の選手に「マシンは走りたがってるぜ!」と声をかけるなど、ミニ四レーサーとしてもいい子。WGPでも、チイコが海外に行ってしまう(本人は嫌がっいる?)と知った烈は彼女主催のレースで優勝しようと奮闘。ちなみにこの回、子供の日ということで、それにちなんだ仮装をするのだが、彼の甲冑はよく似合っていた、ジョー(アメリカチームの紅一点。リョウといい感じ)の着物も似合っていた、ジュリアナのクマの着ぐるみも、リョウのサルも割と似合っていた。この回は一見の価値あり。WGP編後半では入院するため出番が減るが、バスターソニックを開発してからは無事復帰。病院脱出回では真面目な烈にしては珍しく、豪に身代わりをさせて逃げ出した(その後、豪はデカい注射を打たれる羽目になる)。映画版では「スタートから(ソニックが)ビリッケツだー」と実況されズッコケ、軽く突っ込みを入れた(そのシーンの動きが可愛い)。他にも頼れるお兄ちゃんらしさを発揮(一人だけ冷静に後の事を考えてトランスポーターから色々と持ち出したり(これが後で大活躍する)、高所恐怖症の豪と一緒に落ちたり(軍人に拾われるが)、ジュンからサンドイッチを受け取ったり(これは活躍か?)、帽子の中に隠したソニックとケースに入れていた、トライダガーを走らせたりと、見せ場が一杯)。映画版だけでも見十分見れる(※感じ方には個人差があります)作品なので、ぜひ見ることをおススメする。WGP編最後のvsミハエルあたりでは、おいしいところをほとんど豪に持って行かれる。
・星馬豪(小四)
主人公(メイン)、烈と同じく血液型がすべてではないが、私と同じO型。(個人的)O型あるあるに当てはまりすぎていて笑った。基本的に理性より本能で動くところがある(あとその場のノリ)。負けず嫌いで、自分が勝つまで相手を付き合わせようとするところもある。鷹羽兄弟との二人一組レースでは烈と組み、兄弟対決となるが、前半のテクニカルコース開始時に高羽兄弟の弟である次郎丸が「(確か)三分待つ」的な事を言っていたため、試合で勝って勝負で負けた。納得がいかないので場所を変えて、超ロングストレートコースで対決するが、やっと同着。当然悔しがる。更に単純でおだてに乗りやいため、初対面の藤吉のおだてにあっさり乗り、レースをする事になるが直線コースかと思いきや思い切り藤吉のスピンアックスに有利なテクニカルコースだったため、彼に敗北。「マグナムはダウンフォースがまるでない。それがマグナムの欠点でゲス」等とやや嘲るように指摘されてしまう(その仇は烈が取ってくれた)。その後、烈(と藤吉)と特訓するもああでもないこうでもない的な流れにうんざりした豪は途中で二人から離れる。本当に対照的な兄弟である。漫画では星馬一家が母&烈と父&豪に別れた時(烈は母の「味方してくれたらお小遣いアップ」という言葉に釣られた)、ミニ四駆で対決だ!と突然言い出し、家族全員を脱力させたり(ちなみに烈と豪はケンカ続行だったが、父と母はとっくに仲直り、ラブラブイチャイチャ)、運び屋をやっている高羽兄弟の父の代わりに凍った湖の上をミニ四駆に荷物を載せて一緒に走ったり(一緒に走る必要は全くないが、それを言ってはおしまいである)と熱血系おバカキャラとして愛されている。勉強は苦手で、宿題もやらない。しかもその上、授業中にマグナムを弄っていて担任のたまみ先生に取り上げられてしまったこともある。その時はちょうど土屋博士がマシンの性能をチェックするための土屋カップの一週間前(確か)で、土屋カップの事を伝えに来たファイターに「何とかしてマグナムを取り戻してくれよ~」と泣きついている(ちなみにその言葉を聞いたファイターは「子供の夢であるミニ四駆を取り上げるなんて許せない!」と憤慨するが、たまみ先生が好みのツボストライクだったためか、逆に「ダメじゃないか、豪君!」とあっさり先生側に寝返る)。結局マグナムはこのままでは返せないので、たまみ先生がマグナム、豪がジュンのホンームランを借りて勝負する事になった。ちょうどマグナムは調整中だったため、何とかなるかと思いきや、ファイターがたまみ先生にアドバイスする事になったため(「僕は子供と初心者の味方なんだよ」byファイター)、無茶な軽量化を施す(ちなみにコースはファイターが多分徹夜で作った。しかしなぜか毎回彼の作るコースは男子トイレを通る)。偶然とはいえレースでは豪が勝ったため、マグナムは取り戻せたが肝心の土屋カップの日に熱を出してしまう(前のレースでプールに落ちたためと思われる)。体温計を冷蔵庫で冷やし、何とか誤魔化して家を出た豪だが、烈に怒られる(「お前母さん騙したのか!?」)。しかし気持ちは解らなくもないと無理しない程度なら許してくれる。烈とは違って、宿題はやらない、手伝いもしない、高所恐怖症(最後のはなんか違う)、と決して優等生とは言えないが憎めない面が多く、結構得してるキャラ(笑)。いつもは烈と喧嘩が絶えないが、WGP編ラストでは、まさしく主役の大活躍!烈の「行けぇ―ゴー!」という叫びも素晴らしい。
お気に入りエピソード:チイコ初登場回での烈に対する(珍しい)弄り「うちの兄貴がモテモテでさぁ~」。まさか豪の口から「モテモテ」等と言う言葉が出るとは思わなかった。その後チイコに押し倒される烈もいい感じに引いていたのがグッド!無印最終話近くポイント制レースにて、「何でおれが一位なのにレッツ兄貴と同じなんだよ~!」と文句を言う豪と、窘める烈。最後には改心したカイたちもいい。最終話間近は色々とおいしい。
・鷹羽リョウ(小五)本当に小学校に行っているのか疑わしい、アウトロー少年。身長はレッツゴー兄弟よりはるかに高い。……というか、あの二人が低いだけか。ジュン(女子)よりも身長低いはショタあるあるだから気にせんが。喧嘩ばかりのレッツゴー兄弟とは対照的に、弟の次郎丸は兄の彼に絶対的な信頼を寄せ、尊敬している。公園(らしき場所)にテントを張って暮らしているが、土地の所有者に許可は取ってあるのだろうか?大人になった今ではまずそこに突っ込みたい。「あんちゃんの料理、美味しいだす~」と弟の次郎丸が言っており、偶然テント近くに現れた豪がやていていた魚を「うめー!」とよく食べていた事から、料理の腕前は確か。マシンはトライダガーだが、無印の中盤で豪のマグナムを庇い沖田カイのマシン・ビークスパイダーに真っ二つにされてしまう。その後は誰もフォローできなかったが、土屋博士の師匠(大神の師匠でもある。二人は元彼の元にいた)の鉄心に夢の素材ZMCでニューマシンを作ってもらいに行く。山の中で電気もガスも使わずに暮らす、高羽兄弟とドッコイドッコイのアウトロー生活をしている鉄心の世話を烈と豪も協力して手伝い、やっと作ってもらえた。新しいトライダガーは続編のWGPでも活躍する。
お気に入りシーン:次郎丸が思わず魔が差して、自分がミスして使ってしまったレース専用電池を豪のものと交換してしまう(その時豪は、彼の項で説明した通り熱を出していたため、バレなかった)。兄なだけあって、次郎丸の不審な様子水上バイクに気づいた彼は、未使用の自分の電池を豪のものと再び取り替え手元通りにするが、そのせいでレースでは実力を発揮できなかった上、藤吉に豪の電池と取り替えに行ったところを見られていたため、卑怯者呼ばわりされてしまう。そこで次郎丸が涙ながらに真相を告白。兄弟の信頼関係がよく解ったエピソード。(レースは烈が一着と言う妥当な結果だった)。WGPではアメリカチームとのレースでvsジョー戦が好き。会場に浮かぶコースでマシンを走らせ、レーサー的なものに乗って移動するというリレー形式のレースで、リョウは彼女と勝負する事になる。豪や次郎丸の「女ごときに負けるなよー」との声援に怒りったジョーは水上バイク的なもので事故を起こしそうになるが、リョウが助ける。その時彼が軽い捻挫をした事に気づいたジョーは、彼の代わりに走る事になった次郎丸相手に、つい手加減をしてしまう。そこでどこか日本男児気質な彼は「女ァ、俺の弟を舐めるなァ!」と、次郎丸には「お前はそれでも俺の弟か!」と二人を叱咤。目が覚めた二人は本気でぶつかり合い、最後には認め合う。その後、ジョーはリョウに好意的。……なんだこの「ラブストーリーは突然に」感。
リョウは烈と同じく兄貴ポジションだけど、アウトローゆえの逞しさの違いかなと個人的には思ってます。
・三国藤吉(小四?)
キャラの多い漫画では大抵一人はいる「何でも金にモノを言わせる」系お坊ちゃま。一人称「わて」、語尾に「ゲス」をつけて喋る上に、元々サルのような髪型をしているのに(だから?か)ほとんどサルの着ぐるみを着ている。正装はコナンみたいな服。策士気質(笑)で、初対面の別名豪をおだてまくり得意なテクニカルコースでコテンパンにする。しかし策士と言っても所詮は小学生なので、騙されたのは結局豪一人。どこまで単純なんだ豪は(笑)。豪に負けず劣らずの負けず嫌いで、レースでは必ず自分が勝たない時が済まないというお坊ちゃん独特の我儘な性格。勝つためならばレースの途中でも平気でコースを変えたり(烈の項参照)、人のマシン壊そうとしたり(烈のこ(ry)、烈がダウンしている間に更に差を広げようとしてヒコザ(漢字が出てこないが、彼の執事的な大人)に「坊ちゃまには正々堂々勝っていただきたいのです、ハイ」と窘められて、やっとストップした。その後も負けを認めず散々粘ったが(烈(ry))アメリカナイズされたパパ(「お前父ちゃんの事パパって呼んでんの?」by豪)に「卑怯な真似はやめろ!」と叱られ、渋々握手を交わす。マシンは烈と同じくコーナリング重視のスピンアックス(後にスピンコブラを三国コンツェルンの総力を挙げて開発する)で「コーナーの軽業師」というコメントに困る微妙なをつけられているが、本人は気に入っている(?)模様。
お気に入りシーン:藤吉関連はやはり彼の妹チイコ関連。彼女が初登場した回では初めて彼が妹持ちの兄だという事が判明するが、ぶっちゃけ彼女が登場した後も兄らしさは特に感じられなかった(沖田カイがゲームセンターに来た回は別人のようだったけれども)。彼の回想と本人曰く「昔からチイコはわての手に負えない」らしく、意外と苦労人だったことが判明する。だが個人的にチイコの方が力関係的に上というのはおいしい(烈が好きなため、彼の出番(見せ場)が増える)し、永遠に妹の尻に敷かれているといいと思う。
・J(年齢不詳
最初は大神の手下として登場。「っ」や「ハッ」など、初期はほんの少ししかしゃべらない。彼のマシンプロトセイバーJBには空気砲が組み込まれており(腕に着いた変な装置でスピードやコーナリングなどのセッティングをレース中に変えられる)、後ろのマシンをそれによって攻撃、壊すことが出来る。初登場時は全身タイツという出で立ちには驚いたものだが、慣れてしまえばそれほど違和感はない。烈と豪の最初のマシン「セイバー」が溶岩によってとかされてしまった間接的原因を作ってしまったキャラだが(だからミニ四駆は安全なところで遊びましょうとあれほど(ry))、大神に洗脳に近い事をされていたので仕方がない。実際に烈も豪も彼が改心した回では非常に好意的である。……同じく悪役(?)として出てきた藤吉とはえらい違いである。その後は土屋博士の元で彼の手伝いをしている。高羽兄弟と同じく、学校には行っているのか疑わしい。ただ一つ確かな事は、あの全身タイツ姿で学校に行ったらいじめの標的になること間違いなし。最終話間近で「R」という名の姉が出てくるが原作の漫画には一切出てこない。多分アニメだけのオリキャラ。マシンも黒い三角形のボディの「ドラゴンデルタ」というイロモノ。「バトルレースアメリカ王者』として出てきたが、続編のWGPで出てこないあたりアメリカは下剋上等(日吉若@テニスの王子様)なのだろう。
お気に入りエピソード:Jは初登場こそどちらかと言えば序盤だが、無印の仲間サイドキャラでは一番最後に仲間(友達)になったため、無印での見せ場はそれほどないが、リョウのトライダガーを(修理のためとはいえ)盗む回は良かった。「直すためだたんだからいいじゃん」派の弟達(なぜか兄貴なのに藤吉もこちら)と「盗んだのは許さん!レースだレース!」派の兄貴達で揉めるが、トライダガーの持ち主であるリョウの提案通りレースする事になる。やがて素直にレースを楽しみだすJに釣られ、豪、藤吉、次郎丸もレースに参加しようとするが、肝心の部品をJに貸していたため参加できず。烈だけは同じ兄貴同士リョウの狙いを知っていたのだろう、レースに参加。他はWGPで、プロトセイバーエボリューションが暴走した時のクレモンティーヌとの会話を通したカイとの友情(?)も好き。
・次郎丸(小三)
リョウの弟。一人称は「おら」リョウの事は「あんちゃん」と呼ぶ。大谷さん(ピカ●ュウ!)ボイスであんちゃん呼びは反則。豪の事は「うんこ野郎」烈の事は「優等生野郎(真面目野郎だっけ?)」と呼ぶ。基本的にリョウ以外には懐かない。よく豪、藤吉とともにバカやってるのが印象的。次郎丸本人はまだ小三だから仕方がないとしても、年下と同レベルな小四二人はどうなんだろう……。しばらくしてからセイバーをもらい「次郎丸スペシャル」と名付ける。デビュー戦(豪の項とリョウの項参照)は散々だったが、最年少だし可愛いからしょうがない。
お気に入りシーン:次郎丸は基本的にマスコットポジションだからなぁ。「リョウの弟」である限り、彼関連でしか見せ場がないのが残念。しかし映画版ではリョウの代理を一時務めた時は至らないところが可愛くて良かった
畳む
#お引越し記事 #レツゴ
旧記事:咎狗の血
昨日は飛行計画系ゲームについて語ったので、今日は咎狗です。……アップした時の反応とアンケート結果を見る限り、うちのお目当ては圧倒的にブラマトシリーズのようですね。一応十八禁ゲームだけど、ブラマトシリーズも初代から十周年は余裕で経ってるし、ブラマトお目当ての方も成人済みだろう。今時の若い子がPSゲームに手を出すとは考えづらいし。それでは世界観&あらすじ、いっきまーす!
ネタバレを多く含む上にかなりの長文なので畳みます。
・世界観&あらすじ
舞台は第三次世界大戦が終結した後の二ホン。戦争に参加するための訓練を受けて育った十代の若者たちは、結局戦場に赴くことのないまま終戦を迎え、刺激のない日常に飽き飽きしていた。刺激が欲しい若者たちの間ではBl@sterという、簡単に言えば優勝賞金の出る喧嘩試合に熱狂した。戦争で勝つために、多くの若者は幼い頃に実の親から強制的に別れさせられ、終戦後に各家庭にランダムで息子として送られた。孤児院出身で、そんな家族制度に疑問を持ったアキラ(主人公)は家を飛び出し、一人暮らしをしている。生活費はBl@ster個人戦の優勝賞金。それほどの大金ではないらしい(コミカライズ版参照)が、熱中するような趣味もなく、ただなんとなく生きているだけのアキラには十分だった。
ある日、玄関のドアを乱暴に叩く音で目を覚ましたアキラは、不審に思いながらもドアを開ける。そこにいたのは警官で、何とアキラに殺人容疑がかかっていると告げる。もちろんアキラには身に覚えもない。しかし証拠はそろっていて、アキラは尋問を受けた後、留置所に入れられてしまう。殺人は終身刑で、死んだ方がマシだと思えるような苦痛を味わわされる(もちろん自殺も許されない)。……俺はこのまま終身刑か?そんな事をぼんやり考えていたアキラに「面会だ」と係官は告げる。面会に来るような知り合いには心当たりもないが、面会室に行くと、そこには隻腕の女(エマ)ともみあげが特徴的な男(グエン)の二人組がいた。十分しか面会時間がないため、手短に話すと、女は切り出す。要約すると「自分たちは公にはできない立場の人間で、トシマという街に君臨する王(イル・レ)を倒すなら解放してやれなくもない」との事。トシマという街の事は噂で知っていたし、イグラという殺人可のバトルゲームの事も少しは知っていた。「死とは、心臓が止まり、脳の機能が止まる。ただそれだけ」という、やや中二病入った事を考えていたアキラは、当然このまま終身刑よりはトシマに行く方がマシだと判断し、女の提示する条件をのむ。すると彼女はイグラのルール説明をしてくれる。
イグラの参加者は予めトランプの数字or絵札が描かれたドッグタグを五枚、ランダムに配られる。そのうちの一枚を首から下げ(それがイグラ参加者の証)、同じくドッグタグを下げている者と戦う。敗北条件は自ら負けを認める、もしくは地面に背中がついたら負け。もちろん相手を殺してしまっても構わない。そうして相手からドッグタグを奪っていき、ポーカーの要領でロイヤルストレートか十以上のフルハウスを揃えた者には王への挑戦権が与えられる。
彼らが用意したドッグタグ五枚を受け取り、住んでいるアパートに戻ると、そこにはアキラの帰りを待っていたらしい幼馴染のケイスケがいた。彼は引き取られた家庭に満足していて、アキラと違って工場で働いている。昔からアキラと親しかった(というか一方的に憧れを抱いていた)彼は、よく差し入れを持ってきてくれる。この夜もそうで、アキラの帰りを待っていたらしい。どうしたと尋ねるケイスケに事情を説明すると、案の定彼は憤慨した。しかし「これは俺の問題だ」と冷たくっ突っぱねたアキラは案内人に連れられ、トシマにたどり着く。
トシマで初めて見たのは死体を犯す男の姿。これには流石のアキラもショックを受ける。どっと疲れた彼は近くの喫茶店(当然誰もいない)に隠れて一息つくが、人の気配を感じてそちらにライトを向ける。……そこにいたのはおいてきたはずのケイスケだった。アキラとケイスケが住んでいる街からトシマに来るためには、途中の「獣」のいる道を通らなければならないのに、なぜか彼は無傷。アキラでさえナイフを持っていても苦戦したのに。ケイスケ曰く「走って逃げた」らしい。「帰れ」とアキラは言うが、ケイスケは「帰り道がわかんない」。……こうしてアキラとケイスケの危険すぎる街での戦いの日々(と言っても実際は一週間も経ってない)が始まる――。
簡単に説明するとこんな感じ。ここまでは各ルート共通で、最初のプレイでも大体のキャラは出てきます。シキルートと真相ルートはそれぞれ、リンルートクリア済み・他のルートをすべてクリア済みじゃないと入れません。比較的短いのでフルコンプにかかる時間は三日間くらいです。最初にプレイしたのがTBで、PC版のシキルートにはえらく驚いた。リンルートはぶっちゃけTBの方が好きかも。
次は攻略キャラ紹介。エンディングを見た順(印象深いセリフも一部紹介)。
・源泉(アキラ受け)
「同じ墓に入ろう」
自称・情報屋の中年オヤジ。自分の事をよく「オイチャン」と呼ぶ。パッケージの(小さいけど)リンに釣られて購入したので、当然リン狙いで彼に好かれそうな選択肢を選んだつもりだったのに……どうしてこうなった!?確かにフルコンプはする予定だったけど、最初に見たいのはやっぱり目当てのキャラ派&オヤジ属性には萌えない私は軽くショック。クラブの写真関連でてっきりリンに好かれるのは「写真に写る」だと思ったら。まぁ、悪い人じゃないし、親切な世話焼きだし、ルートに入ってみると過去に色々あった(これはほとんどのキャラがそうだけど)らしいし。生きてたらアキラくらいの息子さんのスチルがあればもっと良かった。TBではエロはないけど(ただ温め合う的な?)、PC版でエロシーン見たら「神聖な場所(教会)で何やってんだこいつら」という感想しかなかった。いや、今は源泉は信者じゃないからいいのか?そういう問題でもないか。
「咎狗の血」というタイトルも、源泉&エマの元ENEDコンビに解りやすく説明していただきました。ああ、そういう意味ね。タイトルの「咎」というのは各キャラにあるのか?と感じさせました。源泉の咎は非道な実験をしていた咎、と解釈した。アキラの血のことは解ったけど、「ナル(非)・ニコル」があるのなら当然「ニコル」もあるんだよね?と期待させてくれるルートでした。
エンディングはフリーライターに転職(?)した源泉と共に様々な場所を周る、「爽やかな助手になりました」エンド。源泉なら大人の包容力でどんなことも何とかしてくれそうという、謎の安心感があります。中二病も治った模様。いや、このルートに限らずだけど。ちなみに源泉は他ルートでもちょくちょく顔出します。そのキャラのルートでないと死亡していることが多いこのゲームでは生存率の高いキャラ。流石、情報屋はしぶとい。
・リン(アキラ攻め)
「残念でしたー、ついてまーす!」
前述の通り、私の大本命、女顔(「女の子!?」byケイスケ)の美少年。来ている服のライン(特にハーフパンツ)のシルエットから、どうしても女の子にしか見えない。ショタコンを自認する私だが、リンはショタじゃないと声を大にして言いたい(いずれこの日記でショタについて語る予定なので、なぜそう主張するかはその時に詳しく説明したいところ)。上記の台詞から、大体どんなキャラか想像はつくと思う。TBでは「ついてます」発言はなぜかカット。TBでは「残念でしたー、男でーす!」だった。PC版をやった時にはしっくりきた>「ついてまーす」。普通は同性愛(ホモ)の方が下品発言より問題だと思うが、その辺の基準がよく解らん。
基本的にムードメーカーで、明るくて少しお調子者かな?トシマに来たばかりで、右も左もわからないアキラたちに親切に道案内してくれたり、「知り合っといて損はない」と源泉に引き合わせてくれたり、処刑人が参加者をボコってるのを見て「?」となるアキラに処刑人の事を教えてくれたり、中立地帯のホテルの事を教えてくれたり……と、「顔が好み」というだけにしては親切にしすぎな気もする。二人いるのに武器がアキラのナイフしかないので「武器屋とかあるか?」と訊いたアキラに「素手で絞め殺せば?」等と可愛い顔して言う事が結構エグイ(その後、ケイスケ用にバタフライナイフをポンとくれる)。
なぜか「シキ」という言葉には過剰反応し、その時にはアキラに愛想を振りまく事も忘れて飛び出していく。また喫茶店でリンが落とした写真を拾う際、適当に拾った一枚のピンボケ写真を素早く奪い取ったりと(その時のスチルは普段の明るい彼のものとは思えないくらい冷たい)、「知ってる人が死ぬのは悲しいよね。でも、それって甘いんじゃない?」的な事を言ったりと、思わせぶりな言動が多い。中立地帯の映画館では過去に因縁のあるオレンジ頭(トモユキ)に「相変わらずお盛んだなこって」と揶揄されているが、これは後のエロにおいてリンが襲い受けである事と関係があるとしか思えない。……つーかなんで、エースとディーレベルの「名前があるけどモブ」キャラのお前がそこまで詳しいの?チームの仲間に他に親しい奴はいなかったの(と、思っていたが後の回想でかなり親しかったと判明。ごめんトモユキ)。
その映画館で、トモユキの仲間が「シキが出た!」発言、当然飛び出していくリン、それを追うアキラ。やっと追いついたと思ったら、黒ずくめの長身の男にやられそうになってた(いや、性的な意味ではなく)。当然助けるアキラだが、「なぜ邪魔した!」「アイツに殺されてりゃ全部終わったのに!」と何にも悪い事してないアキラに逆ギレする始末。しまいにや「お前も……許さない」と逆恨み。そんでそのままどっか行っちゃう。残されたアキラぽかーん。でも、しばらくするとさっきの激昂は嘘のように、一緒に星空を眺めます。ここのスチル好きだー!二人とも可愛いv
その後アキラは、ラインを使用したケイスケとバトル。源泉ルートでケイスケ死亡の原因ははっきりしてるので(プレイヤー的には)特にこれと言って疑問はなかった。そこへ突然現れるリン。どこか様子がおかしいので身構えていたら、「タグちょうだい?……くれないなら、殺すよ?」といきなり襲い掛かってきた。当然アキラは冤罪を晴らすためにタグは譲れないので、そのままバトルへ。躊躇いなく急所狙いの、威力はあまり強くないが素早い(テキスト参照)攻撃の雨あられに苦戦するアキラ。実力が拮抗しているのに笑うリンがたまんねー!ここで、ホント―の序盤の序盤でエースとディーが話していた、最強・最恐・最凶の極悪チーム(いや、そこまでは言ってないか?)「ペスカ・コシカ」の元頭で、通称・コート(雄猫)だったことがリンの口から語られる。「……バカが一人騙されて、そいつのせいでみんな死んだ」この流れだとそのどっかのバカが誰なのかは明確です。この勝負は一か八かに賭けたアキラが辛勝。いやーこの二人は実力が拮抗してるから、ドキドキしたよ。その後、怪我をしたリンと自分の手当てのため、近くのアパートにリンを運びます。その後暴れるリンを監禁(※語弊があったりなかったり。少なくともリン本人は監禁されたと思ったらしい)し、結果リンの怪我が悪化、水も自分では飲めない状態になっちゃった。口移しで水を飲ませるスチルはイイ感じ。そしてぽつりぽつりとリンが自分の事を語ります。兄貴がいて、彼にずっと憧れていた事、しかし彼に騙された事、そしてうっかり寝言で口を滑らせた「カズイ」の事。「好きだったのか?」と問うアキラに対し「ああ、そうだよ!気色悪いならそう言え!」と再び激昂。手負いの獣です。この辺が男前で燃え萌えするんだ!
TBはエロはないが、展開的になくても十分問題ない。むしろあったら、「これから死闘間違いなしの戦いに行くのになぜ誘う(襲う)」とリンに疑問を持っていただろう。しかしPC版のエロに入る前のリンの台詞はくるモノがあった。「……気色わりぃだろ?男が男とヤるなんて。でも俺はお前でもいいぜ?……だってお前、カズイと同じ顔だからさ」「身代わりになれよ!なぁ!」「俺はお前相手にだって勃つぜ?」等、ケイスケに普通に女子に間違えられていたとは思えないほどオスらしい台詞のオンパレード。PCクラッシュのため、win8対応版が発売されない限りもう二度と聞く事が出来ないのが非常に残念。エロのないTBでは精々「気色わりぃだろ?男が男を好きなんて」程度で物足りない。ただし、キススチルは増えたため、様々なちゅーが見られるのは素直に嬉しい。ペスカ・コシカ時代のリンや、アキラに似ているらしい(どう見ても似てないが、そういう設定)カズイの姿や人柄が判明するのもTB版だけなので、文句ばかりという訳でもない。結論:どっちもどっちでおいしい。
TBで判明した、ペスカ・コシカ時代のリンは個人的に今の服装より大人びて見える(ただし生足出し&厚底ブーツは変わらず)。周り(特にカズイ)が大人びているから、彼なりに背伸びしていたのだろうか?個人戦オンリーのアキラと違い、チームの頭だったリンは兄貴に似て(でも及ばない)カリスマ性があったのかもしれない。実際にコミカライズ版では「カリスマチーム」と誰かが言っていた。更にコミカライズで、息も絶え絶えの相手に対してトモユキが「もういいだろ」と言っているのに対し、「腕潰しとけ」と一切容赦ない事を言って、仲間までビビらせている。「やると決めたら徹底的にやる。じゃなきゃ舐められる」と、ペスカ・コシカ時代のリンはとがったナイフ状態で、喧嘩は強いのにどこか不安定で危なっかしい。カズイはそんなリンの事をほっとけないとでも思っていたのだろうか。「リンに血は似合わない」という台詞にそんな思いが込められているようで、カズリン好きにはたまらない。平川さんの声はカズイによく合っていて、この作品から彼の出るCDを買うようになったりもした(話がずれてきた)。
リンの咎は「自責の念」から来る「復讐心」あたりかと思う。彼の数ある台詞の中でも「許さない、絶対に」「許せねえ、どうしても。人の気持ちを利用して、俺から何もかも奪っていったアンタを。……それからアンタに少しでも心を許した自分もだ!」等と、「許せない・許さない」と言った言葉が多い。全て兄貴に向けた言葉で、それほどまでに仇討ち・復讐することに囚われている。それだけ彼の失ったものは大きく多い。だからこそ現在のリンは失う事・裏切られる事を極端に恐れている。アキラに対して言った台詞「信じて……裏切られたら……どうすんだよ?」「裏切ったら殺すよ?」等の台詞はどこまで自分の事を受け入れてくれるか試しているとしか思えない。「裏切ったら殺していい」と返したアキラはこのルート(唯一の攻め)では男らしくて、惚れ惚れした。アキラと別れた後のリンと兄貴の死闘は、アスファルトのフィールド・雨・日本刀同士(しかも対になっている)・互いに手負い、と燃え要素満点(私的に)。スチルだけで、もちろんムービーなどないが、そのスチルだけで十分に二人の動きが補完できる。「――接触する」の一文で暗転し、アキラサイドに移行、そのまま五年が過ぎたというアキラ視点になったところもポイントが高い。
エンディングは「戦いは終わって帰ってきたよ」エンド。スチルは五年間の間に成長し、美青年となったリンが兄貴の形見の日本刀を持って微笑んでいるというもので、全ルート中唯一その後のアキラの姿はない。しかし、十代後半の少年と青年の間くらいの透明感のあるアキラが二十代になった姿を見ても、多分私の感想は「微妙……」しかないだろうし、なくて良かったと個人的には思う。リンルートは過去から現在、未来までの流れがスムーズで映画のようにまとまっていて、一番好きだ。また、他のルートで毎回触れられるアキラの血の秘密が一切明かされないが、「大人になったリンが一緒にいるならば多分大丈夫」だと思わせてくれる成長ぶりなので、その辺りは一切問題ない(代わりに明かされたのはリンの血の方だった)。ちなみに他ルートでは自然にフェードアウトしていることが多い。
・シキ(アキラ受け)
「お前の所有者は……この俺だ」
TB版オープニングで、目を見開くところがやけに印象的。長身の美形、下睫毛がえらく長い。リンルートをクリアしないと見られないので、彼との関係は知っている。もし最初から選べる仕様だったら「リンルートで明かしてほしかった……」と文句を言う事は間違いない(私の性格から言って)。ミステリアスキャラかと思いきや、とんだ電波だった(※感じ方には個人差があります)。初対面の相手にいきなり斬りかかってきたり、トランクを預かっている(相手がさっさとどっか行った)アキラに「紫の瞳の男を見たか?」などと「知らんがな」としか返せない質問をいきなりしてきたり、ケイスケが死んで呆然としていたら「今からお前の所有者はこの俺だ」なんてアキラの意志(ショックで呆然自失状態)ガン無視で一方的に所有者宣言したりと、やりたい放題。いくら王様だからって自由すぎる。ラインを撒くシステムを作っといて、そのライン中毒者(しかもより適合した奴)を辻斬り。……何がしたいんだ?
そして拾ったアキラに臍ピアス装着したり、水攻めにしたり、無理やりヤっちまったり。真顔でやってて恥ずかしくないんですか?ドラッグを使わないところは兄弟そろって潔癖だけど、なにも羞恥心まで兄弟そろってないってのは……。そんなやりたい放題自由人シキですが、弟を殺した日は鈍いアキラにも「なにかあった」と気づかれるあたり、一応特別扱いはしていた模様。……腐った妄想が止まらん。あくまでも「弟」「その他の雑魚」くらいの分類だったとしてもね。
そして、お探しの紫の瞳の男こと「ニコルプルミエ(n)」初お目見え。アキラと対照的な血を持つ男です。ぶっちゃけ登場キャラが少ないから、トランク預かった時に「シキが捜してんのってこいつじゃね?」なんて思ってましたが、そこはスルー。アキラと戦っていたが、あっさり放り出して彼を追うシキ。変態(アルビトロ)の少年像云々を壊す必要はなさそうなのに、わざとやってんのかと思うくらいの破壊っぷり。とうとう追いついたと思ったアキラの前にはエマとグエンの姿。あーはいはい。源泉ルートで聞いたから、血の事はもういいよ。でも初回だとスキップできないんですよね。我慢して話を聞いていると、シキが割り込んできます。「くだらない話は……終わりだ」って。「ナルニコル」の話は「くだらない」んだー?この辺からかな、PCとTBで流れが違います。PC版では散々シキが攻撃してもあっさり避けられる攻防が続くんですが、「お前はこの血を……乗り越えることが出来るか?」とシキに勝らずとも劣らない電波発言をしてきます。見た目がカーディガンの草食系男子にしか見えないからシキほどの違和感はなかったけれども>電波発言。首元をさらけ出して「この血こそがお前の弱さの象徴」云々、続く電波発言そして外道顔(これはTBではカット)。この辺でアキラの選択肢「声を上げる」「黙っている」の二択が出るんですが、「黙っている」を選ぶと通称「介護エンド(シキが逆にアキラに世話される&守られる)」行きで、「声を上げる」を選ぶと更に二択。確か上の選択肢で通称「高嶺(軍服)エンド(二ホンという国をシキ総帥が支配し、アキラはその側近)」、下の選択肢で通称「淫靡エンド(アキラがひたすらエロい)」行きです。TBだと当然規制対象なので差し替え。TBだと「相変わらず強いけど、だんだん弱くなっていくシキのそばにいる」エンドか「俺を舐めたアイツは殺す。そのためなら何人だって殺す、そして強くなる」的、「殺し愛エンド」の二種類があります。つまり全五種類。PC版エンドが見たいので、本気で移植お願いします。シキは……ルートに入らなければそれほど登場しないかな。レアモンスター(リン談)扱いだし。
・ケイスケ(アキラ受け)
「お目覚めか……お姫様」
……他ルートでも必ず上記の台詞のシーンがあります。もちろんスキップ。幼馴染は基本的に萌える派なんですが、ケイスケはあまり萌えなかった。なんというか、無難すぎる・クセがなさすぎる・ガチ・どう見てもアキラのストーカー・他人を殴る事に躊躇する・そもそも喧嘩は嫌・じゃあなんでイグラ参加決めた?・要領が悪い……。根は真面目だし、優しいし、尽くす姿はいじらしいと思うんだけど、ただそれだけなんだ。上に挙げた特徴は色々矛盾してるとこもあるけど、大概こんな感じなんだ。アキラはやむを得ない事情があるし、リンは目的があって覚悟を決めて自分からイグラ参加を決めてる。しっかりと自分の意志で動くキャラと一緒にいることも多いから、どうしてもケイスケの態度を見てると煮え切らないところがアキラじゃないけど「お前見てるとイライラする」んだよ。だからつい、いつもきつい選択肢選んじゃうんだ。
そんなケイスケがラインを使ったのは当然の流れなんじゃないかな。足手まといだと自己嫌悪して「どうして俺は俺なんだろう」って悩んじゃうくらい追い詰められた時に、ラインのアンプル見つけたら、そりゃ使っちゃってもおかしくない。結果的に大虐殺起こしちゃう。だが、その豹変ぶりは嫌いではない。「アキラはいい匂いがするんだ……」ヤンデレ化も素晴らしい。声優さんの変態っぽい演技は最高だ!ドライバー突っ込んだところは、アキラには申し訳ないがあまりのネタ臭さにウケた。……本人たち真面目なのになんかすみません。そして来た来た腸エンド。スチル見てるだけで痛い(いや、ドライバーもよく考えなくとも痛いけど)痛い痛い……。だけどあのスチルから暗転して、ヤンデレボイスで「愛してるよ……」はぞくぞくした!TB版はスチルもエロもないけど、それでもシチュ的には萌えた、腸萌えた!
ハッピー扱いの「白ツナギで就職したよ」エンドは「あんだけ殺しといてなんだかなー」という感想。いや、確かに反省して深く後悔してたけど。ケイスケ関連は釈然としないからこんなもんです。あと、他ルートでは一番死亡率高い…というか、彼のルートじゃないと逆に生き残れない。どのルートでもライン使用後のケイスケは出るけど、扱いは酷いんだよな。
・n(アキラ受け)
「手を……繋いでくれるのか?」
ここまで来てやっと見られるルート。別名真相ルート。シキルートで出てきた時とは打って変わって、口数少ない・ゆっくりしゃべり(これはシキルートでもそうだったけど)・なぞなぞ好き・ピンチの度にアキラを助けてくれる(←これ重要)。真相ルートと聞いて、入るのが難しいのかと思っていたらそうでもなかった。茶色の髪に色素の薄い肌のカーディガン三十代くらい?PC版シキルートで見せた「お前には理解できないだろうな……」とか言ってた時の外道顔がまるでない。TBもPCもこのルートではnは木の皮を齧ってたり、
ソリド(カロ●ーメイト的な、咎狗世界における携帯食料)をパッケージを開けずにそのまま食べようとしたり……どう見ても不思議ちゃん。ほとんどの事(猫が死にそう、ケイスケが死にそう等)を「予定調和」の一言で片づける。ある意味強者、実際強者。このルートだとケイスケの好感度が格段に上がるんですが、彼はアキラの事を庇って満足げに死んでしまうんですよね。せっかく好感度(私の)上がったのに。それも予定調和?
このルートだと、よくアキラの視点になった時に触れられるナイフの秘密&エマとnの因縁も明らかになります。エマがアキラをトシマに送り込んだのはnを自分の手で殺すためだったと解ります。シキルートだとエマとグエンはシキに殺されますが、このルートだとエマはnに胸を貫かれて死にます。ちなみにnは素手。nはENEDが生み出した戦闘兵器、ラインの原料は彼の血という事も嫌というほど詳しく知らせてくれます。咎狗の血というタイトルにぴったりのルートです。
すったもんだの末のnルートのエンディングは「二人で逃亡」エンド。nはまだ戦えるけれど、自責の念から自らの手に戒めの傷をつけ、髪も黒く染めてアキラと共に逃避行。二人が幸せならそれでいいんじゃないでしょうか。他のルートではシキのルートに出てますね。他は出ない。
リンについての語りが長い辺り、偏ってますね。そんだけ好きです。リンルート以外は全てアキラ総受け。処刑人(キリヲとグンジ)エンドと狗と番にされちゃった(アルビトロ)エンドもありますが、そちらは短いです(でもグンジ×アキラはえらく人気)。ビジュアルが万人受けするタイプで、性格もクールだけど年相応なところのある、少年と青年の間くらいの主人公だからか、リン受けが一番好きな私だけど、他ルートもおいしく萌えてます。「すきしょ」(えらく古いたとえだ……)みたいに同じ軸で総ホモ化ではないし、受け攻め逆転・本命がいるのに他キャラとイチャイチャ……なんてこともなく、ルートごとにカプ固定の安心仕様。最近はアキラ相手ならリンのリバもいけるようになった(笑)。それだけリンに飢えてるので、これ読んで興味の湧いた方は是非ともプレイしてみてくださいvそして共に堕ちよう茨道……(リン受けにハマってくださいという催促/笑)。
畳む
#お引越し記事 #咎狗の血
昨日は飛行計画系ゲームについて語ったので、今日は咎狗です。……アップした時の反応とアンケート結果を見る限り、うちのお目当ては圧倒的にブラマトシリーズのようですね。一応十八禁ゲームだけど、ブラマトシリーズも初代から十周年は余裕で経ってるし、ブラマトお目当ての方も成人済みだろう。今時の若い子がPSゲームに手を出すとは考えづらいし。それでは世界観&あらすじ、いっきまーす!
ネタバレを多く含む上にかなりの長文なので畳みます。
・世界観&あらすじ
舞台は第三次世界大戦が終結した後の二ホン。戦争に参加するための訓練を受けて育った十代の若者たちは、結局戦場に赴くことのないまま終戦を迎え、刺激のない日常に飽き飽きしていた。刺激が欲しい若者たちの間ではBl@sterという、簡単に言えば優勝賞金の出る喧嘩試合に熱狂した。戦争で勝つために、多くの若者は幼い頃に実の親から強制的に別れさせられ、終戦後に各家庭にランダムで息子として送られた。孤児院出身で、そんな家族制度に疑問を持ったアキラ(主人公)は家を飛び出し、一人暮らしをしている。生活費はBl@ster個人戦の優勝賞金。それほどの大金ではないらしい(コミカライズ版参照)が、熱中するような趣味もなく、ただなんとなく生きているだけのアキラには十分だった。
ある日、玄関のドアを乱暴に叩く音で目を覚ましたアキラは、不審に思いながらもドアを開ける。そこにいたのは警官で、何とアキラに殺人容疑がかかっていると告げる。もちろんアキラには身に覚えもない。しかし証拠はそろっていて、アキラは尋問を受けた後、留置所に入れられてしまう。殺人は終身刑で、死んだ方がマシだと思えるような苦痛を味わわされる(もちろん自殺も許されない)。……俺はこのまま終身刑か?そんな事をぼんやり考えていたアキラに「面会だ」と係官は告げる。面会に来るような知り合いには心当たりもないが、面会室に行くと、そこには隻腕の女(エマ)ともみあげが特徴的な男(グエン)の二人組がいた。十分しか面会時間がないため、手短に話すと、女は切り出す。要約すると「自分たちは公にはできない立場の人間で、トシマという街に君臨する王(イル・レ)を倒すなら解放してやれなくもない」との事。トシマという街の事は噂で知っていたし、イグラという殺人可のバトルゲームの事も少しは知っていた。「死とは、心臓が止まり、脳の機能が止まる。ただそれだけ」という、やや中二病入った事を考えていたアキラは、当然このまま終身刑よりはトシマに行く方がマシだと判断し、女の提示する条件をのむ。すると彼女はイグラのルール説明をしてくれる。
イグラの参加者は予めトランプの数字or絵札が描かれたドッグタグを五枚、ランダムに配られる。そのうちの一枚を首から下げ(それがイグラ参加者の証)、同じくドッグタグを下げている者と戦う。敗北条件は自ら負けを認める、もしくは地面に背中がついたら負け。もちろん相手を殺してしまっても構わない。そうして相手からドッグタグを奪っていき、ポーカーの要領でロイヤルストレートか十以上のフルハウスを揃えた者には王への挑戦権が与えられる。
彼らが用意したドッグタグ五枚を受け取り、住んでいるアパートに戻ると、そこにはアキラの帰りを待っていたらしい幼馴染のケイスケがいた。彼は引き取られた家庭に満足していて、アキラと違って工場で働いている。昔からアキラと親しかった(というか一方的に憧れを抱いていた)彼は、よく差し入れを持ってきてくれる。この夜もそうで、アキラの帰りを待っていたらしい。どうしたと尋ねるケイスケに事情を説明すると、案の定彼は憤慨した。しかし「これは俺の問題だ」と冷たくっ突っぱねたアキラは案内人に連れられ、トシマにたどり着く。
トシマで初めて見たのは死体を犯す男の姿。これには流石のアキラもショックを受ける。どっと疲れた彼は近くの喫茶店(当然誰もいない)に隠れて一息つくが、人の気配を感じてそちらにライトを向ける。……そこにいたのはおいてきたはずのケイスケだった。アキラとケイスケが住んでいる街からトシマに来るためには、途中の「獣」のいる道を通らなければならないのに、なぜか彼は無傷。アキラでさえナイフを持っていても苦戦したのに。ケイスケ曰く「走って逃げた」らしい。「帰れ」とアキラは言うが、ケイスケは「帰り道がわかんない」。……こうしてアキラとケイスケの危険すぎる街での戦いの日々(と言っても実際は一週間も経ってない)が始まる――。
簡単に説明するとこんな感じ。ここまでは各ルート共通で、最初のプレイでも大体のキャラは出てきます。シキルートと真相ルートはそれぞれ、リンルートクリア済み・他のルートをすべてクリア済みじゃないと入れません。比較的短いのでフルコンプにかかる時間は三日間くらいです。最初にプレイしたのがTBで、PC版のシキルートにはえらく驚いた。リンルートはぶっちゃけTBの方が好きかも。
次は攻略キャラ紹介。エンディングを見た順(印象深いセリフも一部紹介)。
・源泉(アキラ受け)
「同じ墓に入ろう」
自称・情報屋の中年オヤジ。自分の事をよく「オイチャン」と呼ぶ。パッケージの(小さいけど)リンに釣られて購入したので、当然リン狙いで彼に好かれそうな選択肢を選んだつもりだったのに……どうしてこうなった!?確かにフルコンプはする予定だったけど、最初に見たいのはやっぱり目当てのキャラ派&オヤジ属性には萌えない私は軽くショック。クラブの写真関連でてっきりリンに好かれるのは「写真に写る」だと思ったら。まぁ、悪い人じゃないし、親切な世話焼きだし、ルートに入ってみると過去に色々あった(これはほとんどのキャラがそうだけど)らしいし。生きてたらアキラくらいの息子さんのスチルがあればもっと良かった。TBではエロはないけど(ただ温め合う的な?)、PC版でエロシーン見たら「神聖な場所(教会)で何やってんだこいつら」という感想しかなかった。いや、今は源泉は信者じゃないからいいのか?そういう問題でもないか。
「咎狗の血」というタイトルも、源泉&エマの元ENEDコンビに解りやすく説明していただきました。ああ、そういう意味ね。タイトルの「咎」というのは各キャラにあるのか?と感じさせました。源泉の咎は非道な実験をしていた咎、と解釈した。アキラの血のことは解ったけど、「ナル(非)・ニコル」があるのなら当然「ニコル」もあるんだよね?と期待させてくれるルートでした。
エンディングはフリーライターに転職(?)した源泉と共に様々な場所を周る、「爽やかな助手になりました」エンド。源泉なら大人の包容力でどんなことも何とかしてくれそうという、謎の安心感があります。中二病も治った模様。いや、このルートに限らずだけど。ちなみに源泉は他ルートでもちょくちょく顔出します。そのキャラのルートでないと死亡していることが多いこのゲームでは生存率の高いキャラ。流石、情報屋はしぶとい。
・リン(アキラ攻め)
「残念でしたー、ついてまーす!」
前述の通り、私の大本命、女顔(「女の子!?」byケイスケ)の美少年。来ている服のライン(特にハーフパンツ)のシルエットから、どうしても女の子にしか見えない。ショタコンを自認する私だが、リンはショタじゃないと声を大にして言いたい(いずれこの日記でショタについて語る予定なので、なぜそう主張するかはその時に詳しく説明したいところ)。上記の台詞から、大体どんなキャラか想像はつくと思う。TBでは「ついてます」発言はなぜかカット。TBでは「残念でしたー、男でーす!」だった。PC版をやった時にはしっくりきた>「ついてまーす」。普通は同性愛(ホモ)の方が下品発言より問題だと思うが、その辺の基準がよく解らん。
基本的にムードメーカーで、明るくて少しお調子者かな?トシマに来たばかりで、右も左もわからないアキラたちに親切に道案内してくれたり、「知り合っといて損はない」と源泉に引き合わせてくれたり、処刑人が参加者をボコってるのを見て「?」となるアキラに処刑人の事を教えてくれたり、中立地帯のホテルの事を教えてくれたり……と、「顔が好み」というだけにしては親切にしすぎな気もする。二人いるのに武器がアキラのナイフしかないので「武器屋とかあるか?」と訊いたアキラに「素手で絞め殺せば?」等と可愛い顔して言う事が結構エグイ(その後、ケイスケ用にバタフライナイフをポンとくれる)。
なぜか「シキ」という言葉には過剰反応し、その時にはアキラに愛想を振りまく事も忘れて飛び出していく。また喫茶店でリンが落とした写真を拾う際、適当に拾った一枚のピンボケ写真を素早く奪い取ったりと(その時のスチルは普段の明るい彼のものとは思えないくらい冷たい)、「知ってる人が死ぬのは悲しいよね。でも、それって甘いんじゃない?」的な事を言ったりと、思わせぶりな言動が多い。中立地帯の映画館では過去に因縁のあるオレンジ頭(トモユキ)に「相変わらずお盛んだなこって」と揶揄されているが、これは後のエロにおいてリンが襲い受けである事と関係があるとしか思えない。……つーかなんで、エースとディーレベルの「名前があるけどモブ」キャラのお前がそこまで詳しいの?チームの仲間に他に親しい奴はいなかったの(と、思っていたが後の回想でかなり親しかったと判明。ごめんトモユキ)。
その映画館で、トモユキの仲間が「シキが出た!」発言、当然飛び出していくリン、それを追うアキラ。やっと追いついたと思ったら、黒ずくめの長身の男にやられそうになってた(いや、性的な意味ではなく)。当然助けるアキラだが、「なぜ邪魔した!」「アイツに殺されてりゃ全部終わったのに!」と何にも悪い事してないアキラに逆ギレする始末。しまいにや「お前も……許さない」と逆恨み。そんでそのままどっか行っちゃう。残されたアキラぽかーん。でも、しばらくするとさっきの激昂は嘘のように、一緒に星空を眺めます。ここのスチル好きだー!二人とも可愛いv
その後アキラは、ラインを使用したケイスケとバトル。源泉ルートでケイスケ死亡の原因ははっきりしてるので(プレイヤー的には)特にこれと言って疑問はなかった。そこへ突然現れるリン。どこか様子がおかしいので身構えていたら、「タグちょうだい?……くれないなら、殺すよ?」といきなり襲い掛かってきた。当然アキラは冤罪を晴らすためにタグは譲れないので、そのままバトルへ。躊躇いなく急所狙いの、威力はあまり強くないが素早い(テキスト参照)攻撃の雨あられに苦戦するアキラ。実力が拮抗しているのに笑うリンがたまんねー!ここで、ホント―の序盤の序盤でエースとディーが話していた、最強・最恐・最凶の極悪チーム(いや、そこまでは言ってないか?)「ペスカ・コシカ」の元頭で、通称・コート(雄猫)だったことがリンの口から語られる。「……バカが一人騙されて、そいつのせいでみんな死んだ」この流れだとそのどっかのバカが誰なのかは明確です。この勝負は一か八かに賭けたアキラが辛勝。いやーこの二人は実力が拮抗してるから、ドキドキしたよ。その後、怪我をしたリンと自分の手当てのため、近くのアパートにリンを運びます。その後暴れるリンを監禁(※語弊があったりなかったり。少なくともリン本人は監禁されたと思ったらしい)し、結果リンの怪我が悪化、水も自分では飲めない状態になっちゃった。口移しで水を飲ませるスチルはイイ感じ。そしてぽつりぽつりとリンが自分の事を語ります。兄貴がいて、彼にずっと憧れていた事、しかし彼に騙された事、そしてうっかり寝言で口を滑らせた「カズイ」の事。「好きだったのか?」と問うアキラに対し「ああ、そうだよ!気色悪いならそう言え!」と再び激昂。手負いの獣です。この辺が男前で燃え萌えするんだ!
TBはエロはないが、展開的になくても十分問題ない。むしろあったら、「これから死闘間違いなしの戦いに行くのになぜ誘う(襲う)」とリンに疑問を持っていただろう。しかしPC版のエロに入る前のリンの台詞はくるモノがあった。「……気色わりぃだろ?男が男とヤるなんて。でも俺はお前でもいいぜ?……だってお前、カズイと同じ顔だからさ」「身代わりになれよ!なぁ!」「俺はお前相手にだって勃つぜ?」等、ケイスケに普通に女子に間違えられていたとは思えないほどオスらしい台詞のオンパレード。PCクラッシュのため、win8対応版が発売されない限りもう二度と聞く事が出来ないのが非常に残念。エロのないTBでは精々「気色わりぃだろ?男が男を好きなんて」程度で物足りない。ただし、キススチルは増えたため、様々なちゅーが見られるのは素直に嬉しい。ペスカ・コシカ時代のリンや、アキラに似ているらしい(どう見ても似てないが、そういう設定)カズイの姿や人柄が判明するのもTB版だけなので、文句ばかりという訳でもない。結論:どっちもどっちでおいしい。
TBで判明した、ペスカ・コシカ時代のリンは個人的に今の服装より大人びて見える(ただし生足出し&厚底ブーツは変わらず)。周り(特にカズイ)が大人びているから、彼なりに背伸びしていたのだろうか?個人戦オンリーのアキラと違い、チームの頭だったリンは兄貴に似て(でも及ばない)カリスマ性があったのかもしれない。実際にコミカライズ版では「カリスマチーム」と誰かが言っていた。更にコミカライズで、息も絶え絶えの相手に対してトモユキが「もういいだろ」と言っているのに対し、「腕潰しとけ」と一切容赦ない事を言って、仲間までビビらせている。「やると決めたら徹底的にやる。じゃなきゃ舐められる」と、ペスカ・コシカ時代のリンはとがったナイフ状態で、喧嘩は強いのにどこか不安定で危なっかしい。カズイはそんなリンの事をほっとけないとでも思っていたのだろうか。「リンに血は似合わない」という台詞にそんな思いが込められているようで、カズリン好きにはたまらない。平川さんの声はカズイによく合っていて、この作品から彼の出るCDを買うようになったりもした(話がずれてきた)。
リンの咎は「自責の念」から来る「復讐心」あたりかと思う。彼の数ある台詞の中でも「許さない、絶対に」「許せねえ、どうしても。人の気持ちを利用して、俺から何もかも奪っていったアンタを。……それからアンタに少しでも心を許した自分もだ!」等と、「許せない・許さない」と言った言葉が多い。全て兄貴に向けた言葉で、それほどまでに仇討ち・復讐することに囚われている。それだけ彼の失ったものは大きく多い。だからこそ現在のリンは失う事・裏切られる事を極端に恐れている。アキラに対して言った台詞「信じて……裏切られたら……どうすんだよ?」「裏切ったら殺すよ?」等の台詞はどこまで自分の事を受け入れてくれるか試しているとしか思えない。「裏切ったら殺していい」と返したアキラはこのルート(唯一の攻め)では男らしくて、惚れ惚れした。アキラと別れた後のリンと兄貴の死闘は、アスファルトのフィールド・雨・日本刀同士(しかも対になっている)・互いに手負い、と燃え要素満点(私的に)。スチルだけで、もちろんムービーなどないが、そのスチルだけで十分に二人の動きが補完できる。「――接触する」の一文で暗転し、アキラサイドに移行、そのまま五年が過ぎたというアキラ視点になったところもポイントが高い。
エンディングは「戦いは終わって帰ってきたよ」エンド。スチルは五年間の間に成長し、美青年となったリンが兄貴の形見の日本刀を持って微笑んでいるというもので、全ルート中唯一その後のアキラの姿はない。しかし、十代後半の少年と青年の間くらいの透明感のあるアキラが二十代になった姿を見ても、多分私の感想は「微妙……」しかないだろうし、なくて良かったと個人的には思う。リンルートは過去から現在、未来までの流れがスムーズで映画のようにまとまっていて、一番好きだ。また、他のルートで毎回触れられるアキラの血の秘密が一切明かされないが、「大人になったリンが一緒にいるならば多分大丈夫」だと思わせてくれる成長ぶりなので、その辺りは一切問題ない(代わりに明かされたのはリンの血の方だった)。ちなみに他ルートでは自然にフェードアウトしていることが多い。
・シキ(アキラ受け)
「お前の所有者は……この俺だ」
TB版オープニングで、目を見開くところがやけに印象的。長身の美形、下睫毛がえらく長い。リンルートをクリアしないと見られないので、彼との関係は知っている。もし最初から選べる仕様だったら「リンルートで明かしてほしかった……」と文句を言う事は間違いない(私の性格から言って)。ミステリアスキャラかと思いきや、とんだ電波だった(※感じ方には個人差があります)。初対面の相手にいきなり斬りかかってきたり、トランクを預かっている(相手がさっさとどっか行った)アキラに「紫の瞳の男を見たか?」などと「知らんがな」としか返せない質問をいきなりしてきたり、ケイスケが死んで呆然としていたら「今からお前の所有者はこの俺だ」なんてアキラの意志(ショックで呆然自失状態)ガン無視で一方的に所有者宣言したりと、やりたい放題。いくら王様だからって自由すぎる。ラインを撒くシステムを作っといて、そのライン中毒者(しかもより適合した奴)を辻斬り。……何がしたいんだ?
そして拾ったアキラに臍ピアス装着したり、水攻めにしたり、無理やりヤっちまったり。真顔でやってて恥ずかしくないんですか?ドラッグを使わないところは兄弟そろって潔癖だけど、なにも羞恥心まで兄弟そろってないってのは……。そんなやりたい放題自由人シキですが、弟を殺した日は鈍いアキラにも「なにかあった」と気づかれるあたり、一応特別扱いはしていた模様。……腐った妄想が止まらん。あくまでも「弟」「その他の雑魚」くらいの分類だったとしてもね。
そして、お探しの紫の瞳の男こと「ニコルプルミエ(n)」初お目見え。アキラと対照的な血を持つ男です。ぶっちゃけ登場キャラが少ないから、トランク預かった時に「シキが捜してんのってこいつじゃね?」なんて思ってましたが、そこはスルー。アキラと戦っていたが、あっさり放り出して彼を追うシキ。変態(アルビトロ)の少年像云々を壊す必要はなさそうなのに、わざとやってんのかと思うくらいの破壊っぷり。とうとう追いついたと思ったアキラの前にはエマとグエンの姿。あーはいはい。源泉ルートで聞いたから、血の事はもういいよ。でも初回だとスキップできないんですよね。我慢して話を聞いていると、シキが割り込んできます。「くだらない話は……終わりだ」って。「ナルニコル」の話は「くだらない」んだー?この辺からかな、PCとTBで流れが違います。PC版では散々シキが攻撃してもあっさり避けられる攻防が続くんですが、「お前はこの血を……乗り越えることが出来るか?」とシキに勝らずとも劣らない電波発言をしてきます。見た目がカーディガンの草食系男子にしか見えないからシキほどの違和感はなかったけれども>電波発言。首元をさらけ出して「この血こそがお前の弱さの象徴」云々、続く電波発言そして外道顔(これはTBではカット)。この辺でアキラの選択肢「声を上げる」「黙っている」の二択が出るんですが、「黙っている」を選ぶと通称「介護エンド(シキが逆にアキラに世話される&守られる)」行きで、「声を上げる」を選ぶと更に二択。確か上の選択肢で通称「高嶺(軍服)エンド(二ホンという国をシキ総帥が支配し、アキラはその側近)」、下の選択肢で通称「淫靡エンド(アキラがひたすらエロい)」行きです。TBだと当然規制対象なので差し替え。TBだと「相変わらず強いけど、だんだん弱くなっていくシキのそばにいる」エンドか「俺を舐めたアイツは殺す。そのためなら何人だって殺す、そして強くなる」的、「殺し愛エンド」の二種類があります。つまり全五種類。PC版エンドが見たいので、本気で移植お願いします。シキは……ルートに入らなければそれほど登場しないかな。レアモンスター(リン談)扱いだし。
・ケイスケ(アキラ受け)
「お目覚めか……お姫様」
……他ルートでも必ず上記の台詞のシーンがあります。もちろんスキップ。幼馴染は基本的に萌える派なんですが、ケイスケはあまり萌えなかった。なんというか、無難すぎる・クセがなさすぎる・ガチ・どう見てもアキラのストーカー・他人を殴る事に躊躇する・そもそも喧嘩は嫌・じゃあなんでイグラ参加決めた?・要領が悪い……。根は真面目だし、優しいし、尽くす姿はいじらしいと思うんだけど、ただそれだけなんだ。上に挙げた特徴は色々矛盾してるとこもあるけど、大概こんな感じなんだ。アキラはやむを得ない事情があるし、リンは目的があって覚悟を決めて自分からイグラ参加を決めてる。しっかりと自分の意志で動くキャラと一緒にいることも多いから、どうしてもケイスケの態度を見てると煮え切らないところがアキラじゃないけど「お前見てるとイライラする」んだよ。だからつい、いつもきつい選択肢選んじゃうんだ。
そんなケイスケがラインを使ったのは当然の流れなんじゃないかな。足手まといだと自己嫌悪して「どうして俺は俺なんだろう」って悩んじゃうくらい追い詰められた時に、ラインのアンプル見つけたら、そりゃ使っちゃってもおかしくない。結果的に大虐殺起こしちゃう。だが、その豹変ぶりは嫌いではない。「アキラはいい匂いがするんだ……」ヤンデレ化も素晴らしい。声優さんの変態っぽい演技は最高だ!ドライバー突っ込んだところは、アキラには申し訳ないがあまりのネタ臭さにウケた。……本人たち真面目なのになんかすみません。そして来た来た腸エンド。スチル見てるだけで痛い(いや、ドライバーもよく考えなくとも痛いけど)痛い痛い……。だけどあのスチルから暗転して、ヤンデレボイスで「愛してるよ……」はぞくぞくした!TB版はスチルもエロもないけど、それでもシチュ的には萌えた、腸萌えた!
ハッピー扱いの「白ツナギで就職したよ」エンドは「あんだけ殺しといてなんだかなー」という感想。いや、確かに反省して深く後悔してたけど。ケイスケ関連は釈然としないからこんなもんです。あと、他ルートでは一番死亡率高い…というか、彼のルートじゃないと逆に生き残れない。どのルートでもライン使用後のケイスケは出るけど、扱いは酷いんだよな。
・n(アキラ受け)
「手を……繋いでくれるのか?」
ここまで来てやっと見られるルート。別名真相ルート。シキルートで出てきた時とは打って変わって、口数少ない・ゆっくりしゃべり(これはシキルートでもそうだったけど)・なぞなぞ好き・ピンチの度にアキラを助けてくれる(←これ重要)。真相ルートと聞いて、入るのが難しいのかと思っていたらそうでもなかった。茶色の髪に色素の薄い肌のカーディガン三十代くらい?PC版シキルートで見せた「お前には理解できないだろうな……」とか言ってた時の外道顔がまるでない。TBもPCもこのルートではnは木の皮を齧ってたり、
ソリド(カロ●ーメイト的な、咎狗世界における携帯食料)をパッケージを開けずにそのまま食べようとしたり……どう見ても不思議ちゃん。ほとんどの事(猫が死にそう、ケイスケが死にそう等)を「予定調和」の一言で片づける。ある意味強者、実際強者。このルートだとケイスケの好感度が格段に上がるんですが、彼はアキラの事を庇って満足げに死んでしまうんですよね。せっかく好感度(私の)上がったのに。それも予定調和?
このルートだと、よくアキラの視点になった時に触れられるナイフの秘密&エマとnの因縁も明らかになります。エマがアキラをトシマに送り込んだのはnを自分の手で殺すためだったと解ります。シキルートだとエマとグエンはシキに殺されますが、このルートだとエマはnに胸を貫かれて死にます。ちなみにnは素手。nはENEDが生み出した戦闘兵器、ラインの原料は彼の血という事も嫌というほど詳しく知らせてくれます。咎狗の血というタイトルにぴったりのルートです。
すったもんだの末のnルートのエンディングは「二人で逃亡」エンド。nはまだ戦えるけれど、自責の念から自らの手に戒めの傷をつけ、髪も黒く染めてアキラと共に逃避行。二人が幸せならそれでいいんじゃないでしょうか。他のルートではシキのルートに出てますね。他は出ない。
リンについての語りが長い辺り、偏ってますね。そんだけ好きです。リンルート以外は全てアキラ総受け。処刑人(キリヲとグンジ)エンドと狗と番にされちゃった(アルビトロ)エンドもありますが、そちらは短いです(でもグンジ×アキラはえらく人気)。ビジュアルが万人受けするタイプで、性格もクールだけど年相応なところのある、少年と青年の間くらいの主人公だからか、リン受けが一番好きな私だけど、他ルートもおいしく萌えてます。「すきしょ」(えらく古いたとえだ……)みたいに同じ軸で総ホモ化ではないし、受け攻め逆転・本命がいるのに他キャラとイチャイチャ……なんてこともなく、ルートごとにカプ固定の安心仕様。最近はアキラ相手ならリンのリバもいけるようになった(笑)。それだけリンに飢えてるので、これ読んで興味の湧いた方は是非ともプレイしてみてくださいvそして共に堕ちよう茨道……(リン受けにハマってくださいという催促/笑)。
畳む
#お引越し記事 #咎狗の血
モノクロ描き直し版11話更新しました!
今回の分はちょっと前に若干の追加要素が含まれたことに伴ってこちらも若干追加要素が含まれております。さて、どこがどう違うのかわかるかな?
引き続き描き直し作画作業に集中中。たまに息抜きがてらカラーイラストを描いたり、ふぁんぼっくすの方に軽いテキスト投稿しておりますのでよろしければそちらも是非。記事の九割程度は無料で読めますので。
このブログの方もデザイン弄りたいしサイトもCSS弄ってシャレオツにしたいと常々思っているのに作画作業となるとそっちにばかりかかりきりになってしまいますね…当面の目標まで行ったらいい加減に最新話の続きを描きたいと渇望しているのでガンガン描いていきたいです。あと前から言ってる通り以前の読み切りの外伝も描きたい。大体40P程度で収まると思うし。
ではまた!
#サイト更新履歴 #モノクロガールズカレイドスコープ