りブロ

-りずのブログ、略してりブロ。-
旧記事:乙女ゲー

NLもBLも(このサイトにはないけど)、百合も好きです。あと乙女ゲーも割と好きです。今回は乙女ゲー(当時はそんなジャンルなかった頃の作品も含め)についてです。昔は「恋愛シュミレーション」と呼ばれていたと思うんですが、いつから「乙女ゲー」という名称が定着したのか?……その辺はよく知らない。

☆アンジェリークシリーズ

最初にプレイした恋愛シュミレーションもの。主人公は初代がアンジェリーク・リモージュ(以下リモージュ)、2はアンジェリーク・コレット(以下コレット)。RPG「天空の鎮魂歌」までしかプレイしていないため、その後のシリーズは知らない。
初代はデュエット発売までは主人公がリモージュ固定。ゲームのストーリーは宇宙を統べる女王(だっけ?)は代々交代制で、今の代の女王の力が衰えてきたため、二人の女王の資質を持つ少女を守護聖と呼ばれる女王の騎士(と言うか部下と言うか、とにかく女王のために働く者)の住む飛行都市へと呼びよせる。守護聖は九人いて彼らにも特殊な資質が必要で、「光」「闇」「炎」「水」「風」「鋼」「地」「緑」「夢」の九種類があり、彼らにも人間関係がある(「光」と「炎」、「闇」と「水」は仲の良い主従関係で、「風」「鋼」「緑」は同年代で仲がいい。「夢」はライバル関係気味な「炎」と「水」の中立で、「地」は「光」と「闇」の中立)。リモージュのライバルはロザリア・カタルヘナ中央にたどり着くかというお嬢様(以下ロザリア)。……ぶっちゃけ私は元気系の主人公が苦手なので、ロザリアを選びたかったが、デュエットが出る前は強制的にリモージュを使用しなければならなかったためロザリアが妨害してくるたびに「ああ、仲良くしたいのに!」という気持ちと「畜生!よくもやりやがったな!」という気持ちで色々とやるせなかった(だから、デュエット発売後は喜び勇んでロザリアを選んだ)。いきなり空中都市に連れてこられた二人はどちらがより新しい女王にふさわしいかを確かめるため、宇宙のある星の大地を発展させていき、どちらが先に競わせられる。飛行盤という道具で大地に降り立った主人公(デュエットでロザリア選択時にも)はその大地の少年と出会う。彼に名を名乗ると「そのお名前はこの土地では天使という意味なんです!」とそれ以降は主人公を天使様と呼ぶ主人公と大地に住む人々の橋渡し役となる(だが彼の要望を訊かなくても大して問題はない)。
システムは割とシンプル。守護聖にそれぞれの持つ力を自分の土地に送ってもらい、建物を建てていく。中央にある島に先に建物を建てた方が勝ち。その時点でゲームは終了となる。しかし、あくまでも「恋愛シュミレーション」がメインのゲームなので、守護聖とラブラブエンドの方を選んだ方が楽しいと思う。好感度のパロメーターは親しければ親しいほど相手が好意的になるので、それが目安になる。好感度を上げるには狙っている守護聖の元に毎日行って、力を送ってもらうか話をするかすれば自動的に上がる。プレイ開始時に自分の誕生日などを入力する仕様で、それによってキャラの好感度の上がり方が変わってくる(好感度の上がりやすさはキャラとの相性によって変わる)。相性が悪かった場合でも占いの館に行き、おまじない(ラブラブフラッシュ)をかけてもらえば、上昇するので諦めてはいけない。途中で何度か守護聖の投票による「どちらがより新女王にふさわしいか」というら合バルトの対決があるが、九人いる守護聖の過半数がプレイヤーの操作キャラに入れてくれた場合は行動力(最初は四つ)であるハートが一つ増える。そのため例えイマイチだと思う相手でも好感度は上げておいた方が良い(笑)。上手く立ち回れば四五人同時攻略も比較的楽に可能。
なお、初代はキャラデザの由羅先生によるコミカライズがされている。これがまたいい感じに主役二人の友情+守護聖のエピソードが描かれていて、今にして思うとリモージュ×ロザリアで百合萌えしていたのかもしれない。ゲーム版ではイマイチ印象が良くなかったが、闇に囚われたロザリアを救おうとするところには素直に「いい子」だと思ったし、彼女に好意を持ったマルセル(緑・最年少)がいらん事した時も何とか大陸を持ち直している。

2は世界観は同じだが、リモージュが女王ロザリアが女王補佐の座についている。システムは前と大して変わらない。ただ、育成する対象がうちうの一つの星から小宇宙に変わっただけ。建物も今度は惑星になった。守護聖も服装は変わったがビジュアルも性格も変わっていないし、人間関係も同じ。今度の主人公・コレットは性格が「温和」「元気」「勝気」の三種類から選べて、性格ごとに表情が違う。守護聖の好みの性格か否かによって好感度の上がり方が変わる。そのため初代よりは少し難易度が上がっている。ライバルは天才少女・レイチェル。今度は主人公の方がタイプなので選べなくてもよい(勝手だなー私)。攻略キャラが教育係の三人(ビクトール、セイラン(セイロンだっけ?)、ティムカ(だっけ?))も対象となる。

天空の鎮魂歌はアンジェリークシリーズ初のRPG。しかしぶっちゃけRPGとしては難易度が低く、ストーリー展開も解りやすい。ストーリーは女王であるリモージュが何者かに囚われてしまい、ロザリアがコレットとレイチェルの元に助けを求めに来るところから始まる。力の供給源である女王のリモージュが囚われたことにより弱体化した守護聖達九人もどこかの星に連れ去られてしまう。とりあえず教育係の三人は戦闘なしでも仲間になってくれる。それから守護聖を探しに行こうという所あたりで、謎の青年・アリエス(アリオスだっけ?どうも2以降は記憶が薄い)が仲間になる。戦闘システムはそれぞれの個性(守護聖は属性)を生かした攻撃をする。組み合わせによっては合体技などもあり、色々と試すのが楽しい。レベルごとにキャラ特有の必殺技もパワーアップしていく。もちろんアンジェリークシリーズらしく、恋愛イベントも条件を満たせば発生して、最終的に最も好感度の高いキャラのエンディングとなる。


☆薄桜鬼シリーズ

これは知らない方の方が少ないんじゃないか?ってくらい有名ですよね。咎狗目当てで買ってた「キュン!」でコミカライズを読み、沖田のビジュアルと性格、口調が好みだったので、購入。最初は攻略サイトを探す事なんて一ミリも思いつかなかったので、当然ノーマルエンド。前述したアンジェリークで好き放題してたのでその癖で「どちらかと言えばこっち」と思う選択肢を選んでたらそうなりました。後に攻略サイトで情報を仕入れて、各キャラ攻略&スチルフルコンプ達成。ぶっちゃけカズキヨネさんの絵柄は好みなんだけど、どうしても主人公の千鶴が苦手なので、黎明録と裏語が好き。沖田に散々いびられる龍之介と、兄の仇打ちに燃える梢は実にいいキャラ。

初代(何にもついてないやつ)はとにかく千鶴にイラつきまくり、ストレスMAX。オトメイトさんこのどうしようもない奴どうにかしてくれませんかね?本名入れたの凄く後悔した。男装って言っても一目で女だって丸わかりなんだけど。ビジュアルは好みの方だし、てっきりちゃんと戦えて(少なくとも自分の身くらいは自分で守れる)、医者の娘だから薬の事はある程度知っててイザって時には自分で傷薬くらいは調合したり、戦場で怪我人が出た時には応急処置くらいは出来る……キャラだと思っていたら……。見事に足手まとい以下で、しかも各ルートほとんどのキャラの羅刹化の原因作ってるし、男共も男共で、こんな奴のどこがいいの?と女の趣味の悪さを疑った(まぁ、そのキャラ好みの選択をしないとルートに入れないからしょうがないと言えばしょうがないけど)。風間も血筋のいい鬼だからってなんでこいつ狙い?お千ちゃんの方が百倍はいい子だよ?かといってルートごとに軸がぶれてんのは何とかならないのかと思うけど。一応斎藤に剣の筋を認められてるから、少なくとも剣術の強さ的には千鶴>龍之介なんだろうけど、素手での殴り合いなら龍之介>千鶴だろうな。自分を守ってくれた平助を殴るわ、戦闘ではいらんところで出しゃばるくせに何もしないわ、ただお茶淹れるだけで近藤さんに以下隊士に「いい子」扱いされるわ……気に入れないところを挙げればきりがない。せっかくの沖田エンドもコイツが相手だと魅力半減。「そんな事を言う君が好きだよ」って、すみませんが「私はそんな言動のあなたが気に入りません」。スキンヘッドのオッサン(探してた父親)もルートごとでブレブレ。お前は悪人なのか善人なのかはっきりしろ!……と文句ばかり言ってますが、薫は大好きです。女装美少年(一人称俺)ヤンデレで、千鶴に対して呪詛吐いてるところが特にスカッとしていい(笑)。沖田と共に生き残ってほしかった。私性格悪いや☆

黎明録はどのルートもおいしかった!特に好きなのは沖田ルート(殺されるのも見逃されるのも好き)と原田ルートと小鈴ルート!沖田ルートの一章丸々使った過去話は非常においしかった。ショタ沖田可愛すぎる!……兄弟子×ショタ沖田とかうっかり想像して萌えまくったりと色々大変。殺されるときに散々嬲られる龍之介の心情がこれはこれで萌える!見逃されるパターンはアニメでまさかの採用で、嬉しさMAX!アニメでは針まで使ってるよ。原田ルートも小鈴ルートも大して変わらないけど、どっちも好き。恋人にしたいキャラなら沖田だけど、結婚相手として見るなら原田派です。でも時々行き過ぎたフェミニストっぷりにイラッとする事もあるけど(笑)。どのルートでもキャラと再会してて笑ったv

裏語はしょっぱなから羅刹に殺される兄に混乱する梢、そこへ現れた桂さん……このくらいのフェミニスト加減が個人的にちょうどいい。彼を含めて攻略キャラは高杉、グラバー7そして私の大本命・以蔵。グラバーもレディファースト精神とかみんなにサービスとかしてくれるところが好きなんですが、やっぱり「可愛いは正義」主義の私的にはイマイチ「可愛さ」は感じられなかったため、一番は以蔵です。この以蔵、普段の周りの大人に振り回されたりからかわれたりしている時と、冷酷(ではないか)な武市の狗的な面のギャップが凄くいい。主人公(梢)を守れと命令されたから、躊躇いなく斬っちゃう。そこを梢に指摘されると、「やらないとやられてた」と正論を言ってきます。それにも一理あるけど出来ればやめてと言う梢は好感度高いです。自分の身もちゃんと守れるし。敵わないと思ったら割と素直に引くし。弁えてる子&冷静に判断を下せるところがある子は基本好き。以蔵はとにかく母性本能をくすぐってきます。寝顔はあどけなくて可愛いし、犬に襲われてる子供を助けようとして、結局自分も襲われてる梢を助けた時の「こういう道は……犬が好きだ」発言は一瞬何を言ってるのか解らなかったけど。彼のルートでは的には容赦なしのキャラ同士、沖田との絡みがありますが、二人の会話は面白いv沖田にからかわれる以蔵は年相応で可愛いvこの二人がくっつけばいいのにと思ったりするけど、敵対してるから無理か。残念。以蔵ルートのエンディングは幸せルートと二人して羅刹化があるけど、ブラマトの影響で(※詳しくはこの日記の飛行計画系ゲームの記事参照)バッドエンド萌えになってしまったため、羅刹化が好きです。

……他にも「ときメモGS」とか「マイネリーベ」とかもプレイしたこともあるんですが、当時は攻略サイトなんてなくて途中で投げました。……好みの服を着たり、相手の望む選択肢を選ばなきゃならないのが、当時は耐えられないくらいイラついたので(笑)。相手はデートの時も同じ服なのに。

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