りブロ

-りずのブログ、略してりブロ。-
旧記事:爆走兄弟レッツ&ゴー

私が腐った原因にして、今でもショタに釣られるクセがついてしまった原因でもある作品「爆走兄弟レッツ&ゴー」について語ります。……この作品がなかったら私は腐ってなかったし、このサイトもなかった。良かったのか悪かったのか。
ネタバレを多く含む上に大変な長文なので畳みます。


・ストーリー(※世界観はごく普通の現代日本です。ただ、常識では追いつけないほど速いミニ四駆と普通に一緒に走ってるところだけは突っ込みたい)
ミニ四駆大好き兄弟、星馬烈(小五)と星馬豪(小四)は二人合わせて「レッツゴー兄弟」としてミニ四駆好きの男子の中では有名。いつも兄弟そろってレースにエントリーしては、兄弟そろってコースアウトがいつもの光景。兄の烈はコーナリング重視のセッティング(「コーナーを制する者が勝つんだ!」by烈)、それにとは真逆で弟の豪は高速重視のかっとび仕様セッティング(「かっとべー!マグナーム!」by豪)。対照的なこの兄弟に興味を持った土屋博士(ダウンフォースしか言えないのかというほど、一々「ダウンフォース~」云々、うるさい大人)に、烈にはソニックセイバー、豪にはマグナムセイバーをそれぞれ与える。カラーリングも一切されていない、正真正銘の試作品のそのマシンは二人を一瞬で魅了した(まだ試作品段階なので商品化はまだされていない)。でも公式レースで、セイバーを自分のマシンに仕上げられなかったら返してもらうと条件を付ける。……この二人にだけ特別なマシン与えるなんて、ずるくね?という突込みはさておき、公式レースまでに二人はソニックセイバー(以下ソニック)とマグナムセイバー(以下マグナム)を自分一人の手で完成させる。烈は赤く、豪は青くセイバーをカラーリング。今にして思えば、そんなに器用な小学生なんていねーよと思うが(この二人に限らず、出てくるレーサーはほとんど小学生なのに、自力で手の込んだカラーリングやカスタムをしている)、その辺は「ミニ四駆大好き兄弟」だから仕方がない。第一話は山登りがメインのコース。タ●ヤってこんな儲かるのか、なんて大人になった今ではいやらしことを考えてしまう。この回に限らず、このアニメ(原作の漫画もそうだけど)に出てくるほとんどのコースがどう見ても子供には危険です。大人でも危険です。毎回出てくる「ミニ四駆は安全な場所で遊びましょう」の文字には全く説得力がない(笑)。無印後半に入ってから出てくる大神のところの新撰組三人衆(沖田カイ・土方レイ・近藤ゲンの事。私が勝手に呼んでるだけ)が出てきてからはますます説得力がない、マシンを壊すこと前提のコースとか普通に出てくるあたり、ぶっ飛んだアニメだと思う。……第一話の続き。レース序盤は二人とも順調な滑り出しで、一位二位をキープ。流石、贔屓されているだけあって速さが違うぜ!その次に序盤は活躍してたけど、終盤につれて報われない子扱いされる(酷い)まこと君のマシンが三位。レッツゴー兄弟は一足お先に滝ゾーンに入るが、ダウンフォースがアダとなり、二台ともコースアウト。マシンを庇って崖から滑り落ちる二人。烈のソニックは多少壊れはしたが、まだ十分追いつける。しかし豪のマシン・マグナムは、軽量化のし過ぎでボディの強度が弱く、壊れてしまった。「ごめんよマグナム」と涙ぐみ、「レッツ兄貴はまだ走れるんだろ?早く行けよ!」と烈に暗にリタイアを告げるが、「豪がそんなに諦めがいいもんか!ニセモノ!豪のニセモノだな!」と焚きつける(ここのところがお兄ちゃんらしくて好き)。でも修復不可能なレベルで壊れたマグナム。前向きが取り柄の豪が諦めかけても、烈はあくまで諦めず、コースのレーンとレーンの間を仕切る板を中心にして合体させるようにしてレース復帰。問題だったダウンフォースの面も二台分の重さでクリア。見事に烈が一位、二位まこと、三位豪の結果となる。……しかしその後、一緒に走らせていたソニックとマグナムだが、烈は自分のマシンであるソニックを少し前に出していた。「ずっりーよ!」と詰め寄る豪にすっとぼける烈。大衆の前でギャグマンガによくあるノリで喧嘩を始めるレッツゴー兄弟を土屋博士とファイター(ミニ四駆レースの実況役・森久保さんのデビュー役だと後に知って、演技の上手さに驚いた)は温かく見守っていた。


第一話から色々と突っ込みどころが多いから長くなってしまった。私の永遠の最萌兄弟の地位は揺らがないレッツゴー兄弟初登場はこんな感じ。次はキャラ紹介とそのキャラにまつわる個人的お気に入りエピソードです。無印&WGP混同。カッコ内の学年は無印の時のもので、WGP編では各キャラ一学年づつ進級してます。WGPキャラは学校に行っている描写がないのでよく解らない。いや、私が覚えていないだけかもしれないけど。

・星馬烈(小五)
主人公の一人(のはず。でもメインは弟の豪)。血液型がすべてとは思わないが、雑誌によく載ってる典型的A型。基本的に真面目な優等生で、宿題や勉強をちゃんとこなした上で、大好きなミニ四駆に情熱を注いでいる。頭がよく(漫画ではアニメに出ない嫌味系優等生キャラと並んで百点を取った時に「なんでミニ四駆なんて玩具で遊んでばっかのアイツが……グギギ」的逆恨みされ、レースを挑まれる)、物事を理論的に説明する事にも長けている。ソニックセイバーをもらった時にはまず設計図から考えるといた。よくおつかいなどのお手伝いもする、典型的いい子。お小遣いも無駄遣いはせず貯めているため、弟の豪がパーツを一つか二つくらいしか毎回買っていないのに対し、よく大きな紙袋一杯のパーツを買い占める。一人称は仲間や目上の前では基本的に「僕」だが、弟の豪といる時は「オレ」に変わる。個人的にショタの一人称は「僕」が良い派だが、彼の場合は普段冷静でレース時には情熱的で男らしくなるため、「オレ」もアリ。ソニックは「コーナリングの貴公子」と呼ばれるほどコーナーで性能を発揮する。その堅実な走りは持ち主である烈の性格が強く反映されている。WGP序盤で、リーダーを決める際のレースでも、一人だけ時間ぎりぎりまでモーターの慣らし運転をしていた。豪には「(時間ぎりぎりまで粘っていた事を)日本の恥だぜ」と言われるが「ソニックの走りを引き出すためなら仕方ない」と冷静。結局そのレースで一位を取ったため、ビクトリーズのリーダーを任される。
ただし、弱点・欠点もなかなか多い。お化けが苦手で、風鈴小学校の七不思議レース時にはみんなお化けなど信じていないのに一人だけビビり「一人で帰るのは怖いから、はい」と渋々参加を決めている。同じような話はWGP編にもあり、ビクトリーズのメンバーが一人一人に分かれてろうそくを置いてくる(取ってくるだっけ?)という鉄心先生(土屋博士の師匠の食えない爺さん)発案のお化け合宿でかなり大げさにビビっていた(実は鷹羽兄もビビっていたのだが、弟に弱みは見せまいと必死で隠していた)。他にはレイスティンガー(マシンに自分の名前をつけるあたり微妙/つけたのレイじゃないだろうけど)に粉々にされたマグナムをJと二人きりでニューマシン(サイクロンマグナム・三代目)に完成させたことに焦った烈は彼なりに考えた結果テンパり、余計なパーツ大量づけ&他のマシンのいいとこパクリをやらかし、豪に「こんなのソニックの走りじゃねぇ」と言われてしまう(その後、相棒であるソニックが豪のマグナムの必殺技・トルネードを繰り出してきて、失神)。冷静になった烈だが、今度はマグナムを破壊した大神のマシンに興味を持つ。大神の師匠でもある鉄心に真っ昼間から男子最大のセクハラを受けた後、大神の研究所へ無理やり連れて行かれる。そこで大神のマシンの速さの秘密を知り、結果的に大神を利用しニューマシン・ハリケーンソニックを完成させる(ちなみに私は歴代ソニックの中でこれが一番好き)。周りに流されやすいところもあり、藤吉の別荘地の島でサルに烈以外のみんなの全てのマシンを盗まれてしまった時サルに対抗できるのはソニックしかなかったため(なぜか)サルの着ぐるみを着て野生のサルとレースをする羽目になったり、藤吉の妹のチイコの我儘に無理やりつき合わされたり(しかしプレゼント攻撃の一番の被害者は実は育てていた鉢植えを壊された星馬父だと思う)、チイコの知り合いのミニ四駆好きだけどド初心者に「僕とレースしよう!(棒読み)」と誘わなければならなくなったりと、属性的には「振り回されるお兄ちゃん」キャラ。
お気に入りエピソード:藤吉とのコーナー対決レースでは、あっさり負けた豪の仇を取るために、モーターなどのパーツをわきの下で温めるという地味だが微妙に差が出るテクニックを駆使したり、その途中でやって来た見知らぬ男の子(年下)のマシンのメンテナンスをしてやったり。レースの最中散々卑怯な手を使ってくる藤吉だったが、烈はあくまで正々堂々、途中で得意の高速コーナーを消された時にはどうなる事かと思った。藤吉が例の男の子のマシンを「レース中に入ってくるなんてマナーが悪いでゲス!踏み潰してやるでゲス!」などと悪役全開で壊そうとしたところをマシンを庇って負傷。喧嘩した豪とも仲直りして、ベビーカーで猛追撃、ラストのコンセントを利用して大逆転。……したは良かったが、いちゃもんをつけてくる藤吉を豪とジュン(兄弟そろっての幼馴染の女の子)は責めるが、烈は「もういいよ」とあっさり許す。器の大きい兄貴だ。公式レースの参加資格がかかった重要レースの回ではミニ四駆初心者の父と「お父さんもミニ四駆好きだったんだ」と嬉しそうな顔を見せ、肝心のレースでコースアウトしてリタイアしようとする他の選手に「マシンは走りたがってるぜ!」と声をかけるなど、ミニ四レーサーとしてもいい子。WGPでも、チイコが海外に行ってしまう(本人は嫌がっいる?)と知った烈は彼女主催のレースで優勝しようと奮闘。ちなみにこの回、子供の日ということで、それにちなんだ仮装をするのだが、彼の甲冑はよく似合っていた、ジョー(アメリカチームの紅一点。リョウといい感じ)の着物も似合っていた、ジュリアナのクマの着ぐるみも、リョウのサルも割と似合っていた。この回は一見の価値あり。WGP編後半では入院するため出番が減るが、バスターソニックを開発してからは無事復帰。病院脱出回では真面目な烈にしては珍しく、豪に身代わりをさせて逃げ出した(その後、豪はデカい注射を打たれる羽目になる)。映画版では「スタートから(ソニックが)ビリッケツだー」と実況されズッコケ、軽く突っ込みを入れた(そのシーンの動きが可愛い)。他にも頼れるお兄ちゃんらしさを発揮(一人だけ冷静に後の事を考えてトランスポーターから色々と持ち出したり(これが後で大活躍する)、高所恐怖症の豪と一緒に落ちたり(軍人に拾われるが)、ジュンからサンドイッチを受け取ったり(これは活躍か?)、帽子の中に隠したソニックとケースに入れていた、トライダガーを走らせたりと、見せ場が一杯)。映画版だけでも見十分見れる(※感じ方には個人差があります)作品なので、ぜひ見ることをおススメする。WGP編最後のvsミハエルあたりでは、おいしいところをほとんど豪に持って行かれる。

・星馬豪(小四)
主人公(メイン)、烈と同じく血液型がすべてではないが、私と同じO型。(個人的)O型あるあるに当てはまりすぎていて笑った。基本的に理性より本能で動くところがある(あとその場のノリ)。負けず嫌いで、自分が勝つまで相手を付き合わせようとするところもある。鷹羽兄弟との二人一組レースでは烈と組み、兄弟対決となるが、前半のテクニカルコース開始時に高羽兄弟の弟である次郎丸が「(確か)三分待つ」的な事を言っていたため、試合で勝って勝負で負けた。納得がいかないので場所を変えて、超ロングストレートコースで対決するが、やっと同着。当然悔しがる。更に単純でおだてに乗りやいため、初対面の藤吉のおだてにあっさり乗り、レースをする事になるが直線コースかと思いきや思い切り藤吉のスピンアックスに有利なテクニカルコースだったため、彼に敗北。「マグナムはダウンフォースがまるでない。それがマグナムの欠点でゲス」等とやや嘲るように指摘されてしまう(その仇は烈が取ってくれた)。その後、烈(と藤吉)と特訓するもああでもないこうでもない的な流れにうんざりした豪は途中で二人から離れる。本当に対照的な兄弟である。漫画では星馬一家が母&烈と父&豪に別れた時(烈は母の「味方してくれたらお小遣いアップ」という言葉に釣られた)、ミニ四駆で対決だ!と突然言い出し、家族全員を脱力させたり(ちなみに烈と豪はケンカ続行だったが、父と母はとっくに仲直り、ラブラブイチャイチャ)、運び屋をやっている高羽兄弟の父の代わりに凍った湖の上をミニ四駆に荷物を載せて一緒に走ったり(一緒に走る必要は全くないが、それを言ってはおしまいである)と熱血系おバカキャラとして愛されている。勉強は苦手で、宿題もやらない。しかもその上、授業中にマグナムを弄っていて担任のたまみ先生に取り上げられてしまったこともある。その時はちょうど土屋博士がマシンの性能をチェックするための土屋カップの一週間前(確か)で、土屋カップの事を伝えに来たファイターに「何とかしてマグナムを取り戻してくれよ~」と泣きついている(ちなみにその言葉を聞いたファイターは「子供の夢であるミニ四駆を取り上げるなんて許せない!」と憤慨するが、たまみ先生が好みのツボストライクだったためか、逆に「ダメじゃないか、豪君!」とあっさり先生側に寝返る)。結局マグナムはこのままでは返せないので、たまみ先生がマグナム、豪がジュンのホンームランを借りて勝負する事になった。ちょうどマグナムは調整中だったため、何とかなるかと思いきや、ファイターがたまみ先生にアドバイスする事になったため(「僕は子供と初心者の味方なんだよ」byファイター)、無茶な軽量化を施す(ちなみにコースはファイターが多分徹夜で作った。しかしなぜか毎回彼の作るコースは男子トイレを通る)。偶然とはいえレースでは豪が勝ったため、マグナムは取り戻せたが肝心の土屋カップの日に熱を出してしまう(前のレースでプールに落ちたためと思われる)。体温計を冷蔵庫で冷やし、何とか誤魔化して家を出た豪だが、烈に怒られる(「お前母さん騙したのか!?」)。しかし気持ちは解らなくもないと無理しない程度なら許してくれる。烈とは違って、宿題はやらない、手伝いもしない、高所恐怖症(最後のはなんか違う)、と決して優等生とは言えないが憎めない面が多く、結構得してるキャラ(笑)。いつもは烈と喧嘩が絶えないが、WGP編ラストでは、まさしく主役の大活躍!烈の「行けぇ―ゴー!」という叫びも素晴らしい。
お気に入りエピソード:チイコ初登場回での烈に対する(珍しい)弄り「うちの兄貴がモテモテでさぁ~」。まさか豪の口から「モテモテ」等と言う言葉が出るとは思わなかった。その後チイコに押し倒される烈もいい感じに引いていたのがグッド!無印最終話近くポイント制レースにて、「何でおれが一位なのにレッツ兄貴と同じなんだよ~!」と文句を言う豪と、窘める烈。最後には改心したカイたちもいい。最終話間近は色々とおいしい。

・鷹羽リョウ(小五)本当に小学校に行っているのか疑わしい、アウトロー少年。身長はレッツゴー兄弟よりはるかに高い。……というか、あの二人が低いだけか。ジュン(女子)よりも身長低いはショタあるあるだから気にせんが。喧嘩ばかりのレッツゴー兄弟とは対照的に、弟の次郎丸は兄の彼に絶対的な信頼を寄せ、尊敬している。公園(らしき場所)にテントを張って暮らしているが、土地の所有者に許可は取ってあるのだろうか?大人になった今ではまずそこに突っ込みたい。「あんちゃんの料理、美味しいだす~」と弟の次郎丸が言っており、偶然テント近くに現れた豪がやていていた魚を「うめー!」とよく食べていた事から、料理の腕前は確か。マシンはトライダガーだが、無印の中盤で豪のマグナムを庇い沖田カイのマシン・ビークスパイダーに真っ二つにされてしまう。その後は誰もフォローできなかったが、土屋博士の師匠(大神の師匠でもある。二人は元彼の元にいた)の鉄心に夢の素材ZMCでニューマシンを作ってもらいに行く。山の中で電気もガスも使わずに暮らす、高羽兄弟とドッコイドッコイのアウトロー生活をしている鉄心の世話を烈と豪も協力して手伝い、やっと作ってもらえた。新しいトライダガーは続編のWGPでも活躍する。
お気に入りシーン:次郎丸が思わず魔が差して、自分がミスして使ってしまったレース専用電池を豪のものと交換してしまう(その時豪は、彼の項で説明した通り熱を出していたため、バレなかった)。兄なだけあって、次郎丸の不審な様子水上バイクに気づいた彼は、未使用の自分の電池を豪のものと再び取り替え手元通りにするが、そのせいでレースでは実力を発揮できなかった上、藤吉に豪の電池と取り替えに行ったところを見られていたため、卑怯者呼ばわりされてしまう。そこで次郎丸が涙ながらに真相を告白。兄弟の信頼関係がよく解ったエピソード。(レースは烈が一着と言う妥当な結果だった)。WGPではアメリカチームとのレースでvsジョー戦が好き。会場に浮かぶコースでマシンを走らせ、レーサー的なものに乗って移動するというリレー形式のレースで、リョウは彼女と勝負する事になる。豪や次郎丸の「女ごときに負けるなよー」との声援に怒りったジョーは水上バイク的なもので事故を起こしそうになるが、リョウが助ける。その時彼が軽い捻挫をした事に気づいたジョーは、彼の代わりに走る事になった次郎丸相手に、つい手加減をしてしまう。そこでどこか日本男児気質な彼は「女ァ、俺の弟を舐めるなァ!」と、次郎丸には「お前はそれでも俺の弟か!」と二人を叱咤。目が覚めた二人は本気でぶつかり合い、最後には認め合う。その後、ジョーはリョウに好意的。……なんだこの「ラブストーリーは突然に」感。
リョウは烈と同じく兄貴ポジションだけど、アウトローゆえの逞しさの違いかなと個人的には思ってます。
・三国藤吉(小四?)
キャラの多い漫画では大抵一人はいる「何でも金にモノを言わせる」系お坊ちゃま。一人称「わて」、語尾に「ゲス」をつけて喋る上に、元々サルのような髪型をしているのに(だから?か)ほとんどサルの着ぐるみを着ている。正装はコナンみたいな服。策士気質(笑)で、初対面の別名豪をおだてまくり得意なテクニカルコースでコテンパンにする。しかし策士と言っても所詮は小学生なので、騙されたのは結局豪一人。どこまで単純なんだ豪は(笑)。豪に負けず劣らずの負けず嫌いで、レースでは必ず自分が勝たない時が済まないというお坊ちゃん独特の我儘な性格。勝つためならばレースの途中でも平気でコースを変えたり(烈の項参照)、人のマシン壊そうとしたり(烈のこ(ry)、烈がダウンしている間に更に差を広げようとしてヒコザ(漢字が出てこないが、彼の執事的な大人)に「坊ちゃまには正々堂々勝っていただきたいのです、ハイ」と窘められて、やっとストップした。その後も負けを認めず散々粘ったが(烈(ry))アメリカナイズされたパパ(「お前父ちゃんの事パパって呼んでんの?」by豪)に「卑怯な真似はやめろ!」と叱られ、渋々握手を交わす。マシンは烈と同じくコーナリング重視のスピンアックス(後にスピンコブラを三国コンツェルンの総力を挙げて開発する)で「コーナーの軽業師」というコメントに困る微妙なをつけられているが、本人は気に入っている(?)模様。
お気に入りシーン:藤吉関連はやはり彼の妹チイコ関連。彼女が初登場した回では初めて彼が妹持ちの兄だという事が判明するが、ぶっちゃけ彼女が登場した後も兄らしさは特に感じられなかった(沖田カイがゲームセンターに来た回は別人のようだったけれども)。彼の回想と本人曰く「昔からチイコはわての手に負えない」らしく、意外と苦労人だったことが判明する。だが個人的にチイコの方が力関係的に上というのはおいしい(烈が好きなため、彼の出番(見せ場)が増える)し、永遠に妹の尻に敷かれているといいと思う。
・J(年齢不詳
最初は大神の手下として登場。「っ」や「ハッ」など、初期はほんの少ししかしゃべらない。彼のマシンプロトセイバーJBには空気砲が組み込まれており(腕に着いた変な装置でスピードやコーナリングなどのセッティングをレース中に変えられる)、後ろのマシンをそれによって攻撃、壊すことが出来る。初登場時は全身タイツという出で立ちには驚いたものだが、慣れてしまえばそれほど違和感はない。烈と豪の最初のマシン「セイバー」が溶岩によってとかされてしまった間接的原因を作ってしまったキャラだが(だからミニ四駆は安全なところで遊びましょうとあれほど(ry))、大神に洗脳に近い事をされていたので仕方がない。実際に烈も豪も彼が改心した回では非常に好意的である。……同じく悪役(?)として出てきた藤吉とはえらい違いである。その後は土屋博士の元で彼の手伝いをしている。高羽兄弟と同じく、学校には行っているのか疑わしい。ただ一つ確かな事は、あの全身タイツ姿で学校に行ったらいじめの標的になること間違いなし。最終話間近で「R」という名の姉が出てくるが原作の漫画には一切出てこない。多分アニメだけのオリキャラ。マシンも黒い三角形のボディの「ドラゴンデルタ」というイロモノ。「バトルレースアメリカ王者』として出てきたが、続編のWGPで出てこないあたりアメリカは下剋上等(日吉若@テニスの王子様)なのだろう。
お気に入りエピソード:Jは初登場こそどちらかと言えば序盤だが、無印の仲間サイドキャラでは一番最後に仲間(友達)になったため、無印での見せ場はそれほどないが、リョウのトライダガーを(修理のためとはいえ)盗む回は良かった。「直すためだたんだからいいじゃん」派の弟達(なぜか兄貴なのに藤吉もこちら)と「盗んだのは許さん!レースだレース!」派の兄貴達で揉めるが、トライダガーの持ち主であるリョウの提案通りレースする事になる。やがて素直にレースを楽しみだすJに釣られ、豪、藤吉、次郎丸もレースに参加しようとするが、肝心の部品をJに貸していたため参加できず。烈だけは同じ兄貴同士リョウの狙いを知っていたのだろう、レースに参加。他はWGPで、プロトセイバーエボリューションが暴走した時のクレモンティーヌとの会話を通したカイとの友情(?)も好き。
・次郎丸(小三)
リョウの弟。一人称は「おら」リョウの事は「あんちゃん」と呼ぶ。大谷さん(ピカ●ュウ!)ボイスであんちゃん呼びは反則。豪の事は「うんこ野郎」烈の事は「優等生野郎(真面目野郎だっけ?)」と呼ぶ。基本的にリョウ以外には懐かない。よく豪、藤吉とともにバカやってるのが印象的。次郎丸本人はまだ小三だから仕方がないとしても、年下と同レベルな小四二人はどうなんだろう……。しばらくしてからセイバーをもらい「次郎丸スペシャル」と名付ける。デビュー戦(豪の項とリョウの項参照)は散々だったが、最年少だし可愛いからしょうがない。
お気に入りシーン:次郎丸は基本的にマスコットポジションだからなぁ。「リョウの弟」である限り、彼関連でしか見せ場がないのが残念。しかし映画版ではリョウの代理を一時務めた時は至らないところが可愛くて良かった
畳む


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