りブロ

-りずのブログ、略してりブロ。-
旧記事:映画「翔んで埼玉」感想

ずいぶんと久しぶりに映画を観てきましたv
劇中での埼玉のディスられっぷりが半端なかったです(笑)。
ネタバレです、ご注意ください。

・冒頭で「実在の○○とは関係が~」という予防線。いやいや、これどう見ても実在しますって!
・あらかじめあらすじを調べていったわけではなかったので、こういう作品名のかとびっくり。てっきり作中でなにかツッコミがある感じなのかと思ってました。
・衣装もなんだか耽美です。雰囲気のある学院に男子が転校してきました。がくとさん美声、二階堂さんは普通に女子役かと思ったら男子役でした。ショートヘアなだけで女子にしても通じるんじゃないかな。
・都会の者であることをアピールするために何国語も喋ったり、どこの空気か当てたりと、さすががくとさん。どう見ても王子様です。どう見てもBLでした。ご馳走様です。
・あんだけかっこいいがくとさんが埼玉県人。別にどこ出身でもいいと思うんだけどなぁ。草加せんべい踏めないところでしらこばとの眼がアップになる演出は笑った。つぶらな眼だからね、踏めないよね。
・ロミオとジュリエットな演出です。たまに現代に戻って、「いやBLじゃん」ってツッコミが入るのもいいスパイス。途中でガチにBLありました。実写で見ると刺激が強いです。
・てっきり埼玉の蔑称って「ダサイタマ」だけだと思っていたら、いくつもあってびっくり。みんなそんなに埼玉が嫌いなの(笑)?私は好きですよ、埼玉。住みやすいし、スーパ多いし、図書館もいい感じだし。
というか、あれって「~さい」って入ってる言葉なら何でも当てはまるね。「イカくさいたま」ってもはやなんなの?埼玉ホイホイは…田舎に海があるからかからないだろうな。
・千葉と揉めてるところで、としきさんは強い人扱いなのに小島よしおさんとかの扱いは…千葉と埼玉ってそこまで仲悪くないでしょ。ただのライバルだと思ってた。どうにか和解というか、いい感じになって良かったよかった。私的には神奈川が一番ずるいんじゃないかと思いました。
・最後の歌ははにわさん。埼玉あるあるの歌に頷いたり、ツッコんだり。団地はたしかに多いかもしれない。埼玉限定のキティの被り物はなんなのか謎だったんですが、あれサイだったんですね。

・公開から結構時間が経っていたのに、かなり混んでました。春休みだからなのかどうなのか。純粋に面白いんですが、欲を言えばもっと奥の方で観たかったです。

#お引っ越し記事 #映画感想 #翔んで埼玉
旧記事:映画「デスノート」感想

封切りから一ヶ月が過ぎていたので、やけに空いていましたが、内容は文句なしに面白かったです。
映画だと観客は知ってるから、この人物だ!って指摘できちゃうにはしょうがない。
ネタバレにつき、見たい方のみスクロールでどうぞ。
どうでもいいですが、入れ替わってたフレーバーポップコーンのかつおぶし味とっても美味しくて、二袋食べちゃいました。てへ☆


・冒頭から死神の眼を持った可愛い女の子登場。でもすぐに退場しちゃいました。もったいない。
・メロとニアじゃなくて「竜崎」の名を継ぐんですね。二代目Lと二代目キラの対決です。
・ミサは映画では自殺してなくて、ちゃんと女優になってました。でもね――。
・竜崎もデスノートを持っているという。しかもアーマ(だっけ?)明らかに味方してますよね?これってミサとジェラス、もしくはレムのパターンじゃないの?
・キラ崇拝者がミサに接近。ポテチはちゃんとコンソメ味になってるあたりは原作に忠実だ。暗殺教室でカルマ君役やってた子だから気になってました。かわいいvv
・キラこと月は自分の子供を遺してたとか、とんだ後付けやなぁ。しかし藤原さんイケメンです。
・松田は笑顔で拳銃自殺してました。もちろんキラ崇拝者の彼の仕業です。ご愁傷さま。折り紙が好きなようで、アジトには大量の折り紙がありました。この作品って頭のいい人って大概変人ですよね。
・人間界に存在していいノートは六冊まで。五冊集めたキラ崇拝者はミサと約束の場所で会いますが、ミサは月の写真を見て、彼が生きているはずがないと確信し、今度こそデスノートで死を選びました。その最期のシーンがね、とってもいい演出で!デスノートに「あまねみさ(漢字が出てこない)、時間、夜神月の腕の中で眠る(だっけ?)っていう自殺です。こっちまで切なくなってきましたよ。
・そしていよいよ今回のメインキャラ野郎三人衆そろい踏みです。Lとキラ崇拝者と、デスノートマニア。キラ崇拝者はキラの子供を殺して、自分がキラの後継者になるつもりでした。ですが、事実は、キラの子供はすでに精神が…ちょっとね、狂うというか、そんな感じで、結局キラの後継者はデスノートマニアでした。つーか、三人しかその場にいなくて、そのうち二人はどういう立場かハッキリしている以上、消去法ですぐわかるでしょ。映画なんだし。
・竜崎はLの立派な跡継ぎでした(過去形)。兄の仇を討つために捜査本部に潜り込んでいた女性警官に発砲された時に助けてくれたのはアーマでした。…やっぱりジェラス&レムのパターンかよ。砂になっちゃいました。
・最終的にはキラはデスノートマニアの捜査官で、彼は死神の眼を持っていて竜崎の本名をデスノートに記していたため、竜崎は死ぬこと確定。ですが、死神大王の座を巡る争いのために、デスノートはこれからも人間界にもたらされるそうです。よって、デスノートマニアを超法規的措置で竜崎と入れ替えて、生かしておくということになりました。今回は引き分けってとこですかね、キラVSLの戦いは。
・エンディングも安室奈美恵ということで、引きこまれる曲でした。で、曲の最後は月の意味深な言葉でシメ。続きが作れそうなラストでした。

#お引っ越し記事 #映画感想 #デスノート
旧記事:映画「グラスホッパー」感想

山田くん目当てで小雨振る中行ってきました!
最初はちょっとミスキャストかと思っていたら、かなりハマってて嬉しい驚きv
山田くんの演じる蝉カッコカワイイ!
以下内容ネタバレです。



最初は鈴木の奥さんの死亡からか。
最初は何のシーンか解らんかったよ。
てっきり鯨が出てくるのかと思ったら。
…なんて思っていたら、鯨・蝉・槿・スズメバチの揃い踏み。
皆殺し屋ですよ。
ただスズメバチはコミックス版のように女の子ひとりでしたね。
そして鯨の罪と罰の読書シーンを見たかった。
鯨役も見事にはまり役でした。
大柄な体格とか、眼がね、もう見事にハマってる!
岩西の「ジャック・クリスピン曰く~」の台詞が少ないのは、まぁ枯れっだけに出番は割けないしね。しょうがないよね。
山田くんは暗殺教室では渚君役やってて、同じ『殺し屋』役としても蝉とは対極だし、無茶じゃないかと思っていたらそうでもなかった。素晴らしいナイフさばきと体術です!うっかり見とれちまったぜ!
そしてやっぱりシジミのくだりはあるのね。あれがないと蝉のキャラが立たないしね。
槿役は、漫画の『魔王』の涼しげイケメンのイメージが出来上がっていたものだから、あの無害なサラリーマン風というのが違和感。でも実写ならあれくらいの方がリアリティあるよね。
鈴木と比与子さんのやり取り、女優さんがいい感じに迫力あって怖かった!下手すると蝉と鯨よりも怖いよ(個人談)。
岩西の飛ぶシーンが彼らしかったな。「飛ぶついでに死ぬだけだ」的台詞もジャック・クリスピンですか?
鈴木と百合子さんのバイキングの話はケーキに代わってました。でもこっちの方がロマンティックですねv
スズメバチvs比与子さん…なんてもんじゃない、スズメバチの圧勝ですね。この後、蝉と鯨の激闘が続き、勝ったのは劇団サイド。やっぱり頭数のある方が勝つんだ!
蝉vs鯨のアクションシーンはもう何度でも観たいくらい!自分で斬りおとした耳は明らかに作りモノだったけど、ナイフを捨てたガチの体術勝負で引き分ける蝉がカッコイイ!岩西が評価するだけある。
関係なけど、桃さんの店のアングラな雰囲気は見事にマッチしてました。いい感じにいかがわしいです。
結局後日談に回されたけど、槿の名前は本編では出てこないんですね。『押し屋』の発音が私が普段言ってるのと全然違って、ちょいとカルチャーショック(大げさ)。
原作通りのラストかなと、図書館から借りた『アヒルと鴨のコインロッカー』の事を思っていたら、ハロウィンの時に助けた子が劇団の一員だったという素敵なオチに代わっていて、これもこれでアリですね。鈴木は多分強く生きていくんだるね、そんなラスト。

アクションは久しぶりに観た気がするけど、とてもいい出来でした。DVD出たら是非欲しい!
問題はその時の懐具合なんだよなぁ。

#お引っ越し記事 #映画感想 #グラスホッパー
旧記事:映画「予告犯」感想

いやー、笑えて泣けるいい映画でした!
中盤~ラストにかけては本気で泣いたから!
確か監督は『白ゆき姫』の方でしたよね?
人間のいやらしさがよく出ている演出が素晴らしかった。

※以下ネタバレ箇条書きにつき畳み。


・新聞紙男登場。最初は目的が何なのかさっぱり。
・ゴキのからあげをツイッター(?)に得意げに上げるバカを退治した時点でこれはピカレスクものかとワクワク!というか、なんでゴキを生きたままあんな大量に捕獲できるの?それが謎だよ!
・二人目はどう考えても悪くない女性に対して「男にホイホイついてく女が悪い自業自得」とかほざくバカを同じく上手い話に乗せてホイホイついてきたところを「ケツにアナルバイブぶち込まれた」らしいですよ。うん、「自業自得」だよね?お前も同じく引っかかってんだから。何被害者ぶってんの?ザマア!
・この時点ではネットでの支持率も低いけど、どう考えても悪いことはしてないし、むしろやられる奴が自分勝手なクズなだけで、言葉は悪いけどゴミみたいな奴をボランティアで駆除してくれてんだよ?必要悪という事で割り切ってはくれないのか。
・そして新聞男の動機は派遣切りですか。……最初は、「甘ったれんな!もっとプロ意識を持て!」と言いたくなったけど、あの職場はないわ。むしろ身体壊して正解なんじゃないの?というかこの映画、ツイッターの悪いところが浮き彫りになっててそこがまたイイ。早くツイッターなんか廃れればいいのに。短文での萌え語りはつまらないし。
・結局新聞紙男の正体はチームだった、と。更にみんな事情アリ。そこに這い上がりたくても這い上がれない社会的弱者ならではの理由。うん、凄く感情移入できる。主にゲイツとヒョロ。
・そして自分たちが「正義」的な警察。仕事上仕方がないんだけど、逮捕するのは新聞男じゃなくて、動画にコメントしてる無責任な奴らからの方が日本は平和になるよ、確実に。何も考えずコメントする奴の方が、信念持って行動してるとしか思えない新聞男よりもたち悪いよ。
・この手の映画の議員は大抵噛ませの法則。これも全くお変わりなしで。私はとりあえずアイツの言う事は反対。
・なんか主張で自尊心という言葉を使うところが間違っている気がする。それじゃ一番わかってほしい層に伝わらないんじゃないの?デスノの月だと結論は「優しくなれる」だし、そのくらいシンプルな方がメインに掲げる主義としては解ってもらいやすい&広がりやすいんじゃないかな。
・順番がずれててあれだけど、「私の知人に給食費払えなくても立派にやってる人がいる!」=彼女本人なワケだけど、回想見るに暴力も振るわれていないし、給食費は「納められなくて苛められた」というだけで、別に給食自体は普通に食べてたんだよね?しかも警部になってるし、ちゃんと大学も卒業してる。そんな「本人的には不幸」なつもりでも、その程度は割といるからね、今時は。更にいえば進学させてくれるだけでも十分いい親だと思うよ。だから彼女がそれっぽいこと言っても、新聞男の言う通り「あなたには解らない」と私も言いたい。
・更に回想でヒョロが親に会うために腎臓売ってまで金作って日本来たってエピソード!これに比べりゃ、やっぱり彼女の環境なんて恵まれてるよ。……それなのに親方はスコップ投げつけるとか酷過ぎる。これなら残りの四人が怒るのは当たり前だし、現在しようとしている事も動機としては十分だわ。ゲイツの「お前が腎臓売ってまで来た日本は……このザマだ」の台詞は彼らの境遇もあるし、現代社会への皮肉もこもっているように感じたな。昔はみんな優しかったのに、今ではみんな冷たいというか。ヒョロだって日本がこんな国だと知っていれば腎臓なんて売らずに祖国で暮らしただろうに。
・最後の予告は四人全員の自殺。やはりピカレスクは悪役は一人ですよね。このフェイク映像の真相がまた泣けるわ!なんだよ、怖がらせて周囲を引かせといて、実は「誕生日に夢だった回ってない寿司を食べる」ってサプライズ!演出が神過ぎるわ!それに加えてみんなで証言あわせる時の演技がみんな凄い!泣きながら「アイツは悪い奴」的なこと言うのって彼らには拷問みたいなもんじゃないの。ピカレスクの定番とはいえ辛すぎる!
・というかこの手の話って、「一人の悪人を自分が殺す事で百人の善人が救われるのならばどうするか?」というドストエフスキーの罪と罰でお馴染の命題じゃないですか。『どう考えても・誰がどう見ても害にしかならない悪人ひとり』という前提ならば、迷わず殺すべきじゃないですか。それが本当の『善行』だと思うけれど、ロシアのキリスト教では教義が違うの?
・エンドロールのモブの「逆ギレ~」には思わず笑った。何もそんな役名つけなくても。現場でも「おーい逆ギレ~さん、台詞!」とかやってたの?ごめん、面白い(笑)。

とりあえず、腐女子的には「ケツの穴にアナルバイブぶち込まれた」シーンの詳細が(ry(※下品につき省略。これでも十分下品だけど実際に言ってました、綺麗なお姉さん警部が)。
ヒョロは本当に辛い境遇なのに健気だし、のびたはニートだけど女の子に傘返す約束したり、メタボもカンサイも情に厚いいい人だし、なによりゲイツの弱者ながらも矜持を持っての行動が尊いものとしか思えなかった。いや、矜持も本人言ってたけど、信念かな。やっぱり有言実行は基本だし、それが出来ない奴が多いから辟易するんだよ。その辺がスカッとした。自殺動画見てつまんね的なコメントしてた奴はとっととまとめて逮捕されればいいと思うけど。
畳む


#お引っ越し記事 #映画感想 #予告犯
旧記事:映画「暗殺教室(実写)」感想

はー、もう半端ない萌え映画でした。
実写にはるろ剣以来偏見はなくしようと思っていたのですが、好きキャラだけにカルマ君には違和感があったんですよ。
なんというか、「前髪は下ろした方が好み!」とか(そこかよ!)。
でも、本編のオリジナル演出にはこれが最適解だと思いました、あぁなんという萌え!
解禁から一か月以上経っている(ですよね?)映画ですが、多忙につきまだ観ていないという方もおられるでしょうし、出来る限りネタバレには配慮したいので時数稼ぎに予告編で気になったものについて語ってみます。
『この先本編』からは完全にネタバレですので、嫌な方はご注意くださいね。


予告編
・『予告犯』
面白そう!
純粋に興味を惹く予告編だし、監督が『ゴールデンスランバー(映画館が限られているため観に行けなかったけれど)』、『白ゆき姫殺人事件(こっちは観れた)』を手掛けた方なので、少なくとも『つまらなくは』ないでしょう!
白ゆき姫は面白かったですね、『イヤミス』の良さが実によく出てた作品だと思いましたし。
これを機にイヤミスブーム起きないかなー、なんて期待しちゃいますよ。
真梨幸子先生の新作はまだ出ないのかな?
作品としては湊かなえ先生の方が完成度が高いとは思うんですが、『イヤミス』というジャンル的には真梨先生の方がいい感じに『女独特のネチネチしたいやらしさ』が「これでもか!」ってほどつまっていて大好きですvv
湊先生の作品は面白いですし、意外性とか文章の完成度が高いのですが、『イヤミス』というジャンルでは『ネチネチ』『人間性の優劣』が、『いい子』すぎるというか。
嫌な人物を書こうとしても、どうしても『突き抜けた悪意』には向かないというか、そんな印象です。
多分、湊先生は人柄が良い方だからこそ、『突き抜けた悪意』とはちょっと違うというか、もちろんこれは褒め言葉です。
真梨先生のイヤミスは、とことん突き抜けた『そこまでするの?性格悪い!(イヤミスでは褒め言葉)』と、思わずドン引きレベルの人間性的に『ダメ』な人物ばかりですからね(これも褒めてます)!
突き抜けた悪意の魅力こそがイヤミスというジャンルの神髄だと思うので、個人的にイヤミス書かれている作家さんはこのお二人が大好きですvv
最近はイヤミスブーム過ぎたのか淋しい限りですが、イライラしてるときとかはむしろイヤミス読むと落ち着くので、是非新作にはイヤミスをお願いしたいところです。いや切実に!
・『偏差値~のギャルが~』
これは元になった(ジャンル的には多分エッセイ?)本を読んでいない方が楽しめそうですね。
うっかり気になって読んでしまったので先はもう知れているし、この場合は『意外性』を楽しむ作品でしょうし原作となるものがノンフィクションであり、多分エッセイである以上、『比べる楽しみがない』ので地上波で放送されるのを待つといったところ。
・ネズミ―の『シンデレラ』
これは私の好きなペロー版じゃないんだろうな。
普通に魔法が出てくる時点で。
でもネズミ―だからこその華やかな画面には惹かれますね!
誰でも知っている超有名童話をあのネズミ―が、っていう。
日本人の俳優さん女優さんでは無理な本場の外国人の方が演じるからこそのリアルな『シンデレラ』は巨大スクリーンで観てこそ!だと思います。
金銭的&時間的に余裕があれば祖母と観に行きたいところです。



さてここからは『この先本編』です。
ネタバレの準備はよろしいですか?(リプサリス風)

まず演じている方について思った事
・渚君→山田くんははまり役!低身長+他のドラマ(理想の息子)で女装させられた時も大変お似合い、という時点で渚君にはピッタリです。文句なし。
・カルマ君→どうも『可愛い系』の顔立ち以外のイケメンには興味が持てないたちなので見た目しか知識がなかったのですが、後述しますがこの俳優さんでよかったと思いました。片手ぽっけにいれてるポーズがカルマ君らしかったvv
・茅野ちゃん→あの髪型を再現はやはり無理でしたが、演じている方が大変好みで可愛らしい方だなーと思いましたv本編の展開から、伏線的な行動はないかと注目せざるを得ない(笑)。このタイミングで観に行って良かったとも思いました。
・イトナ君→…(絶句)!ちょ、もろにストライク!変声期前の少年ボイスといい、幼い系の顔立ち+低身長、子役さんですか?男子にこんな言葉は似合わないと自覚はありますが、これしか言葉はない、「とっても可愛い!頭撫でさせて!」!!オリジナル展開で思わず奇声上げそうになりました(笑)。それくらいインパクトありましたよ!
他のキャラを演じられている方も、女子キャラは中村さんは一目で、「あ、リアル中村さんだ!」とピンと来るくらいでしたし、神崎さんも奥田さんも、女子は特徴ですぐわかりました。でも男子はちょっと解りづらかったかな、個人談ですが。

そして本編箇条書き。
・家族の写真の演出が上手い!「これだけの危機なんだ!」っていう緊張感が凄かったです。これは実写映画ならではですね。
・そしてこの理屈はどう考えても理事長しかいませんよ。
・暗殺教室の基本の情報シーンはほぼ原作通り。ただ、個人的に残念な点は、ビッチ先生の体操服がブルマではなく短パンだった事!この手のサービスシーンを期待した男性もいらっしゃるのでは?
しかしビッチ先生もまたはまり役な方ですね!これならば『お色気暗殺者』だと言われても納得です!
あの谷間は純粋にうらやましいし、くびれとか肉感的な体型は本当にうらやましい限り。
英語圏の方だからこその日本語の微妙な違和感もむしろ設定に沿っていてハマってますvv
更にそんな彼女が近くにいても全く表情を崩さない烏間先生はまさしく原作通りの『鈍感男』です(笑)。
・それにしてもE組のボロ校舎はリアル!
トタン屋根の所々が剥がれてるとことかね。
あの屋根だと、太ってる人だとナチュラルにハマるというか、ズボって音たてて穴が空いたりもするんですよ。
実際にうちの田舎はほとんどの家がトタン屋根で、向こうの幼馴染が私の目の前で実際にハマってましたからね(笑)。
なんかカッコつけてたんですが、その幼馴染はいざって時に決まらない、実に『残念』としか言いようのない奴です。これはあくまでも親しいからこそのコメントなんですがね。……今回は会えるかな?
・待ちに待ったカルマ君登場!いよっ、千両役者!!(笑)
「……カルマ?」的な演出は原作通りですが、その後のやり取りが微妙にアレンジ仕様。これはこれであり!
「ちょろいひと?」のところは最初に違和感があったと思ったのを前言撤回。むしろ『不良的な生意気さがプラス』でいい感じ!実在したら多分こんな感じだと思う>カルマ君
お手入れも演出と言いますか、画面の使い方が映画ならでは。
ネイルアートもリアル(そりゃ実写だもの)なタコ(笑)。不良がマジで嫌がらせしてんのにタコのネイルアートでなんか台無し感がむしろいい!(ややこしい表現)
・そして、ここには唸った、カルマ君の『先生に対する気持ちのシーン』。
まず、私的には『いい先生』に見える顔立ちの役者さんが演じられているのが、この先のショックを増す演出だと軽く考えていたのですが、映画オリジナルの演出はカルマ君らしさが出ていて、尚且つどれだけ親しかったか、どれだけ信頼関係があったのか、それゆえにどれだけショックだったのかがとてもリアル!
『缶コーヒー(無糖)』という小道具が「これでもか!」ってほどにイイ感じでしたね!
缶を投げる=そうする理由も訊かないだけの親密な仲、という事が解りますし、その後の会話でも、『カルマ君は無糖はダメ』という会話=これも親密になろうという『当時の先生』の意志の表れ=カルマ君がどれだけ相手を『信頼』していたかが窺える、という大変優れた演出ですし、「お前無糖ダメなのか?」的な会話から、すぐに原作未読の方でも『カルマは甘党?』的な結論が出るでしょうし。私は逆にブラック派で、辛党なのでカルマ君とは味覚は会わなそうなのが残念ですが(笑)。
それだけ親密な仲だった先生が、あれだけ『お前は正しい!』と肯定してきた『先生』が、いきなり態度を百八十度変えたら、そりゃ「裏切られた!」って思いますよ!いい歳したわたしだってそうなるでしょうし、それよりも若い彼ならばさらに『傷つく』事は明白です。そしてそこまで意見を変える『先生』という存在が『憎い』というか『怨む』のは当然の流れです。
・更にこれでもかというほど萌えたのは、原作通りの『俺の中で先生が死ぬ~』がなかった代わりに、私から見たらどう見ても『涙』が見えたんですよ!!見間違いではないと思います!だってメガネは最近新調したばかりだし!これは実写ならではの演出ですし、目元がほんの少し光って見える程度、そこからくるカルマ君の『意地』というか、「悲しいけれど、俺は死んでも『先生』を許す気はない!」という彼の諦念と執念の両方を感じさせる、極上の演出です!!
そしてそれを受け止めてくれる殺せんせーに対して少なくとも「嫌いではない」と思う流れは自然。うん、素晴らしい!
・そこから先はイトナ君登場も、カルマ君との絡みが大変オイシイvvイトナ君は演じている方が非常に可愛いので、自然とほのぼのしますねvv詳しくは後ほど。オリジナル展開は私的には神だと言わざるを得ない!!
・鷹岡を演じられている方は本当に演技が上手い!あれだけ嫌な感じの歪んだ教師役演じるのは凄い才能ですよ!渚君にビビる小物感も名演技です。
・お泊りで、男子一同が明らかに覗きだと解ることしてるのに、渚君だけ始終「何?」という態度は、流石は公式が『ド草食』というだけありますね。そんな渚君だからこそ攻めにしたくなるんですが(笑)。見つかった時に、「渚じゃないよ、茅野だよ」って誤魔化してたのは山田くんというせいもあり、とてもかわいかったvv渚君的には低身長+胸ペタンこだから茅野ちゃんで誤魔化せると思ったのか(笑)!何気に失礼だぞ!
・あとビッチ先生のバスローブのような服の背中から見えるブラのホックのあたりがやけにインパクトがあって(しかも色がピンク)、そこばっかガン見してました。なんか色気を感じる演出ですね。女子に交じって恋バナしようとしてた殺せんせーは格好まで女子の真似して……。ここは笑うところだわv時々混じるあぐりさんとのやり取りらしきものは最近のジャンプ展開参照の上で観たので、大変萌え!!人間版殺せんせー×あぐりさんとか萌えるvv気が向いたら書こうかなー。
・途中で色々あったんだけど、この三人のインパクトには敵わない。
……私は夢でも見ているの?何という夢の三人の絡み!カルマ君&渚君&イトナ君の、少なくとも十分の絡み(腕時計で確認したから間違いはないはず!)!!まさかここまでオイシイ展開が来るとは夢にも思わなかった!鷹岡はリターンズするかと思ったけど、まさかイトナ君までリターンズとは!!ナイス展開!!
・逃げる時の危機察知能力がずば抜けてますね、カルマ君!それでこそ頭脳派!肝心の殺せんせーはお約束のあの丸いボール状態。そりゃ逃げて対策を考えるのがあの場では最優先でしょう。その辺はカルマ君は冷静だ。ここは素直にカル渚萌え!
・そして心配だったのは山田くんは前のインタビューで知ったけど、高い所と閉所が苦手で、遊園地でもジェットコースターとお化け屋敷が苦手らしいですね。それなのにあの高所で、あのアクションは流石は『プロ』!……いや、危ないから合成の可能性も考えられるけど、やっぱり好きな俳優さんは贔屓したいというか、そんな気持ちですよ(笑)。
・カルマ君vsイトナ君の一対一の対決はドキドキハラハラ!!こういう熱いバトル的な展開も見てみたかったので、この展開を考えた方には感謝の拍手を送りたい!!台詞も絶妙!!この時も渚君はピンチだし、どう見ても『熱い』!
・「俺より君の方が強い」的発言、これはどう見ても罠なのに、引っかかっちゃうあたりはイトナ君らしい。見た目も小さくてカワイイから、うっかり甘くなってしまうんだよvvここでの渚君とのアイコンタクト、その後のこれまでの布石からくる『雨』という『触手の弱点』がとても良かった!!二人ともいい感じに計算高くていいvv賢い男子は好みですよvv
・その後鷹岡を上手いこと嵌める渚君もナイス!土下座してもみんなを守るんだ的な男子の意地が感じられる行動に堪らなく萌え&燃え!!
・ラストは映画らしくここでオリジナルの結末かと思いきや、「俺たちの戦いはこれからも続く!」ですか。意外性が凄い。これまでのしんみりした気持ちを返せ(笑)!!
・エンディングももれなく気が抜けないメイキング仕様。皆様お疲れ様でした&素敵な映画をありがとうございましたvv
畳む


まぁ、主な感想はこんなところ。カルマ君関連が多いのは仕様です(笑)。あーこの萌えはどうすればいいの!?

#お引っ越し記事 #映画感想 #暗殺教室