旧記事:映画「暗殺教室(実写)」感想 はー、もう半端ない萌え映画でした。 実写にはるろ剣以来偏見はなくしようと思っていたのですが、好きキャラだけにカルマ君には違和感があったんですよ。 なんというか、「前髪は下ろした方が好み!」とか(そこかよ!)。 でも、本編のオリジナル演出にはこれが最適解だと思いました、あぁなんという萌え! 解禁から一か月以上経っている(ですよね?)映画ですが、多忙につきまだ観ていないという方もおられるでしょうし、出来る限りネタバレには配慮したいので時数稼ぎに予告編で気になったものについて語ってみます。 『この先本編』からは完全にネタバレですので、嫌な方はご注意くださいね。 続きを読む 予告編 ・『予告犯』 面白そう! 純粋に興味を惹く予告編だし、監督が『ゴールデンスランバー(映画館が限られているため観に行けなかったけれど)』、『白ゆき姫殺人事件(こっちは観れた)』を手掛けた方なので、少なくとも『つまらなくは』ないでしょう! 白ゆき姫は面白かったですね、『イヤミス』の良さが実によく出てた作品だと思いましたし。 これを機にイヤミスブーム起きないかなー、なんて期待しちゃいますよ。 真梨幸子先生の新作はまだ出ないのかな? 作品としては湊かなえ先生の方が完成度が高いとは思うんですが、『イヤミス』というジャンル的には真梨先生の方がいい感じに『女独特のネチネチしたいやらしさ』が「これでもか!」ってほどつまっていて大好きですvv 湊先生の作品は面白いですし、意外性とか文章の完成度が高いのですが、『イヤミス』というジャンルでは『ネチネチ』『人間性の優劣』が、『いい子』すぎるというか。 嫌な人物を書こうとしても、どうしても『突き抜けた悪意』には向かないというか、そんな印象です。 多分、湊先生は人柄が良い方だからこそ、『突き抜けた悪意』とはちょっと違うというか、もちろんこれは褒め言葉です。 真梨先生のイヤミスは、とことん突き抜けた『そこまでするの?性格悪い!(イヤミスでは褒め言葉)』と、思わずドン引きレベルの人間性的に『ダメ』な人物ばかりですからね(これも褒めてます)! 突き抜けた悪意の魅力こそがイヤミスというジャンルの神髄だと思うので、個人的にイヤミス書かれている作家さんはこのお二人が大好きですvv 最近はイヤミスブーム過ぎたのか淋しい限りですが、イライラしてるときとかはむしろイヤミス読むと落ち着くので、是非新作にはイヤミスをお願いしたいところです。いや切実に! ・『偏差値~のギャルが~』 これは元になった(ジャンル的には多分エッセイ?)本を読んでいない方が楽しめそうですね。 うっかり気になって読んでしまったので先はもう知れているし、この場合は『意外性』を楽しむ作品でしょうし原作となるものがノンフィクションであり、多分エッセイである以上、『比べる楽しみがない』ので地上波で放送されるのを待つといったところ。 ・ネズミ―の『シンデレラ』 これは私の好きなペロー版じゃないんだろうな。 普通に魔法が出てくる時点で。 でもネズミ―だからこその華やかな画面には惹かれますね! 誰でも知っている超有名童話をあのネズミ―が、っていう。 日本人の俳優さん女優さんでは無理な本場の外国人の方が演じるからこそのリアルな『シンデレラ』は巨大スクリーンで観てこそ!だと思います。 金銭的&時間的に余裕があれば祖母と観に行きたいところです。 さてここからは『この先本編』です。 ネタバレの準備はよろしいですか?(リプサリス風) まず演じている方について思った事 ・渚君→山田くんははまり役!低身長+他のドラマ(理想の息子)で女装させられた時も大変お似合い、という時点で渚君にはピッタリです。文句なし。 ・カルマ君→どうも『可愛い系』の顔立ち以外のイケメンには興味が持てないたちなので見た目しか知識がなかったのですが、後述しますがこの俳優さんでよかったと思いました。片手ぽっけにいれてるポーズがカルマ君らしかったvv ・茅野ちゃん→あの髪型を再現はやはり無理でしたが、演じている方が大変好みで可愛らしい方だなーと思いましたv本編の展開から、伏線的な行動はないかと注目せざるを得ない(笑)。このタイミングで観に行って良かったとも思いました。 ・イトナ君→…(絶句)!ちょ、もろにストライク!変声期前の少年ボイスといい、幼い系の顔立ち+低身長、子役さんですか?男子にこんな言葉は似合わないと自覚はありますが、これしか言葉はない、「とっても可愛い!頭撫でさせて!」!!オリジナル展開で思わず奇声上げそうになりました(笑)。それくらいインパクトありましたよ! 他のキャラを演じられている方も、女子キャラは中村さんは一目で、「あ、リアル中村さんだ!」とピンと来るくらいでしたし、神崎さんも奥田さんも、女子は特徴ですぐわかりました。でも男子はちょっと解りづらかったかな、個人談ですが。 そして本編箇条書き。 ・家族の写真の演出が上手い!「これだけの危機なんだ!」っていう緊張感が凄かったです。これは実写映画ならではですね。 ・そしてこの理屈はどう考えても理事長しかいませんよ。 ・暗殺教室の基本の情報シーンはほぼ原作通り。ただ、個人的に残念な点は、ビッチ先生の体操服がブルマではなく短パンだった事!この手のサービスシーンを期待した男性もいらっしゃるのでは? しかしビッチ先生もまたはまり役な方ですね!これならば『お色気暗殺者』だと言われても納得です! あの谷間は純粋にうらやましいし、くびれとか肉感的な体型は本当にうらやましい限り。 英語圏の方だからこその日本語の微妙な違和感もむしろ設定に沿っていてハマってますvv 更にそんな彼女が近くにいても全く表情を崩さない烏間先生はまさしく原作通りの『鈍感男』です(笑)。 ・それにしてもE組のボロ校舎はリアル! トタン屋根の所々が剥がれてるとことかね。 あの屋根だと、太ってる人だとナチュラルにハマるというか、ズボって音たてて穴が空いたりもするんですよ。 実際にうちの田舎はほとんどの家がトタン屋根で、向こうの幼馴染が私の目の前で実際にハマってましたからね(笑)。 なんかカッコつけてたんですが、その幼馴染はいざって時に決まらない、実に『残念』としか言いようのない奴です。これはあくまでも親しいからこそのコメントなんですがね。……今回は会えるかな? ・待ちに待ったカルマ君登場!いよっ、千両役者!!(笑) 「……カルマ?」的な演出は原作通りですが、その後のやり取りが微妙にアレンジ仕様。これはこれであり! 「ちょろいひと?」のところは最初に違和感があったと思ったのを前言撤回。むしろ『不良的な生意気さがプラス』でいい感じ!実在したら多分こんな感じだと思う>カルマ君 お手入れも演出と言いますか、画面の使い方が映画ならでは。 ネイルアートもリアル(そりゃ実写だもの)なタコ(笑)。不良がマジで嫌がらせしてんのにタコのネイルアートでなんか台無し感がむしろいい!(ややこしい表現) ・そして、ここには唸った、カルマ君の『先生に対する気持ちのシーン』。 まず、私的には『いい先生』に見える顔立ちの役者さんが演じられているのが、この先のショックを増す演出だと軽く考えていたのですが、映画オリジナルの演出はカルマ君らしさが出ていて、尚且つどれだけ親しかったか、どれだけ信頼関係があったのか、それゆえにどれだけショックだったのかがとてもリアル! 『缶コーヒー(無糖)』という小道具が「これでもか!」ってほどにイイ感じでしたね! 缶を投げる=そうする理由も訊かないだけの親密な仲、という事が解りますし、その後の会話でも、『カルマ君は無糖はダメ』という会話=これも親密になろうという『当時の先生』の意志の表れ=カルマ君がどれだけ相手を『信頼』していたかが窺える、という大変優れた演出ですし、「お前無糖ダメなのか?」的な会話から、すぐに原作未読の方でも『カルマは甘党?』的な結論が出るでしょうし。私は逆にブラック派で、辛党なのでカルマ君とは味覚は会わなそうなのが残念ですが(笑)。 それだけ親密な仲だった先生が、あれだけ『お前は正しい!』と肯定してきた『先生』が、いきなり態度を百八十度変えたら、そりゃ「裏切られた!」って思いますよ!いい歳したわたしだってそうなるでしょうし、それよりも若い彼ならばさらに『傷つく』事は明白です。そしてそこまで意見を変える『先生』という存在が『憎い』というか『怨む』のは当然の流れです。 ・更にこれでもかというほど萌えたのは、原作通りの『俺の中で先生が死ぬ~』がなかった代わりに、私から見たらどう見ても『涙』が見えたんですよ!!見間違いではないと思います!だってメガネは最近新調したばかりだし!これは実写ならではの演出ですし、目元がほんの少し光って見える程度、そこからくるカルマ君の『意地』というか、「悲しいけれど、俺は死んでも『先生』を許す気はない!」という彼の諦念と執念の両方を感じさせる、極上の演出です!! そしてそれを受け止めてくれる殺せんせーに対して少なくとも「嫌いではない」と思う流れは自然。うん、素晴らしい! ・そこから先はイトナ君登場も、カルマ君との絡みが大変オイシイvvイトナ君は演じている方が非常に可愛いので、自然とほのぼのしますねvv詳しくは後ほど。オリジナル展開は私的には神だと言わざるを得ない!! ・鷹岡を演じられている方は本当に演技が上手い!あれだけ嫌な感じの歪んだ教師役演じるのは凄い才能ですよ!渚君にビビる小物感も名演技です。 ・お泊りで、男子一同が明らかに覗きだと解ることしてるのに、渚君だけ始終「何?」という態度は、流石は公式が『ド草食』というだけありますね。そんな渚君だからこそ攻めにしたくなるんですが(笑)。見つかった時に、「渚じゃないよ、茅野だよ」って誤魔化してたのは山田くんというせいもあり、とてもかわいかったvv渚君的には低身長+胸ペタンこだから茅野ちゃんで誤魔化せると思ったのか(笑)!何気に失礼だぞ! ・あとビッチ先生のバスローブのような服の背中から見えるブラのホックのあたりがやけにインパクトがあって(しかも色がピンク)、そこばっかガン見してました。なんか色気を感じる演出ですね。女子に交じって恋バナしようとしてた殺せんせーは格好まで女子の真似して……。ここは笑うところだわv時々混じるあぐりさんとのやり取りらしきものは最近のジャンプ展開参照の上で観たので、大変萌え!!人間版殺せんせー×あぐりさんとか萌えるvv気が向いたら書こうかなー。 ・途中で色々あったんだけど、この三人のインパクトには敵わない。 ……私は夢でも見ているの?何という夢の三人の絡み!カルマ君&渚君&イトナ君の、少なくとも十分の絡み(腕時計で確認したから間違いはないはず!)!!まさかここまでオイシイ展開が来るとは夢にも思わなかった!鷹岡はリターンズするかと思ったけど、まさかイトナ君までリターンズとは!!ナイス展開!! ・逃げる時の危機察知能力がずば抜けてますね、カルマ君!それでこそ頭脳派!肝心の殺せんせーはお約束のあの丸いボール状態。そりゃ逃げて対策を考えるのがあの場では最優先でしょう。その辺はカルマ君は冷静だ。ここは素直にカル渚萌え! ・そして心配だったのは山田くんは前のインタビューで知ったけど、高い所と閉所が苦手で、遊園地でもジェットコースターとお化け屋敷が苦手らしいですね。それなのにあの高所で、あのアクションは流石は『プロ』!……いや、危ないから合成の可能性も考えられるけど、やっぱり好きな俳優さんは贔屓したいというか、そんな気持ちですよ(笑)。 ・カルマ君vsイトナ君の一対一の対決はドキドキハラハラ!!こういう熱いバトル的な展開も見てみたかったので、この展開を考えた方には感謝の拍手を送りたい!!台詞も絶妙!!この時も渚君はピンチだし、どう見ても『熱い』! ・「俺より君の方が強い」的発言、これはどう見ても罠なのに、引っかかっちゃうあたりはイトナ君らしい。見た目も小さくてカワイイから、うっかり甘くなってしまうんだよvvここでの渚君とのアイコンタクト、その後のこれまでの布石からくる『雨』という『触手の弱点』がとても良かった!!二人ともいい感じに計算高くていいvv賢い男子は好みですよvv ・その後鷹岡を上手いこと嵌める渚君もナイス!土下座してもみんなを守るんだ的な男子の意地が感じられる行動に堪らなく萌え&燃え!! ・ラストは映画らしくここでオリジナルの結末かと思いきや、「俺たちの戦いはこれからも続く!」ですか。意外性が凄い。これまでのしんみりした気持ちを返せ(笑)!! ・エンディングももれなく気が抜けないメイキング仕様。皆様お疲れ様でした&素敵な映画をありがとうございましたvv 畳む まぁ、主な感想はこんなところ。カルマ君関連が多いのは仕様です(笑)。あーこの萌えはどうすればいいの!? #お引っ越し記事 #映画感想 #暗殺教室 映画感想,旧ブログサルベージ記事 2024/03/23(Sat)
はー、もう半端ない萌え映画でした。
実写にはるろ剣以来偏見はなくしようと思っていたのですが、好きキャラだけにカルマ君には違和感があったんですよ。
なんというか、「前髪は下ろした方が好み!」とか(そこかよ!)。
でも、本編のオリジナル演出にはこれが最適解だと思いました、あぁなんという萌え!
解禁から一か月以上経っている(ですよね?)映画ですが、多忙につきまだ観ていないという方もおられるでしょうし、出来る限りネタバレには配慮したいので時数稼ぎに予告編で気になったものについて語ってみます。
『この先本編』からは完全にネタバレですので、嫌な方はご注意くださいね。
予告編
・『予告犯』
面白そう!
純粋に興味を惹く予告編だし、監督が『ゴールデンスランバー(映画館が限られているため観に行けなかったけれど)』、『白ゆき姫殺人事件(こっちは観れた)』を手掛けた方なので、少なくとも『つまらなくは』ないでしょう!
白ゆき姫は面白かったですね、『イヤミス』の良さが実によく出てた作品だと思いましたし。
これを機にイヤミスブーム起きないかなー、なんて期待しちゃいますよ。
真梨幸子先生の新作はまだ出ないのかな?
作品としては湊かなえ先生の方が完成度が高いとは思うんですが、『イヤミス』というジャンル的には真梨先生の方がいい感じに『女独特のネチネチしたいやらしさ』が「これでもか!」ってほどつまっていて大好きですvv
湊先生の作品は面白いですし、意外性とか文章の完成度が高いのですが、『イヤミス』というジャンルでは『ネチネチ』『人間性の優劣』が、『いい子』すぎるというか。
嫌な人物を書こうとしても、どうしても『突き抜けた悪意』には向かないというか、そんな印象です。
多分、湊先生は人柄が良い方だからこそ、『突き抜けた悪意』とはちょっと違うというか、もちろんこれは褒め言葉です。
真梨先生のイヤミスは、とことん突き抜けた『そこまでするの?性格悪い!(イヤミスでは褒め言葉)』と、思わずドン引きレベルの人間性的に『ダメ』な人物ばかりですからね(これも褒めてます)!
突き抜けた悪意の魅力こそがイヤミスというジャンルの神髄だと思うので、個人的にイヤミス書かれている作家さんはこのお二人が大好きですvv
最近はイヤミスブーム過ぎたのか淋しい限りですが、イライラしてるときとかはむしろイヤミス読むと落ち着くので、是非新作にはイヤミスをお願いしたいところです。いや切実に!
・『偏差値~のギャルが~』
これは元になった(ジャンル的には多分エッセイ?)本を読んでいない方が楽しめそうですね。
うっかり気になって読んでしまったので先はもう知れているし、この場合は『意外性』を楽しむ作品でしょうし原作となるものがノンフィクションであり、多分エッセイである以上、『比べる楽しみがない』ので地上波で放送されるのを待つといったところ。
・ネズミ―の『シンデレラ』
これは私の好きなペロー版じゃないんだろうな。
普通に魔法が出てくる時点で。
でもネズミ―だからこその華やかな画面には惹かれますね!
誰でも知っている超有名童話をあのネズミ―が、っていう。
日本人の俳優さん女優さんでは無理な本場の外国人の方が演じるからこそのリアルな『シンデレラ』は巨大スクリーンで観てこそ!だと思います。
金銭的&時間的に余裕があれば祖母と観に行きたいところです。
さてここからは『この先本編』です。
ネタバレの準備はよろしいですか?(リプサリス風)
まず演じている方について思った事
・渚君→山田くんははまり役!低身長+他のドラマ(理想の息子)で女装させられた時も大変お似合い、という時点で渚君にはピッタリです。文句なし。
・カルマ君→どうも『可愛い系』の顔立ち以外のイケメンには興味が持てないたちなので見た目しか知識がなかったのですが、後述しますがこの俳優さんでよかったと思いました。片手ぽっけにいれてるポーズがカルマ君らしかったvv
・茅野ちゃん→あの髪型を再現はやはり無理でしたが、演じている方が大変好みで可愛らしい方だなーと思いましたv本編の展開から、伏線的な行動はないかと注目せざるを得ない(笑)。このタイミングで観に行って良かったとも思いました。
・イトナ君→…(絶句)!ちょ、もろにストライク!変声期前の少年ボイスといい、幼い系の顔立ち+低身長、子役さんですか?男子にこんな言葉は似合わないと自覚はありますが、これしか言葉はない、「とっても可愛い!頭撫でさせて!」!!オリジナル展開で思わず奇声上げそうになりました(笑)。それくらいインパクトありましたよ!
他のキャラを演じられている方も、女子キャラは中村さんは一目で、「あ、リアル中村さんだ!」とピンと来るくらいでしたし、神崎さんも奥田さんも、女子は特徴ですぐわかりました。でも男子はちょっと解りづらかったかな、個人談ですが。
そして本編箇条書き。
・家族の写真の演出が上手い!「これだけの危機なんだ!」っていう緊張感が凄かったです。これは実写映画ならではですね。
・そしてこの理屈はどう考えても理事長しかいませんよ。
・暗殺教室の基本の情報シーンはほぼ原作通り。ただ、個人的に残念な点は、ビッチ先生の体操服がブルマではなく短パンだった事!この手のサービスシーンを期待した男性もいらっしゃるのでは?
しかしビッチ先生もまたはまり役な方ですね!これならば『お色気暗殺者』だと言われても納得です!
あの谷間は純粋にうらやましいし、くびれとか肉感的な体型は本当にうらやましい限り。
英語圏の方だからこその日本語の微妙な違和感もむしろ設定に沿っていてハマってますvv
更にそんな彼女が近くにいても全く表情を崩さない烏間先生はまさしく原作通りの『鈍感男』です(笑)。
・それにしてもE組のボロ校舎はリアル!
トタン屋根の所々が剥がれてるとことかね。
あの屋根だと、太ってる人だとナチュラルにハマるというか、ズボって音たてて穴が空いたりもするんですよ。
実際にうちの田舎はほとんどの家がトタン屋根で、向こうの幼馴染が私の目の前で実際にハマってましたからね(笑)。
なんかカッコつけてたんですが、その幼馴染はいざって時に決まらない、実に『残念』としか言いようのない奴です。これはあくまでも親しいからこそのコメントなんですがね。……今回は会えるかな?
・待ちに待ったカルマ君登場!いよっ、千両役者!!(笑)
「……カルマ?」的な演出は原作通りですが、その後のやり取りが微妙にアレンジ仕様。これはこれであり!
「ちょろいひと?」のところは最初に違和感があったと思ったのを前言撤回。むしろ『不良的な生意気さがプラス』でいい感じ!実在したら多分こんな感じだと思う>カルマ君
お手入れも演出と言いますか、画面の使い方が映画ならでは。
ネイルアートもリアル(そりゃ実写だもの)なタコ(笑)。不良がマジで嫌がらせしてんのにタコのネイルアートでなんか台無し感がむしろいい!(ややこしい表現)
・そして、ここには唸った、カルマ君の『先生に対する気持ちのシーン』。
まず、私的には『いい先生』に見える顔立ちの役者さんが演じられているのが、この先のショックを増す演出だと軽く考えていたのですが、映画オリジナルの演出はカルマ君らしさが出ていて、尚且つどれだけ親しかったか、どれだけ信頼関係があったのか、それゆえにどれだけショックだったのかがとてもリアル!
『缶コーヒー(無糖)』という小道具が「これでもか!」ってほどにイイ感じでしたね!
缶を投げる=そうする理由も訊かないだけの親密な仲、という事が解りますし、その後の会話でも、『カルマ君は無糖はダメ』という会話=これも親密になろうという『当時の先生』の意志の表れ=カルマ君がどれだけ相手を『信頼』していたかが窺える、という大変優れた演出ですし、「お前無糖ダメなのか?」的な会話から、すぐに原作未読の方でも『カルマは甘党?』的な結論が出るでしょうし。私は逆にブラック派で、辛党なのでカルマ君とは味覚は会わなそうなのが残念ですが(笑)。
それだけ親密な仲だった先生が、あれだけ『お前は正しい!』と肯定してきた『先生』が、いきなり態度を百八十度変えたら、そりゃ「裏切られた!」って思いますよ!いい歳したわたしだってそうなるでしょうし、それよりも若い彼ならばさらに『傷つく』事は明白です。そしてそこまで意見を変える『先生』という存在が『憎い』というか『怨む』のは当然の流れです。
・更にこれでもかというほど萌えたのは、原作通りの『俺の中で先生が死ぬ~』がなかった代わりに、私から見たらどう見ても『涙』が見えたんですよ!!見間違いではないと思います!だってメガネは最近新調したばかりだし!これは実写ならではの演出ですし、目元がほんの少し光って見える程度、そこからくるカルマ君の『意地』というか、「悲しいけれど、俺は死んでも『先生』を許す気はない!」という彼の諦念と執念の両方を感じさせる、極上の演出です!!
そしてそれを受け止めてくれる殺せんせーに対して少なくとも「嫌いではない」と思う流れは自然。うん、素晴らしい!
・そこから先はイトナ君登場も、カルマ君との絡みが大変オイシイvvイトナ君は演じている方が非常に可愛いので、自然とほのぼのしますねvv詳しくは後ほど。オリジナル展開は私的には神だと言わざるを得ない!!
・鷹岡を演じられている方は本当に演技が上手い!あれだけ嫌な感じの歪んだ教師役演じるのは凄い才能ですよ!渚君にビビる小物感も名演技です。
・お泊りで、男子一同が明らかに覗きだと解ることしてるのに、渚君だけ始終「何?」という態度は、流石は公式が『ド草食』というだけありますね。そんな渚君だからこそ攻めにしたくなるんですが(笑)。見つかった時に、「渚じゃないよ、茅野だよ」って誤魔化してたのは山田くんというせいもあり、とてもかわいかったvv渚君的には低身長+胸ペタンこだから茅野ちゃんで誤魔化せると思ったのか(笑)!何気に失礼だぞ!
・あとビッチ先生のバスローブのような服の背中から見えるブラのホックのあたりがやけにインパクトがあって(しかも色がピンク)、そこばっかガン見してました。なんか色気を感じる演出ですね。女子に交じって恋バナしようとしてた殺せんせーは格好まで女子の真似して……。ここは笑うところだわv時々混じるあぐりさんとのやり取りらしきものは最近のジャンプ展開参照の上で観たので、大変萌え!!人間版殺せんせー×あぐりさんとか萌えるvv気が向いたら書こうかなー。
・途中で色々あったんだけど、この三人のインパクトには敵わない。
……私は夢でも見ているの?何という夢の三人の絡み!カルマ君&渚君&イトナ君の、少なくとも十分の絡み(腕時計で確認したから間違いはないはず!)!!まさかここまでオイシイ展開が来るとは夢にも思わなかった!鷹岡はリターンズするかと思ったけど、まさかイトナ君までリターンズとは!!ナイス展開!!
・逃げる時の危機察知能力がずば抜けてますね、カルマ君!それでこそ頭脳派!肝心の殺せんせーはお約束のあの丸いボール状態。そりゃ逃げて対策を考えるのがあの場では最優先でしょう。その辺はカルマ君は冷静だ。ここは素直にカル渚萌え!
・そして心配だったのは山田くんは前のインタビューで知ったけど、高い所と閉所が苦手で、遊園地でもジェットコースターとお化け屋敷が苦手らしいですね。それなのにあの高所で、あのアクションは流石は『プロ』!……いや、危ないから合成の可能性も考えられるけど、やっぱり好きな俳優さんは贔屓したいというか、そんな気持ちですよ(笑)。
・カルマ君vsイトナ君の一対一の対決はドキドキハラハラ!!こういう熱いバトル的な展開も見てみたかったので、この展開を考えた方には感謝の拍手を送りたい!!台詞も絶妙!!この時も渚君はピンチだし、どう見ても『熱い』!
・「俺より君の方が強い」的発言、これはどう見ても罠なのに、引っかかっちゃうあたりはイトナ君らしい。見た目も小さくてカワイイから、うっかり甘くなってしまうんだよvvここでの渚君とのアイコンタクト、その後のこれまでの布石からくる『雨』という『触手の弱点』がとても良かった!!二人ともいい感じに計算高くていいvv賢い男子は好みですよvv
・その後鷹岡を上手いこと嵌める渚君もナイス!土下座してもみんなを守るんだ的な男子の意地が感じられる行動に堪らなく萌え&燃え!!
・ラストは映画らしくここでオリジナルの結末かと思いきや、「俺たちの戦いはこれからも続く!」ですか。意外性が凄い。これまでのしんみりした気持ちを返せ(笑)!!
・エンディングももれなく気が抜けないメイキング仕様。皆様お疲れ様でした&素敵な映画をありがとうございましたvv
畳む
まぁ、主な感想はこんなところ。カルマ君関連が多いのは仕様です(笑)。あーこの萌えはどうすればいいの!?
#お引っ越し記事 #映画感想 #暗殺教室