ゲームプレイ記録:濡鴉の巫女・9・ノーマルクリア後感想 一週目クリアしました! 今作は歴代と比べて難易度は低めだった印象ですが、唯一地形的な意味で難所での鬼ごっこは一番難しかったです。あれ操作テクニックの他に運も要求されるからかなりの高難度ですよほんと。 そこ以外はむしろかなり易しめで、ずんずん探索に乗り出してました。あちこちごそごそするのが楽しい……しかも期待通りなんらかのアイテムが置いてあって満足です。看取りのムービーも今のところ10程度しか集まっておりませんが、それぞれの霊がどんな最期を迎えたかが察せるのであれこれ妄想が捗ります。 霊によってネタバレしかないので畳みます。 続きを読むとりあえずあの鉈持ったおっさんが歴代で言うところの諸悪の根源的ないらんことしいなんですかね。あれで実は「良かれと思ってやりました」みたいな感じにはならなそうですが……きっと資料が集まれば詳細がわかるのでしょう。 それで肝心のEDは、連は白菊の髪を選んで彼女と幽婚の道を選びました。蓮たぶん20代、白菊推定7歳頃という非常に犯罪臭い絵面ですが白菊が望むなら……ねえ、仕方ないじゃないですか。実年齢だとむしろ白菊の方が数百歳上ですしね。 だってかわいいじゃないですか彼女。戦闘だってどうにか戦わずに済ませたかったのですが、「おや、看取りのタイミングか!?」って近づいたら何度も攻撃を食らうというのを繰り返し、泣く泣く撃破。おそらく連の結末と思われるムービーでは白菊は消えてしまうけれど、これまで蓮(の先祖の博士)にもう一度会うことが唯一の望みだったので最後に会えてよかったと満足して成仏しました。なにこの切ない結末。 これまでの資料から考えるに、七つかそこらで人柱になる決意をして、それから数百年も一人で地中に埋まっていた白菊ですよ。しかも約束した相手は自分のこと覚えてるのか妖しい上、そもそも約束した相手本人でもないっていう。その子孫って言うね。それでも満足して微笑んでくれる白菊ほんと天使だわ……うるっときましたよ私。できれば彼女の望み通り、一緒に箱に入って幽婚したかった。 深羽の結末は打って変わってハッピーエンドだと思いました。 深紅も娘と同じく強力な力を持っていたがゆえに理解者はほぼ皆無、それでもたった一人の肉親である兄という同じ力を持つ理解者がいました。 しかし深羽は母子二人きりだっただけでなく、その母が幼い我が子を残して失踪、しかも当時子どもは三歳。周りに理解してくれる人が誰もいなかったんですよね。おまけに生者と死者のハーフである夜泉子なので猶更狙われるという。……深羽、なんか泣けそうだよ。 そんなお互い理解者がいない母子二人が娘が十代後半になった頃にようやく再会できたという状況ですよ。深羽と深紅が寄り添い合って眠っているシーンだけでも「よかったね深羽……!」と感動してしまいました。頑張った甲斐があったね深羽、これからは一緒に居られるね深羽! 十代後半の少女がいちいちお母さんお母さん連呼している状況に違和感がある方もいるかもしれませんが、当たり前の両親がいる環境が幼いころからなかった深羽が過剰に母親が恋しいのは当然なので私は特に気になりませんでした。本当によかった。 で、本作のメイン主人公である夕莉の結末はというと…… ラスボスと添い遂げました。 「え?」ってなりそうですが本当です。一緒に夜泉へと沈んでゆきました。 どうしてこうなったかといえば、やはり夕莉の来歴が大きいでしょうね。夕莉とこれまでの主人公と決定的に違うのが「かつて自殺しようとした経験がある」という点です。歴代主人公は自分から霊場に入っていくこともありますが、みんな死にたくはないんですよ。それぞれ違うけどやむにやまれぬ事情があって霊とた戦ってるわけです。迷い込んでしまったので脱出するためとか、大事な人を助けたいとか。しかし夕莉は違います。飛び降りしようとしたところで密花さんに止められたわけです。この経緯があるので自殺の名所にもためらうことなく突っ込んでいくわけですね。 このように死に対して恐れの感情がないどころか、むしろ何かきっかけがあったらまた飛び降りてもおかしくないまである夕莉であるので、ラスボスの痛みや苦しみに共感して一緒に終わってしまうわけです。ラスボスに「一緒に死にたい人」と言われてしまう主人公もなかなかいませんよ。 こうしてラスボスと心中状態になったところへ密花さんが追い付いて泣き崩れる……悲しい結末ですね。他二人は救いのある結末だったのに。 とはいえ、私はこの手のほろ苦い結末って嫌いじゃないんですよ。むしろ好きかもしれない。 一般受けする王道作品でやるのはたしかに抵抗はあるでしょうが、本作はホラー。じっとりとした暗い雰囲気が売りなわけです。そんな中で毎回(※歴代シリーズ)救いのある結末ばかりになってもマンネリもあるし、怖さも薄れるし、たまにはこの手の結末があってもいいと思うんですよね。個人的な好みでバッドエンドやビターエンドも強烈にハマる感性なもので。 これから攻略情報参照しつつ二週目行ってみようと思います。 一週目クリア時点での射影機の強化状況はこんな感じです。 夕莉&深羽 感度:0 充填:3 出力:1 吸収:1 蓮 感度:1 充填:1 出力:1 速度:2 本作の仕様上、手数の少なさは致命的なのでどちらも充填最優先で強化していました。蓮は速写がよくわからなかったので序盤触れずにいましたが、いざ強化すると強くて強くて……フィルムの消費という欠点はあるものの、それも07式なら8連ばかり使っていても問題なし。ただし07だと次に攻撃するまで時間がかかるのが難点ですが。 それでも蓮操作だと一週目から評価は上々で、SとSSランクもあっさり撮れたりしてこっちがびっくりでした! 今までと得点の仕様が違うんでしょうね。無茶苦茶寄り道しまくってたのに。畳む ところで本シリーズって開発中に謎の現象が起こったとか、プレイ後に不思議なことがあったとか、そういう話をちらほら聞いてきたんですよ。 私も歴代シリーズプレイしていて思い返せばそういう感じのことがあった気がしていたわけです。今作もちょっと肩が重いな~みたいな感覚と、なぜか何の予兆もなしにお風呂にエラーが出るという不思議な現象が起こりました。 ……いや、まさかね? こういうのは「プレイすると霊現象が起こる」という情報を知っていることで、全く関係ないこともすべてそちらに結び付けて解釈してしまうという思い込みですよね。ただのなんとかバイアスってやつですよきっと。だから何でもないですよ。うん、きっとそうに違いない。 一応盛り塩でもして気休めにしよう。 #濡鴉の巫女 ゲームプレイ感想 2024/08/11(Sun)
一週目クリアしました!
今作は歴代と比べて難易度は低めだった印象ですが、唯一地形的な意味で難所での鬼ごっこは一番難しかったです。あれ操作テクニックの他に運も要求されるからかなりの高難度ですよほんと。
そこ以外はむしろかなり易しめで、ずんずん探索に乗り出してました。あちこちごそごそするのが楽しい……しかも期待通りなんらかのアイテムが置いてあって満足です。看取りのムービーも今のところ10程度しか集まっておりませんが、それぞれの霊がどんな最期を迎えたかが察せるのであれこれ妄想が捗ります。
霊によってネタバレしかないので畳みます。
とりあえずあの鉈持ったおっさんが歴代で言うところの諸悪の根源的ないらんことしいなんですかね。あれで実は「良かれと思ってやりました」みたいな感じにはならなそうですが……きっと資料が集まれば詳細がわかるのでしょう。
それで肝心のEDは、連は白菊の髪を選んで彼女と幽婚の道を選びました。蓮たぶん20代、白菊推定7歳頃という非常に犯罪臭い絵面ですが白菊が望むなら……ねえ、仕方ないじゃないですか。実年齢だとむしろ白菊の方が数百歳上ですしね。
だってかわいいじゃないですか彼女。戦闘だってどうにか戦わずに済ませたかったのですが、「おや、看取りのタイミングか!?」って近づいたら何度も攻撃を食らうというのを繰り返し、泣く泣く撃破。おそらく連の結末と思われるムービーでは白菊は消えてしまうけれど、これまで蓮(の先祖の博士)にもう一度会うことが唯一の望みだったので最後に会えてよかったと満足して成仏しました。なにこの切ない結末。
これまでの資料から考えるに、七つかそこらで人柱になる決意をして、それから数百年も一人で地中に埋まっていた白菊ですよ。しかも約束した相手は自分のこと覚えてるのか妖しい上、そもそも約束した相手本人でもないっていう。その子孫って言うね。それでも満足して微笑んでくれる白菊ほんと天使だわ……うるっときましたよ私。できれば彼女の望み通り、一緒に箱に入って幽婚したかった。
深羽の結末は打って変わってハッピーエンドだと思いました。
深紅も娘と同じく強力な力を持っていたがゆえに理解者はほぼ皆無、それでもたった一人の肉親である兄という同じ力を持つ理解者がいました。
しかし深羽は母子二人きりだっただけでなく、その母が幼い我が子を残して失踪、しかも当時子どもは三歳。周りに理解してくれる人が誰もいなかったんですよね。おまけに生者と死者のハーフである夜泉子なので猶更狙われるという。……深羽、なんか泣けそうだよ。
そんなお互い理解者がいない母子二人が娘が十代後半になった頃にようやく再会できたという状況ですよ。深羽と深紅が寄り添い合って眠っているシーンだけでも「よかったね深羽……!」と感動してしまいました。頑張った甲斐があったね深羽、これからは一緒に居られるね深羽!
十代後半の少女がいちいちお母さんお母さん連呼している状況に違和感がある方もいるかもしれませんが、当たり前の両親がいる環境が幼いころからなかった深羽が過剰に母親が恋しいのは当然なので私は特に気になりませんでした。本当によかった。
で、本作のメイン主人公である夕莉の結末はというと……
ラスボスと添い遂げました。
「え?」ってなりそうですが本当です。一緒に夜泉へと沈んでゆきました。
どうしてこうなったかといえば、やはり夕莉の来歴が大きいでしょうね。夕莉とこれまでの主人公と決定的に違うのが「かつて自殺しようとした経験がある」という点です。歴代主人公は自分から霊場に入っていくこともありますが、みんな死にたくはないんですよ。それぞれ違うけどやむにやまれぬ事情があって霊とた戦ってるわけです。迷い込んでしまったので脱出するためとか、大事な人を助けたいとか。しかし夕莉は違います。飛び降りしようとしたところで密花さんに止められたわけです。この経緯があるので自殺の名所にもためらうことなく突っ込んでいくわけですね。
このように死に対して恐れの感情がないどころか、むしろ何かきっかけがあったらまた飛び降りてもおかしくないまである夕莉であるので、ラスボスの痛みや苦しみに共感して一緒に終わってしまうわけです。ラスボスに「一緒に死にたい人」と言われてしまう主人公もなかなかいませんよ。
こうしてラスボスと心中状態になったところへ密花さんが追い付いて泣き崩れる……悲しい結末ですね。他二人は救いのある結末だったのに。
とはいえ、私はこの手のほろ苦い結末って嫌いじゃないんですよ。むしろ好きかもしれない。
一般受けする王道作品でやるのはたしかに抵抗はあるでしょうが、本作はホラー。じっとりとした暗い雰囲気が売りなわけです。そんな中で毎回(※歴代シリーズ)救いのある結末ばかりになってもマンネリもあるし、怖さも薄れるし、たまにはこの手の結末があってもいいと思うんですよね。個人的な好みでバッドエンドやビターエンドも強烈にハマる感性なもので。
これから攻略情報参照しつつ二週目行ってみようと思います。
一週目クリア時点での射影機の強化状況はこんな感じです。
夕莉&深羽
感度:0
充填:3
出力:1
吸収:1
蓮
感度:1
充填:1
出力:1
速度:2
本作の仕様上、手数の少なさは致命的なのでどちらも充填最優先で強化していました。蓮は速写がよくわからなかったので序盤触れずにいましたが、いざ強化すると強くて強くて……フィルムの消費という欠点はあるものの、それも07式なら8連ばかり使っていても問題なし。ただし07だと次に攻撃するまで時間がかかるのが難点ですが。
それでも蓮操作だと一週目から評価は上々で、SとSSランクもあっさり撮れたりしてこっちがびっくりでした! 今までと得点の仕様が違うんでしょうね。無茶苦茶寄り道しまくってたのに。畳む
ところで本シリーズって開発中に謎の現象が起こったとか、プレイ後に不思議なことがあったとか、そういう話をちらほら聞いてきたんですよ。
私も歴代シリーズプレイしていて思い返せばそういう感じのことがあった気がしていたわけです。今作もちょっと肩が重いな~みたいな感覚と、なぜか何の予兆もなしにお風呂にエラーが出るという不思議な現象が起こりました。
……いや、まさかね?
こういうのは「プレイすると霊現象が起こる」という情報を知っていることで、全く関係ないこともすべてそちらに結び付けて解釈してしまうという思い込みですよね。ただのなんとかバイアスってやつですよきっと。だから何でもないですよ。うん、きっとそうに違いない。
一応盛り塩でもして気休めにしよう。
#濡鴉の巫女