旧記事:ディアラバ総合感想
ちまちま進めてたのでフルコンプにも時間がかかりましたが、全部埋まりました!
集中してプレイすればボリューム的に三日もあれば十分フルコンプできるとは思われるのに、ゆっくり堪能していたためにここまで時間がかかったという。なんかね、一気に攻略しちゃうのってもったいなくないですか?こういう人って一定数いると思うんですが少数派かな?
購入のきっかけは、引っ越し先にはゲームショップとか本屋も近場にないから、楽しみを用意しておかないときついってことでした。
パッケージ見て「おっ?」と興味を惹かれ、裏返してキャストを確認して、即購入決定。だって好みの声優さんが多数出演してらっしゃるんだもの。
まだこの時はこのゲームがどんなコンセプトかなんて知りませんでして、
そして実際プレイしてみると…きっつぅ!というのが第一印象。いや、攻略対象がそろいもそろってドSとは知らなかったんですよ!
以下ネタバレ盛りだくさんにつき畳みます。
しかも初回プレイが一番痛いカナトルートだったのでなおさら。いい加減にかわいい系に真っ先に食いつく癖をなんとかしないとな(笑)。
二週目以降は「カナトくんより優しい!」とちょっとマイルドな感想でした。あれに比べればほとんどの乙女ゲーの攻略キャラは優しいけど。
一番衝撃が大きいのに慣れてしまえば、もうどっぷりハマる中毒性のあるゲームでした。
はっきり言ってそれが結論。
攻略対象はヴァンパイアの六人兄弟であり、長男と次男、三つ子、末っ子の母親はそれぞれ違っていて、もちろん性格などの特徴も違います。
ただし、全員ヴァンパイアなので定期的に血が欲しいんだけど?みたいなやり取りになり、そのたびに色気のあるボイス付きのやり取りあり。ここがまたね、声優さんの本気というか、声がやばいくらいの色気。ダミへマイクで収録したそうで、ボイスがほんとやばい。語彙が貧弱すぎて申し訳ないけど、そうとしかいえない。やばい。
最初こそツンツンしてた攻略対象と30のやり取りをして、吸愛度(好感度みたいなもの)とS度かM度を上げていき、そのパラメーターに応じて各キャラ3種類のエンディングが用意されているという仕様。
ゲームとしての難易度はそんなに高くないし、初心者でもとっつきやすい仕様が乙女ゲービギナーとしては嬉しい。
私は自分が平均くらいのゲーマーなんだろうなっていう自覚はあるけど、乙女ゲーマーとしては初心者だという自覚があるので、この仕様は大変ありがたかったです。
一見すると選択肢を選んでいくだけだし、そんなに難しくないんだろうなと思われがちだけど、これまでやった選択していくゲームってひとつでも間違えるとエンディング分岐とか、そんな鬼畜仕様だったりしたので、こういう取り返しつく仕様はとてもありがたい。
甘いシーンでも選択肢選びなおすために何度もやり直してるとめんどくさくなるじゃないですか。そういうタイプなので。
システム回りも快適でしたしね。地味にこの辺大事。
シチュエーションを楽しむゲームだと割り切った後は、ストーリーがぼんやりしてるのもこれはこれで妄想の余地があっていいなと思えるようになりましたしね。
自分は自他ともに認めるドSなのよ!っていう人以外は慣れればそれなりに受け入れられると思います。
さてさて、とりあえず自分はSでもMでもないなっていうタイプとしては、ちょっとでも隙を見せると襲い掛かってくる攻略対象は最初こそとっつきにくかったです。
説明書のどういう系統のドSなのか軽く触れられてまして、更に最初は攻略キャラは三人からしか選べなかったのでやっぱり最初は好みの子にしよう!
ということでかわいい系のカナト君を迷わず選んだんですが…説明書にも毒舌系って書いてあったし、俺様や変態よりはソフトだろうと思ってたんですが、全キャラ攻略してみると一番ドSでした。ええ、ほんとに。
しょっぱなからフォーク攻撃やら熱湯攻撃やらで、こういう子とは予想外でした。あれ、毒舌ってこういうのじゃなくないか?
カナトルートはしょっちゅう痛い展開が続き、これ本当に乙女ゲーなのかと首をかしげることも多かった。そもそもこれは恋愛なのか?
ただし、後半は最初の痛い展開が薄まっていき、甘さを感じるようになります。これだよ、乙女ゲーってこういうもんじゃないか!
最終的にエンディングでポカーンとなりましたが。
カナトルートはタイトルを体現したんだなっていうのが感想。三つのエンディング全部破滅的な終わりを迎えます。こういう展開が乙女ゲーで見られるとは思ってませんでした。まさしく悪魔的な恋人!
主人公が蝋人形になるか、モノホンのビッチになるか、常識やら人格やらが壊れるか。このどれかですもん。ここまで破滅的なラストなんて乙女ゲーでは初めてです。
ただ、本音を言えばこういう救いのないラストってこれはこれでありだし、萌えだよねっていう感性なので、ぶっちゃけ無茶苦茶萌えたんですけどね。
いいじゃん、本人たちがそれで満足して幸せならさ。
こんな考え方なのでカナト君最萌なのでした。かわいいしね。
次に満足だったのがレイジさんルート。
プレイ開始直後は何この姑としか思わなかったのに、ちょっと進めただけで若干デレてきて、最終的には優しくなっていく。ここがよかった。
特に最終ブロックEcstasyでの某アバズレさんが表に出てきてからが最高潮に楽しかった!
人格を支配してるのは別人なのに身体は主人公なものだから、完全に振り回されるレイジさん。すごく萌えでした。
あれですね、有能なイケメンがどうしようもない女性に振り回されるってなんかすごくいいなと自分の萌えを自覚しました。不真面目なイケメンならここまで萌えないんだけどなんでだろう?
こちらもエンドは三種類なんですが、私が最も萌えたのはレイジさんが屈服するエンド2。こういうキャラって誰かに服従してるのが似合いますね。
後よかったのはシユウさんのボイス付きの艶っぽいセリフ、クスクスっていう笑い方まで色っぽくてたまりませんでした。
お兄さんルートではどう見ても悪役なレイジさんにちょっと同情しましたけどね。自ルートじゃないといまいちよさがわかりませんからしょうがないけど。
スバル君も初々しい反応は素直にかわいくて、ツンデレなんだなと微笑ましくなりましたが、すぐにものを壊すのがいただけなかった。主人公に暴力振るわないのはいいことだけど、すぐにものに当たるタイプはどうも苦手なんです。
アヤト&ライトはいじめっ子気質と変態は私の萌えにはヒットしなかったのが残念。
みんなそろいもそろって系統の違うSなので、イケボに罵られたいというM気質のある人には神ゲーだと思います。
自分ではM気質はないと思っている私もうっかりハマりましたもん。
加えてボイスの色気がやばい。イヤホンしてプレイしててニヤニヤが止まらない。シチュエーションを楽しむという遊び方ができるゲームなのでちょっとした萌え補給にすごく便利。
日常にちょっと刺激が欲しいときにでもまた定期的にプレイしたいな。
そんな風に思った、久々の乙女ゲーでした。
畳む
#お引っ越し記事 #ディアラバ
ちまちま進めてたのでフルコンプにも時間がかかりましたが、全部埋まりました!
集中してプレイすればボリューム的に三日もあれば十分フルコンプできるとは思われるのに、ゆっくり堪能していたためにここまで時間がかかったという。なんかね、一気に攻略しちゃうのってもったいなくないですか?こういう人って一定数いると思うんですが少数派かな?
購入のきっかけは、引っ越し先にはゲームショップとか本屋も近場にないから、楽しみを用意しておかないときついってことでした。
パッケージ見て「おっ?」と興味を惹かれ、裏返してキャストを確認して、即購入決定。だって好みの声優さんが多数出演してらっしゃるんだもの。
まだこの時はこのゲームがどんなコンセプトかなんて知りませんでして、
そして実際プレイしてみると…きっつぅ!というのが第一印象。いや、攻略対象がそろいもそろってドSとは知らなかったんですよ!
以下ネタバレ盛りだくさんにつき畳みます。
しかも初回プレイが一番痛いカナトルートだったのでなおさら。いい加減にかわいい系に真っ先に食いつく癖をなんとかしないとな(笑)。
二週目以降は「カナトくんより優しい!」とちょっとマイルドな感想でした。あれに比べればほとんどの乙女ゲーの攻略キャラは優しいけど。
一番衝撃が大きいのに慣れてしまえば、もうどっぷりハマる中毒性のあるゲームでした。
はっきり言ってそれが結論。
攻略対象はヴァンパイアの六人兄弟であり、長男と次男、三つ子、末っ子の母親はそれぞれ違っていて、もちろん性格などの特徴も違います。
ただし、全員ヴァンパイアなので定期的に血が欲しいんだけど?みたいなやり取りになり、そのたびに色気のあるボイス付きのやり取りあり。ここがまたね、声優さんの本気というか、声がやばいくらいの色気。ダミへマイクで収録したそうで、ボイスがほんとやばい。語彙が貧弱すぎて申し訳ないけど、そうとしかいえない。やばい。
最初こそツンツンしてた攻略対象と30のやり取りをして、吸愛度(好感度みたいなもの)とS度かM度を上げていき、そのパラメーターに応じて各キャラ3種類のエンディングが用意されているという仕様。
ゲームとしての難易度はそんなに高くないし、初心者でもとっつきやすい仕様が乙女ゲービギナーとしては嬉しい。
私は自分が平均くらいのゲーマーなんだろうなっていう自覚はあるけど、乙女ゲーマーとしては初心者だという自覚があるので、この仕様は大変ありがたかったです。
一見すると選択肢を選んでいくだけだし、そんなに難しくないんだろうなと思われがちだけど、これまでやった選択していくゲームってひとつでも間違えるとエンディング分岐とか、そんな鬼畜仕様だったりしたので、こういう取り返しつく仕様はとてもありがたい。
甘いシーンでも選択肢選びなおすために何度もやり直してるとめんどくさくなるじゃないですか。そういうタイプなので。
システム回りも快適でしたしね。地味にこの辺大事。
シチュエーションを楽しむゲームだと割り切った後は、ストーリーがぼんやりしてるのもこれはこれで妄想の余地があっていいなと思えるようになりましたしね。
自分は自他ともに認めるドSなのよ!っていう人以外は慣れればそれなりに受け入れられると思います。
さてさて、とりあえず自分はSでもMでもないなっていうタイプとしては、ちょっとでも隙を見せると襲い掛かってくる攻略対象は最初こそとっつきにくかったです。
説明書のどういう系統のドSなのか軽く触れられてまして、更に最初は攻略キャラは三人からしか選べなかったのでやっぱり最初は好みの子にしよう!
ということでかわいい系のカナト君を迷わず選んだんですが…説明書にも毒舌系って書いてあったし、俺様や変態よりはソフトだろうと思ってたんですが、全キャラ攻略してみると一番ドSでした。ええ、ほんとに。
しょっぱなからフォーク攻撃やら熱湯攻撃やらで、こういう子とは予想外でした。あれ、毒舌ってこういうのじゃなくないか?
カナトルートはしょっちゅう痛い展開が続き、これ本当に乙女ゲーなのかと首をかしげることも多かった。そもそもこれは恋愛なのか?
ただし、後半は最初の痛い展開が薄まっていき、甘さを感じるようになります。これだよ、乙女ゲーってこういうもんじゃないか!
最終的にエンディングでポカーンとなりましたが。
カナトルートはタイトルを体現したんだなっていうのが感想。三つのエンディング全部破滅的な終わりを迎えます。こういう展開が乙女ゲーで見られるとは思ってませんでした。まさしく悪魔的な恋人!
主人公が蝋人形になるか、モノホンのビッチになるか、常識やら人格やらが壊れるか。このどれかですもん。ここまで破滅的なラストなんて乙女ゲーでは初めてです。
ただ、本音を言えばこういう救いのないラストってこれはこれでありだし、萌えだよねっていう感性なので、ぶっちゃけ無茶苦茶萌えたんですけどね。
いいじゃん、本人たちがそれで満足して幸せならさ。
こんな考え方なのでカナト君最萌なのでした。かわいいしね。
次に満足だったのがレイジさんルート。
プレイ開始直後は何この姑としか思わなかったのに、ちょっと進めただけで若干デレてきて、最終的には優しくなっていく。ここがよかった。
特に最終ブロックEcstasyでの某アバズレさんが表に出てきてからが最高潮に楽しかった!
人格を支配してるのは別人なのに身体は主人公なものだから、完全に振り回されるレイジさん。すごく萌えでした。
あれですね、有能なイケメンがどうしようもない女性に振り回されるってなんかすごくいいなと自分の萌えを自覚しました。不真面目なイケメンならここまで萌えないんだけどなんでだろう?
こちらもエンドは三種類なんですが、私が最も萌えたのはレイジさんが屈服するエンド2。こういうキャラって誰かに服従してるのが似合いますね。
後よかったのはシユウさんのボイス付きの艶っぽいセリフ、クスクスっていう笑い方まで色っぽくてたまりませんでした。
お兄さんルートではどう見ても悪役なレイジさんにちょっと同情しましたけどね。自ルートじゃないといまいちよさがわかりませんからしょうがないけど。
スバル君も初々しい反応は素直にかわいくて、ツンデレなんだなと微笑ましくなりましたが、すぐにものを壊すのがいただけなかった。主人公に暴力振るわないのはいいことだけど、すぐにものに当たるタイプはどうも苦手なんです。
アヤト&ライトはいじめっ子気質と変態は私の萌えにはヒットしなかったのが残念。
みんなそろいもそろって系統の違うSなので、イケボに罵られたいというM気質のある人には神ゲーだと思います。
自分ではM気質はないと思っている私もうっかりハマりましたもん。
加えてボイスの色気がやばい。イヤホンしてプレイしててニヤニヤが止まらない。シチュエーションを楽しむという遊び方ができるゲームなのでちょっとした萌え補給にすごく便利。
日常にちょっと刺激が欲しいときにでもまた定期的にプレイしたいな。
そんな風に思った、久々の乙女ゲーでした。
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#お引っ越し記事 #ディアラバ
大分スローペースでしたが、無事トーマルート二週目を堪能して落ち着いたのでまとめ感想です。
内容の核心に触れておりますので当然ここから先ネタバレがございますので畳みます。
さて、トーマ以外は攻略してからかなり経っているのでちょっと記憶が薄れてきてるところもありますが、統括するととても面白い作品でした!
糖度の高いイチャイチャや、安心感のある優しい作品が好きという方には正直お勧めしにくいという、ちょっと尖った個性的な作風ではあります。
ただし、世界観や物語の背景が多少物騒でも主人公たちは大丈夫!という安心感にちょっと物足りなさを感じている方にはいい感じに新鮮だと思います。私がそういうタイプなので、この作品はいいスパイスでした。言い方アレですが(笑)
ここのところプレイしてた乙女ゲーは世界観的には物騒だったり、設定がなかなか尖っていましたが、主人公だけは何があっても大丈夫という安心感がたたってちょっと退屈に感じていることもありましたので、なおさらでした。いや、それが一番大事なんだけども。甘いものばっかり食べてると好きなものでも飽きるというか。たまには刺激物が欲しくなるあの感じです。
主人公が記憶喪失で相手のことを覚えていないのに対し、相手は主人公のことを好きというところから始まるのも斬新でした。大抵は主人公が相手に好意を持ってもらうように頑張る、みたいな展開ですし。頑張らなくても自然と上がっていくシナリオでもプレイヤー的にはそう。
何よりこのゲームの特筆事項と言えば、やはり主人公のデッドエンド率の高さですね。要注意事項でもある。
エンディングリストにずらりと並ぶ、尋常じゃないバッドの数々(乙女ゲーでここまで数多くのバッドエンド見たのは初めてでした)!
しかも死因もバリエーション豊富という細かいこだわりぶりに脱帽です。いきなり井戸に落とされた時は何が起こったのかと思いましたよ。そのあとの檻もあれでしたが。最初はなぜこんなところにここまで力を入れているんだと首を傾げたのも懐かしいです。普通の乙女ゲーはバッドよりハピエンに力を入れるものですし。
なぜわざわざ後味の悪いバッドエンドがこんなに用意してあるんだと途中で疑問に思ったものの、ウキョウルートで判明した事実に納得がいきました。どんだけ一途なのかと。殺し愛も萌えるのできゅんとしました。
攻略キャラとの愛情の形もそれぞれ違っていてよかったですね。攻略キャラが見事にタイプバラバラなので、ルートごとに違った雰囲気が楽しめました。世界ごとに異なる関係というのもまた上手い料理の仕方だと思いましたしね。何かにつけて物騒な作風だから、トーマのあれもそこまで異常じゃないと思ってしまうのはさすがに自分毒されすぎですが(笑)。
比較的地雷少な目だと思っているので、多少のバッドエンドは全然耐性あり。むしろ場合によっては萌えたものもいくつかあります。
それでもきついと感じたのはやっぱりファンクラブ関連。
あれ、なんでもないよとやり過ごせるプレイヤーどのくらいいるのか。
デッドエンド平気なたちでもあれは耐えられなかったです。特にイッキルートの肝試しのあれ。次点がトーマルートの嫌がらせの数々。精神的にくるものがありましたね…乙女ゲーでこの手の要素って誰得なんだと。
ファンクラブ会員のやってることがどっちも普通に犯罪でびっくりしました。最初にプレイしたのがトーマルートだったので衝撃も大きかったですね。なぜ乙女ゲーでこんな陰湿な嫌がらせをされなきゃならないんだ。普通の人はどんなに嫌いな相手に対してもここまでしません。主人公そんなに恨み買ってたの?記憶喪失だからいい子そうな雰囲気なだけで、記憶がなくなる前はものすごく悪人だったのか?
などと邪推してしまいました。相当ヘイト溜めてなきゃ、あれだけのことはされないだろうと思ってしまった口です。実際お礼言わないし謝らないタイプらしかったので、個人的に仲良くできないタイプだとは感じましたが。だからといって犯罪行為までしていいことにはなりませんよ。
一通りシナリオは読破済み、おまけも既読でもちょっとわからないところが多かったのでちょっと調べてみましたが、神さまにお願いしたことが叶ったということらしいですね。
イッキの女の子にモテたいはともかく、神さまにお願いするほど主人公が憎いファンクラブっていうのも相当アレですね。トーマの檻と張りますね。
と、ここまでダラダラ感想書き続けてなんですが、そろそろまとめようと思ってきたので統括しようと思います。
自分的最萌はトーマでした。
やらかしたことは擁護できませんが、あれはあれで無茶苦茶萌えたのでやっぱりトーマ最萌でした!お母さんみたいな言い方も地味にいいものだと思いましたし、何より「慈愛と狂気」というテーマがツボりました。恋は盲目的に好きな相手のためなら本当にどんなことでもするというのが愛と狂気の紙一重でとてもよかった。
ただ、二次元でもゲームでもリアルに考えてしまう方にはやっぱりドン引きなんだろうなとも思います。この辺は個人の感覚だし仕方がない。突っ込みどころが一番多いけども、やっぱりゲームだとわかった上で作中にのめり込める人、更にヤンデレを許容できる方にはかなり人気出そうですね。実際はわからないけども。あくまで印象です。
シンも本来好みな要素が多めに入っているんですが、いかんせん同じ幼馴染のトーマが強烈すぎでした。
お兄ちゃんが印象に残りすぎてシンが空気な感じしかしません。…好みの子なんだよなぁ、ただトーマに食われた感あるし、シナリオも推理もの感しかしなかったんだよ。乙女ゲー的恋愛要素薄いし、主に調査と推理しかしてないからなおさら印象に残らないんだよなぁ。
エンディングの手つなぎとか、強引な年下幼馴染っていう萌えもたくさんあったにはあったけども、全編ミステリでお兄ちゃんの印象が強すぎた。それが特にどうということもないと思ってしまう原因だと思います。一言で言うと、「惜しい」。ほんとこれに尽きます。
ケントルートは大体テンプレ的に、「いい意味で予想を裏切ってくれました」といった感じですね。
序盤ではやたら上から目線でいちいち理屈っぽい系なんか感じの悪い人、でした。これは私だけの感想でもないと思います。
理系キャラだとよくある態度ではある。そして私はこの手の理屈っぽい人はそこまで嫌いでもないので、「いずれデレるんだろう」と思いつつ進めていました。中盤あたりで全ルートで唯一オリオンの存在を理解することとなります。ここが一番の転換点。
他のキャラだと「妖精なんて…頭おかしくなった?」みたいな展開になりそうなのに、ケントは理屈で考えるたちなので逆にすんなり納得。記憶喪失が判明してからの友好関係にほんわかです。理系だからこその不器用な関係って、はたから見てて微笑ましい。
理屈っぽいのに一番癒し系だと感じた自分に不思議でした。いやぁ~ケントいいわあ!
その分、このルートの主人公が苦手でしたが。犬関連は実際に飼っていた人とそうでない人では見方が大きく変わりそうではありますね。私は苦手なもので、なぜケントに一切責任がない状況であれだけ八つ当たりできるのかわからないというわけで、主人公が無理でしたが。
エンディングもベスト扱いのエンドが無理だった派です。主人公が罪悪感もたないのがよくわからないなってことで。ケント本人はよかっただけに残念でした。
イッキルートは…元々色男タイプは趣味じゃないので良さがわからず。ことあるごとにグイグイ来るのも自分には合わなかったですね。残念。
ラストにウキョウルートですが、本人のルートに入るとこれまで散々バッドエンド送りにしてくれた相手にはこんな事情があったんだと、見る目が変わるルートでした。
真相ルートではあるものの、他ルートとは別格みたいな印象を受けたので今までのはなんだったんだろうと感じなくもなく。それでも萌えてしまうのでやっぱり彼も好みでした。
普段ヘタレな雰囲気しかしないのに、裏が出てくると一気に攻撃的になるのも個人的萌えです。こういう危なっかしいのは二次元では美味しい要素ですからね。すでにトーマルート見てるんだから今更だし。
最後の選択肢で許すか許さないかを選べるので、この辺はユーザーに寄り添ってる感がありました。ここで許さないを選ぶと確実にバッドエンドだと察しつつも、許せないというプレイヤーも当然いるだろうし、ここもよかったですね。
畳む
で、結局何が書きたかったのかといえば、一言で「面白かった」!これが統括感想ですね。
じゃあダラダラ書かなくてもいいんじゃないかとなるわけですが、やっぱり感想は書いておきたかったので。備忘録みたいな感じです。
そろそろRPGやりたい気分になってはいます。TORやりたいともう一年くらい思ってるんですが、購入したはずのソフトが未だに見つからず…たしかに説明書パラパラやった記憶はあるんですがねぇ…ソフトが見つからないって初めてのことなのでどうなってるのかさっぱりです。なんかアムネシア関係ないオチですみません。
#お引っ越し記事 #アムネシア